デザートブーツ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/11 01:27 UTC 版)
チャッカブーツに似るが、よりカジュアルなデザインと素材で構成されたもの。
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デザートブーツ(軍用)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/11 01:27 UTC 版)
ジャングルブーツの発展型として開発されたもので、砂漠地域で用いるためのもの。中東地域派遣部隊の将兵により着用される。ジャングルブーツと構造はほぼ同じだが、砂との摩擦で痛み難いように革部分にはスエードが用いられ、靴底は熱せられた砂の上を長時間歩くことを考えて耐熱性の高い素材が使われている。色は迷彩効果を考えて淡い茶色となっている。
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デザートブーツ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/08/27 04:18 UTC 版)
デザートブーツはチャッカブーツと同様なデザインで、2組の紐穴を持ち、靴底に天然ゴムを用いたブーツである。(近年では合成ゴムのソールもある。) この靴は1950年にクラークス社(C&J Clark Ltd.)より発売され、1950年代から1960年代に流行した。 デザートブーツをデザインしたネイサン・クラーク(Nathan Clark)はクラークス社の創始者の一人、James Clarkのひ孫である。 ネイサンは1941年からイギリス王立陸軍戦務部隊員として当時のビルマに出兵し、ラングーンから重慶への中国軍への補給路確保の任務についていた。それと同時に、ネイサンは出兵前に兄弟から従軍中に世界中の靴を調査するように言われていた。1944年に北アフリカ戦線に参加していたイギリス第8軍がカシミアに移動した時に、ネイサンはイギリス第8軍の兵士の中に珍しい靴を履いている者を見つけた。その靴はくるぶし丈のスエードのブーツで、カイロのバザーで作られた靴であった。ネイサンは従軍中にその靴のスケッチとラフなパターンをイギリスサマセット州のクラークス社へ送っている。(ただしその靴が作成されるのは彼が帰国後である。) ネイサンは帰国後、最初のデザートブーツを作成したが、当初社内ではその奇妙な靴が売れると思われていなかった。当時ネイサンは社内の海外向け製品の開発マネージャだったため、この靴の海外への販売を目指した。そこで、デザートブーツを1949年に開催されたシカゴの靴展示会に出展し、それがアメリカの歴史のあるファッション誌Esquireに紹介され注目を集めた。そのため、デザートブーツはイギリスより先にアメリカで発売され、アメリカで流行し、逆輸入される形でヨーロッパにも流行していった。 デザートブーツはライニングがなく、ソールもクレープソールのため、とても軽く、やわらかい。デザートブーツはチャッカブーツよりもカジュアルな靴と認識されており、ジーンズやチノ・パンツなどのリラックスした服装に合わせることが多い。
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