ディクシーコング
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ディクシーコング(Dixie Kong)は、任天堂発売のゲームソフト、ドンキーコングシリーズに登場するキャラクター。
概要
ピンク色のベレー帽を被り、ピンク色のベストを着たキャラクター(『ドンキーコンガ2』以降は帽子のバッジが取り外されており、『ぶらぶらドンキー』以降は膝の布が無くなっている)。性別はメス。ディディーコングのガールフレンド。ドンキーと同じゴリラであり、日本国外ではクランキーの親戚という設定を持つ。また、日本国外では「タイニーがディクシーの妹である」との設定があるが、日本では公式な設定として紹介されていない(タイニーコング(英語版)を参照)。
イニシャルはドンキー、ディディー、ディンキーとおなじ「DK」である(ただし、『マリオカート ツアー』でカートに表示されるエムブレムでは「DX」になっている)。
金色のポニーテールがトレードマークで、自由に操って敵を攻撃したり、物を持ち上げて投げることもできる。本人の腕力は非力だが、ポニーテールはかなりの怪力を持っており、ドンキーと同じように物を軽々と持ち上げ、投げることができる。また、体を回転させることによって生じる遠心力で相手にポニーテールをぶつける「ポニーテールスピン」や、空中で回転させることによって落下速度を遅らせ、滞空時間を利用して移動する「ホバリング」を使う。『ドンキーコング たるジェットレース』では、珍しく縦に回転させて攻撃する。
ギター演奏をしているなど手先も結構器用であり、『ドンキーコング トロピカルフリーズ』では待機モーションとしてエア・ギターを披露した(他には体操を披露する)。『スーパードンキーコング2』ではギターの色は青だったが、『ドンキーコング トロピカルフリーズ』では黄色になっている。声は標準より高い方で、初登場作品から大きな変化は無い。また、ゲーム内で風船ガムを噛んでいたり、蜂蜜を舐めていることがある。
性格は活発で天真爛漫。敵にやられたり、チームアップで投げつけられると泣き出すといった、幼い一面もある。
声はアニメ版『ドンキーコング』ではベッキー、ゲーム版はドンキーコングシリーズでは開発スタッフのケヴィン・ベイリス(加工ボイス)が担当していたが、『ドンキーコングたるジェットレース』、マリオシリーズでは『スーパーマリオスタジアム ミラクルベースボール』以降、笹島かほるが声を担当している。
歴史
初登場は『スーパードンキーコング2』(1995年)で、クレムリン軍に捕らえられたドンキーコングを助け出すため、前作の『スーパードンキーコング』(1994年)にも登場したディディーコングの相棒として登場した。
前作には登場していないものの、「ディディーのガールフレンド」という設定から、何の問題も無くコングファミリーの中に溶け込んでいる。また、登場以前の事について、詳しい設定はなされていない。能力はポニーテールスピンを除けばディディーとほぼ一緒。ジャンプやチームアップで投げる距離はディディーよりほんの少し上だが、走る速度やロープアクションはディディーと比べればやや鈍い。
続編である『スーパードンキーコング3』(1996年)では主人公として登場。この作品ではドンキーだけでなくディディーも行方不明になってしまったため、相棒は新キャラクターのディンキーコングとなっている。ディンキーはディディーよりも体重が重く、チームアップ(相棒を肩車し、投げる技)は行えているが、体重差がかなりあるため、担いだままの移動や投げる距離などにかなりのハンデを負う。また、逆にディンキーの上に乗り、玉乗りのようにして進むといった、かなり大胆なこともしている。
『ドンキーコング64』(1999年)には登場せず(彼女と同じ滞空能力を持つタイニーコングが登場している)、その後しばらく出番がなかったが『ドンキーコンガ2』(2004年)で久しぶりに復活する。
『スーパーマリオスタジアム ミラクルベースボール』(2005年)では、隠しキャラクターとしてマリオシリーズへ出演することになった。これを皮切りにマリオシリーズにも時々ではあるが、出演するようになる。『ぶらぶらドンキー』(2005年)では冒険に出掛けることはなく、ミニゲームのみ使用可能。このようにサブキャラクターや隠しキャラクターといった扱いが目立つこともあったが、『ドンキーコンガ3』(2005年)にはメインキャラクターとして参戦した。同じく『ドンキーコング たるジェットレース』(2007年)でもメインキャラクターとして登場しており、日本国内ではタイニーと初共演となった(日本国外では、国外発売の『ディディーコングレーシングDS』で共演している)。他にも『スーパーマリオスタジアム ファミリーベースボール』(2008年)でも共演する。『ドンキーコング ジャングルクライマー』(2007年)では『ぶらぶらドンキー』同様冒険することは無いが、通信対戦時に使用可能。また、エクストラステージの説明をしてくれる。
『ドンキーコング トロピカルフリーズ』(2014年)では、本編のプレイヤーキャラクターとして登場する(条件を満たせば、他のコング同様単独で操作ができる)。ドンキーだけでなく、クランキーとも初めて共に旅をすることになる。ポニーテールを使ったアクションが増えており、ハンドスラップのように地面を叩いたり、水流に逆らって進むことのできる「ポニーテールスクリュー」などを駆使する。また、『ドンキーコング64』に出ていなかったこともあり彼女には専用のウェポンが与えられていなかったが、今作で専用ウェポン「ガムボール・ポップガン」を使用することになる。他のコングと同様、様々な表情変化が見られる。
『大乱闘スマッシュブラザーズX』(2008年)ではディディーとペアで出す予定で、タッチすることで2人を入れ替えるはずだったが、製作の事情によりカットになった[1]。
アニメでの設定は『ドンキーコング (アニメ)』の項を、ディクシーの外観は公式サイトを参照。
登場作品
- スーパードンキーコング2 ディクシー&ディディー
- スーパードンキーコング3 謎のクレミス島
- ディディーコングパイロット(発売中止)
- ドンキーコンガ2
- ドンキーコンガ3
- ぶらぶらドンキー
- ディディーコングレーシングDS(国内未発売)
- ドンキーコング たるジェットレース
- ドンキーコング ジャングルクライマー
- ドンキーコング トロピカルフリーズ
ゲスト出演
- スーパーマリオスタジアム ミラクルベースボール ※隠しキャラクター
- マリオバスケ3on3 ※隠しキャラクター
- スーパーマリオスタジアム ファミリーベースボール
- マリオカート ツアー
脚注
ディクシーコング
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「ドンキーコングシリーズ」の記事における「ディクシーコング」の解説
ディディーのガールフレンドであるメスのゴリラ。『2』においてドンキーに代わるディディーの相棒として初登場し、『3』ではドンキーとディディーの両者が攫われたため主役を務めた。その際、ディンキーコングと一緒に冒険した。
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ディクシーコング
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「マリオとドンキー」の記事における「ディクシーコング」の解説
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ディクシーコング
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「スーパーマリオくんの登場キャラクター」の記事における「ディクシーコング」の解説
『スーパードンキーコング2』から登場したディディーの恋人。終盤において登場し、ポニーテールで凍ったドンキー達を投げつけて怒りのネッキーを倒した。
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ディクシーコング
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「ドンキーコング たるジェットレース」の記事における「ディクシーコング」の解説
ディディーコングのガールフレンド。スピードが最低な代わりにハンドリング、加速はともに最高クラス。タイニーと比較すると言動が若干サルっぽい。キャスと対のキャラクター。
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ディクシーコング
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「マリオシリーズのキャラクター一覧」の記事における「ディクシーコング」の解説
ディディーコングのガールフレンド。『マリオバスケ3on3』に登場以来、スポーツゲームに時々プレイヤーキャラクターとして登場するようになった。
※この「ディクシーコング」の解説は、「マリオシリーズのキャラクター一覧」の解説の一部です。
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ディクシーコング(Dixie Kong)
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「コングファミリー」の記事における「ディクシーコング(Dixie Kong)」の解説
詳細は「ディクシーコング」を参照 『スーパードンキーコング2』より登場。ディディーコングのガールフレンド。身長はディディーと同じくらいだが彼女もゴリラである。ポニーテールがトレードマークで、スピンさせて敵を倒したり空中を滑空する「ポニーテールスピン」が得意技。髪で樽を持ち上げることもできる。 イニシャルはドンキー、ディディー、ディンキーとおなじ「DK」である。 日本国外ではクランキーコングの親戚で、タイニーコングの姉妹という設定を持つ。
※この「ディクシーコング(Dixie Kong)」の解説は、「コングファミリー」の解説の一部です。
「ディクシーコング(Dixie Kong)」を含む「コングファミリー」の記事については、「コングファミリー」の概要を参照ください。
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