タロとジロ
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タロ(1955年(昭和30年)10月 - 1970年(昭和45年)8月11日)とジロ(1955年(昭和30年)10月 - 1960年(昭和35年)7月9日)は日本による初期の南極地域観測隊に同行した樺太犬の兄弟である。南極に取り残されながら共に生存し、1年後に救出されたことで有名になる。
- ^ 南極物語のモデルとなった樺太犬タロとジロの生涯とはわんちゃんホンポ公式サイト
- ^ 南極観測船「宗谷」航海記 196頁
- ^ a b 南極観測船「宗谷」航海記 197頁
- ^ 嘉悦 2020, pp. 286–291.
- ^ 嘉悦 2020, pp. 294–304.
- ^ “タロとジロ守った?「南極物語」に“第3の生存犬” 元越冬隊60年目の証言 毎日新聞 2018/10/13 17:00
- ^ フジテレビトリビア普及委員会『トリビアの泉〜へぇの本〜 1』講談社、2003年。
- ^ “タロ・ジロ里帰り”. 稚内市青少年科学館. 2008年9月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年1月3日閲覧。
- ^ 日本南極観測50周年記念 ふしぎ大陸南極展 2006 国立科学博物館
- ^ “元南極観測隊員の北村さん初参列 稚内で樺太犬の慰霊祭”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (2014年8月3日). オリジナルの2014年8月10日時点におけるアーカイブ。 2014年8月3日閲覧。
- ^ 嘉悦 2020, pp. 324.
- ^ “タロとジロ守った?「南極物語」に“第3の生存犬” 元越冬隊60年目の証言”. 西日本新聞 (2018年10月13日). 2018年10月17日閲覧。
- ^ 嘉悦 2020, pp. 307–308.
- 1 タロとジロとは
- 2 タロとジロの概要
- 3 帰国後
- 4 慰霊祭
- 5 脚注
- 6 外部リンク
タロとジロ
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詳細は「タロとジロ」を参照 同種の代表的な犬としては、タロとジロがいる。タロとジロは、1957年に日本の南極地域観測隊第一次越冬隊に、物資輸送で犬橇をひくために派遣された22頭のうちの2頭。南極の東オングル島にある昭和基地に派遣された。 第二次越冬の失敗に際して、隊員と一緒に引き上げられなかった犬たちは、1か月分の食料を与えられ、南極に置き去りにされた。1年後、第三次越冬隊が昭和基地へ戻ってきたとき、残された15頭の内、タロとジロの2頭が生き延びていた。この2頭はそのまま第三次越冬隊と共に任務に就いた。 越冬隊の撤退から再上陸までの1年間を南極大陸で生き延びたことで、タロとジロは一躍有名になり、後に映画『南極物語』にも取り上げられた。同映画本編では「からふとけん」でなく「からふといぬ」と言い表されている。 タロの剥製は北海道札幌市にある北海道大学農学部博物館に、ジロの剥製は東京上野にある国立科学博物館に展示されている。
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