ソ連・東欧公演、および豊富な現地録音とは? わかりやすく解説

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ソ連・東欧公演、および豊富な現地録音

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/01 08:25 UTC 版)

ロイヤルナイツ (ボーカルグループ)」の記事における「ソ連・東欧公演、および豊富な現地録音」の解説

ロイヤルナイツ海外演奏旅行は、ソ連公演限定すると7回、ソ連東欧公演として数えると8回となる。1回ソ連公演では、約2ヶ月かけて、ほぼ全土を回る。 コンサートの全合計回数は、350回説から500回説までかなり幅があるが、今日(21世紀)の日本では500回説が主流のようである。また歳月と共に、それが7回(ソ連のみ)の合計か、それとも8回(ソ連東欧)かという区別も、曖昧に語られることが多くなっている。 ソ連公演は、1966,1967,1968,1970,1972,1975,1978年の計7回。東欧公演(ルーマニアハンガリーユーゴスラビア)は、1968年第3回訪ソに先立って1ヶ月間行われた。 バンドピアニストは、1966年68年菅野光亮1967年70年72年78年結城久。 同行共演した歌手は、1966年須美杏子1968年早川令子1970年大庭照子1972年が泉麗子長沢澄子197578年が滝むつみ。 ソ連公演先立ち山下他のメンバーロシア語特訓し発音現地聴衆通用するレベルにまで鍛え上げた加えて山下自身も、並み居る現地名歌手を悉く凌駕するほどの卓越した歌唱力持ち主であったことから、最初ソ連演奏旅行で、ロイヤルナイツ一気スターダムのし上がることになる。想定外人気沸騰により、第1回訪ソでは各都市追加公演次々と為され最初レコーディング行われたこの人爆発のゆえに、以降ロイヤルナイツ毎年のようにソ連招聘されることになり、レコーディング機会も更に与えられることになった当時ソ連国営レコード会社レーベルメロディア」から、さまざまなEP・LP出されている(詳細は次章参照)。枚数多く売れたので、今日旧ソ連地域にも多数現存する考えられYouTubeにも盛んに投稿されている。 ステージでロシア民謡ソ連歌謡ふんだんに歌われたが、メロディア収録曲は、当時流行日本の歌謡曲中心であった歌詞は、大半日本語のまま歌われたが、『明日があるさ』(露訳題 У нас есть завтра、収録1966年)や、『涙の日曜日』(露訳題 Я иду искать тебя、収録1970年)のように、日本語歌詞露訳された歌詞交互に歌った例もある。 歳月と共に忘れられ検索著しく困難となった曲もある一方で、『ウナ・セラ・ディ東京』(露訳題 Вечерний Токио、収録1968年)の如く日本歌謡史上に残る名曲少なからず存在するレコード・ジャケット共に印刷がすべてロシア語であるため、日本ではこの録音群の存在すらほとんど知られていないが、演奏レベル極めて高く今後再評価大い待たれるところである。 「メロディア」のロイヤルナイツレコード作曲者名・作詞者名には誤植ミスプリ)が多いので、注意が必要である。 また、レコード以外にも、放送番組収録コンサート会場フィルム撮影などにより記録され優れた歌は相当数あると考えられ、それはYouTube投稿からもうかがい知れる。 (以下、参加メンバーは、トップテナー‐セカンドテナー‐バリトンバスの順)

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