スティング・オークレー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/08 07:18 UTC 版)
「生体CPU」の記事における「スティング・オークレー」の解説
声優:諏訪部順一 【年齢:不明(推定17歳) 血液型:A型 身長:172cm 体重:59kg 髪:黄緑 瞳:黄色】 RGX-01(ZGMF-X24S)カオスのパイロット。 地球連合軍第81独立機動群ファントムペインに所属するMSパイロット。仲間のアウル、ステラと共にザフト軍の軍事工廠「アーモリーワン」を襲撃し、セカンドステージシリーズのMSを奪取する。以降、奪取時に搭乗したカオスを自分の乗機とする。その後、自分の身分を隠して、ディオキアの崖付近の洞窟にいたステラを救助しに来た際、彼女と共にいたシンとも出会っている。 3人のエクステンデッドの中では、最も冷静な判断能力を有しており、アウルとステラにとっては兄のような存在で、リーダー的な役割を果たしている。ファントムペインの宿命をもっとも理解しており、「ファントムペインに負けは許されない」と口にした事もある。アウルの死後、「最適化」によって記憶に空白が生まれ情緒不安定となっていった。非戦闘時はアウルと二人で遊んでいる事が多く、ガーティ・ルーではカードゲーム、J.P.ジョーンズではバスケをしている。ステラへの面倒見も良い。 アーモリー・ワンでは、アスランが搭乗するザクウォーリアの左腕を切断し、シンが搭乗するソードインパルスのエクスカリバー レーザー対艦刀を真っ二つにする活躍も見せた。小惑星帯での戦闘で、ショーンの搭乗するゲイツRを撃破している。しかし、ユニウスセブンでの戦闘では、イザークとアスランの連携によって、ビームライフル、シールド、機動兵装ポッドを破壊され、撤退した。 ステラがロドニア研究所に向かい捕虜になった事で、記憶からステラの存在を消されてしまい、後に再会しても全く気に留める事はなかった。地上に降りてからは主にアスランと交戦するが、クレタ沖での戦闘でキラが搭乗するフリーダムの介入により、機体を大破させられ、負傷している。その後アウルが戦死し、事実上ファントムペインのエクステンデッドは彼一人になってしまう。 ベルリンでの戦闘において、アークエンジェル所属のムラサメ3機と空戦の末、カオスを撃墜されてしまう。これは『SEED』『SEED DESTINY』において専用機に乗っていながら量産機に撃破された唯一の例となったが、無事に生還している。 ヘブンズベース攻防戦において、5機投入されたデストロイの1号機に搭乗した。生体CPUとしての調整のため、記憶の空白と度重なる薬物による強化調整で以前の冷静さは無く、破壊を愉しむ狂的な性格に変貌していた。SEED覚醒したシンが搭乗するデスティニーによるアロンダイトビームソードの攻撃でコックピットごと腹部を串刺しにされ、最期を迎える。小説版では、その際も瀕死の状態で尚もデストロイへの執着心を貫いていたが、アウル、ステラと思われる存在が現れ、2人の事を「面倒を見てやらないと仕方がない」と感じた彼は、記憶を取り戻したかのような描写の後、2人の元へ行く形で死亡した。彼の死を以って、エクステンデッドは全滅した。 一部のファンから親しみを込めて「オクレ兄さん」と呼ばれており、この呼称を担当声優の諏訪部も気に入ったようでラジオ番組に参加した時に借用した[要出典]。
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