シフトダウン
変速段位を下げる変速操作のことで、例えば3速→2速へ変速することである。MTのシフトダウン時の操作力は、シフトアップ時よりも大きい。その理由は、シンクロナイザーリングの同期作用時に、シフトダウンでは攪拌抵抗に打ち勝って次段位のギヤ回転を上げなければならないので同期力が大きくなる。ダブルクラッチ操作をすれば小さくなる。その制御は変速の途中にニュートラル域をつくり、そこでエンジン回転を上げたあとに次段位の摩擦要素を締結する。
シフトレバーの配置
(シフトダウン から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/22 07:06 UTC 版)
シフトレバーの配置(シフトレバーのはいち)では自動車の運転席においてシフトレバーが設けられている位置について記述する。
- ^ 電気自動車の場合、乗り物に適した電動機が使えるため、ほとんどが多段変速機を必要としない。鉄道車両の場合も、気動車・ディーゼル機関車が自動車と同様の手動、もしくは自動の多段変速機を必要とするのに対し、電車・電気機関車は最高速度が300km/hを超える高速鉄道用の動力車でも、減速機構は永久一段である。
- ^ 一般的なHパターンのMTの場合、レバーの前後及び左右方向の動きを、2本のワイヤーの前後動で変速機に伝えている。
- ^ ローラ・T70、フォード・GT40など。
- ^ アップ、ダウン共に、順に一段ずつ変速を行う方式。
- ^ ステアリング・ホイールの奥(下)にパドル状(多くは扇形)の変速スイッチを一組(アップとダウンを一つずつ)持ち、指先でそれらを手前に引くことで、ステアリング・ホイールから手を離すことなく変速操作ができる。
- ^ “F1のトランスミッションとは?パドルシフトを使った8速セミオートマチック【自動車用語辞典:F1の技術編】”. clicccar.com. 2020年5月15日閲覧。
- ^ ハーレーのクラッチ&シフト(ハンドシフトの仕組み)
- ^ [1]
- 1 シフトレバーの配置とは
- 2 シフトレバーの配置の概要
- 3 シフトレバー
- 4 配置区分
- 5 オートバイ
- 6 脚注
「シフトダウン」の例文・使い方・用例・文例
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