ゴープラムとは? わかりやすく解説

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ゴープラム【(梵)gopuram】

読み方:ごーぷらむ

ヒンドゥー教建築寺院の門。ピラミッド形高層のものが多く、石、またはれんが造りで、外面彫刻ほどこされている。


ゴープラム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/09/16 02:07 UTC 版)

ゴープラムタミル語: கோபுறம் / Gōpuram)は、南インドヒンドゥー教寺院英語版に見られる塔門又は楼門建築である[1][2][3]。壁で囲まれたドラヴィダ様式のヒンドゥー教寺院複合(コーヴィルタミル語版)の出入り口に置かれ[3][4][5]、宗教的には聖俗を分かつ山門としての機能を有する[2]。歴史的には、9世紀ごろチョーラ朝期から建てられはじめ、時代が下るほど高大なものが建てられるようになった[2]。地理的には、テルグ語圏よりも南の地域に分布し、さらに、交易や人的交流によりドラヴィダ文化の影響を受けた東南アジアにまで広がる。




  1. ^ a b c d e 『南アジアを知る事典』「ヒンドゥー建築」の項(p.239、執筆者小倉泰)
  2. ^ a b c 『南アジアを知る事典』「ヒンドゥー教美術」の項(p.618、執筆者肥塚隆)
  3. ^ a b c d e Gopura, Architecture”. Encyclopædia Britannica. 2008年1月20日閲覧。
  4. ^ Ching, Francis D.K. (1995). A Visual Dictionary of Architecture. New York: John Wiley and Sons. p. 253. ISBN 0-471-28451-3. 
  5. ^ Ching, Francis D.K. (2007). A Global History of Architecture. New York: John Wiley and Sons. p. 762. ISBN 0-471-26892-5. 
  6. ^ Sellby, Martha A.; Indira Viswanathan Peterson (2008). Tamil geographies: cultural constructions of space and place in South India. SUNY Press. 
  7. ^ Lienhard, Siegfried; von Hinüber, Oskar, eds (2007) (German). Kleine Schriften [Collected Writings]. Harrassowitz Verlag / Glasenapp-Stiftung. ISBN 9783447056199. https://books.google.com/books?id=uo6t6kRviioC&dq=9783447056199&q=gopuraam#v=snippet&q=gopura&f=false 2014年2月5日閲覧。. 
  8. ^ S. Sundararajan (1991). Ancient Tamil country: its social and economic structure. Navrang. 
  9. ^ a b c Great Living Chola Temples”. UNESCO World Heritage Centre (2004年). 2015年9月16日閲覧。
  10. ^ a b Mitchell, George (1988). The Hindu Temple. Chicago: University of Chicago Press. pp. 151–153. ISBN 0-226-53230-5. 
  11. ^ Harle, 320-325


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