ヴァイシェーシカ学派
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/14 10:43 UTC 版)
ヴァイシェーシカ学派(ヴァイシェーシカがくは、梵: वैशॆषिक、Vaiśeṣika)は、インド哲学(ダルシャナ)の学派であり、現代では六派哲学の一つに数えられる[1]。カナーダが書いたとされる『ヴァイシェーシカ・スートラ』を根本経典とする。現代では一種の自然哲学と見なされることもある。漢訳は勝論、勝宗。
- ^ “六派哲学”. ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典. 2020年8月23日閲覧。
- ^ 宮坂宥勝 「インド哲学思想と密教 - 序説」 『現代密教』 7号 智山伝法院、2018年 。75頁。
- ^ a b c 立川武蔵「井上円了の『外道哲学』」『井上円了選集』第22巻、2003年、 701頁。
- ^ a b 宮元啓一・小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)『勝宗十句義論』 - コトバンク
- ^ a b 興津香織 「基師の数論と『金七十論』」 『印度學佛教學研究』 67巻2号 日本印度学仏教学会、2019年 。570頁。
- ^ 雲井昭善 「<書評・紹介> 金倉円照 : インドの自然哲学」 『佛教学セミナー』 14号 大谷大学佛教学会、1971年 。75頁。
- ^ 友岡雅弥 「ニヤーヤ・ヴァイシェーシカ学派の実在論的展開」 『待兼山論叢. 哲学篇』 14号 大阪大学文学部、1980年 。39頁。
- ^ 中村元 「普遍の觀念を手がかりとするヴァイシェーシカ體系の考察」 『印度學佛教學研究』 7巻2号 日本印度学仏教学会、1959年 。
- 1 ヴァイシェーシカ学派とは
- 2 ヴァイシェーシカ学派の概要
- 3 関連項目
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