オリンピック中継エピソードとは? わかりやすく解説

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オリンピック中継エピソード

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/15 04:54 UTC 版)

工藤三郎」の記事における「オリンピック中継エピソード」の解説

1994年リレハンメルオリンピックスキージャンプ団体戦で、原田雅彦の二回目が「世紀大失敗ジャンプ」に終わり日本チームドイツ逆転され金メダル逃してしまう。この試合実況していた工藤アナは、試技直後座り込んで頭を抱え原田の姿を目の当たりにすることとなる。 その4年後に開催され長野オリンピックでは、個人ラージヒル実況ジャパンコンソーシアム一員として担当。この試合一回目を終えて6位の原田逆転メダル獲得するためには、飛距離・飛形点(空中姿勢着地姿勢美しさ)ともに高いレベル実現する必要があった。放送席工藤は、原田が二回目助走始めた時、「さぁ原田因縁の二回目」と語り、そのジャンプ着地前後には「立て立て立てぇ、立ってくれ~!!………立った!!」と叫ぶ。原田の二回目は、それ以上飛ぶと安全・安定した着地が困難とされるK点当時120m)をはるかに超え自動計測可能な135mをも超える大ジャンプだった。そして正式な飛距離は、残りの5選手試技終えるまで確定しない程のものであり、審判団による測定が出るまで10近くかかったこの「大ジャンプ」により原田逆転銅メダル獲得している。 2008年北京オリンピックでは、アーチェリー女子個人準決勝張娟娟中国vs尹玉姫(韓国)を実況した際、中国応援団が、韓国選手が矢を放とうとしているにもかかわらず笛を吹くなどして静かにしなかった。この状況実況中の工藤は「静かに」との言葉発していた。また、女子ソフトボール決勝戦実況担当し日本初優勝瞬間立ち会うこととなったNHK後輩アナウンサー刈屋富士雄(現在は解説委員)は、目標とする人に工藤三郎挙げている。特にバルセロナオリンピック陸上競技400メートル競走で、メダル期待され高野進が8位に終わったとき、「メダル逃しました」などと言わず高野世界の8位」と短いフレーズ高野力走価値表現したことや、前述原田雅彦対する「立ってくれ」の実況における、原田空中跳び出した瞬間着地困難になるほどの大ジャンプになることを先見し、発した言葉を名フレーズとし、その発声タイミング絶妙だとしている。 オリンピックでは開会式閉会式実況多く開会式ではアルベールビル1992年冬季)、バルセロナ1992年夏季)、シドニー2000年夏季)、ソルトレイクシティ2002年冬季)で、閉会式ではカルガリー1988年冬季)、バルセロナシドニーソルトレイクシティそれぞれ実況した。なお、トリノ2006年冬季)の実況には携わらなかったが、東京でのスタジオキャスター担当した2010年バンクーバーオリンピック現地には赴かず、東京放送センターでのスタジオ解説ベストセレクション担当タレントベッキー鈴木奈穂子との共同出演)を務めた2012年ロンドンオリンピックでは現地ロンドン赴く実況には携わらず、山岸舞彩とともに中継番組現地キャスターとして出演した2014年ソチオリンピックでは、現地赴く実況には携わらず、杉浦友紀とともに中継番組現地キャスターとして出演

※この「オリンピック中継エピソード」の解説は、「工藤三郎」の解説の一部です。
「オリンピック中継エピソード」を含む「工藤三郎」の記事については、「工藤三郎」の概要を参照ください。

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