ウンブリア語
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ウンブリア語(ウンブリアご、英語: Umbrian language、イタリア語: Lingua umbra)は、古代にイタリア半島のウンブリア地方で話されていた言語。インドヨーロッパ語族イタリック語派オスク・ウンブリア語群に属する。紀元前7世紀から1世紀までの碑文が約30個残っており、その中でもイグウィウムの青銅板が最も知られている。
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ウンブリア語
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ウンブリア語の文字は地域によって違いがある。イグウィウムの青銅板は北方エトルリア系の文字と共和制ローマの文字で書かれているが、前者ではガンマとオミクロンが存在せず、Κで/k ɡ/の両方を表し、Υで/o u/の両方を表す。ベータとデルタは存在するものの、デルタ(左右逆のP()のように書かれる)は一種の摩擦音を表し(řと翻字される)、/b/はΒとΠの両方が使用される。またウンブリア語固有の無声摩擦音(çと翻字される)を表すために、ラテン文字の小文字のdに似た文字()を使用する。
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