アレキサンドル【アレキサンドル】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第7136号 |
登録年月日 | 1999年 3月 17日 | |
農林水産植物の種類 | シンビジウム | |
登録品種の名称及びその読み | アレキサンドル よみ:アレキサンドル | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 株式会社河野メリクロン | |
品種登録者の住所 | 徳島県美馬郡脇町大字北庄562番地の1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 河野通郎 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「ファイヤースターター」に「グレートフラワー・マリーローランサン」を交配して育成されたものであり,花はセパル及びペタルが淡紫ピンクの地色に濃紫ピンク色のぼかし及び紫赤色の条線が入り,リップは正三角形でピンク白の地色に紫赤色の斑点,紫ピンク色及び紫赤色のぼかしが覆輪状に入る中型種である。草型の大きさは中,草姿は中間型である。ぎ球茎の正面及び横断面の形は円形,高さは31~60mm,長径は51~70mmである。葉の全体の形は広線形,先端の形は不等鋭先形,頂点の角度は45~60度,先端の角度は60~90度,葉の長さは75~105㎝,幅は21~30mm,葉色は緑,葉数は10~12枚である。1花茎の花数は11~20,花茎の太さは1.1~3.0mm,長さは50~80㎝,上部及び中部の色は褐,下部の色は淡緑である。咲き型は部分抱え・平咲,花の横径及び縦径は61~80mm,ドーサル・セパルの正面の形は広線形,先端の形は微突形,ラテラル・セパルの正面の形は湾曲倒卵形,先端の形は不等微突形,ペタル正面の形は広線形,先端の形は不等微突形である。リップの正面の形は正三角形,先端の形は微突形,周縁の反転及び波打ちは小である。全体的な花色は赤系,花色はセパル及びペタルは淡紫ピンク(JHS カラーチャート9702)の地色に濃紫ピンク(同9713)のぼかし及び紫赤(同9714)の条線が入る,リップはピンク白(同9701)の地色に紫赤(同9708)の斑点,紫ピンク(同9711)及び紫赤(同9708)のぼかしが覆輪状に入る。花の香りは無,開花期は冬である。「ピュアレディー・ダイアン」と比較して,咲き型が部分抱え・平咲であること,リップ正面の形が正三角形であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成元年に登録者の温室(徳島県美馬郡脇町)において,「ファイヤースターター」に「グレートフラワー・マリーローランサン」を交配し,4年にその実生の開花株の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,5年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
アレクサンドル
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