アラニンとは? わかりやすく解説

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アラニン【alanine】

読み方:あらにん

アミノ酸の一。たんぱく質構成成分で、生体内ではピルビン酸から合成される


アラニン

分子式C3H7NO2
その他の名称(+)-アラニン、L-Alanine、(+)-Alanine、(+)-L-Alanine、α-アラニン、α-Alanine、L-α-Alanine、L-α-Aminopropionic acid(S)-Alanine、(S)-2-Aminopropionic acid、Alanine、L-α-アラニン、(2S)-2-Aminopropionic acid、(2S)-2-Aminopropanoic acid(S)-2-Aminopropanoic acid
体系名:(S)-2-アミノプロピオン酸、Ala-OH、L-Ala-OH、アラニン、(S)-2-アミノプロパン酸、(+)-L-アラニン、L-アラニン、(S)-アラニン、(2S)-2-アミノプロピオン酸、(2S)-2-アミノプロパン酸


D‐アラニン

分子式C3H7NO2
その他の名称(-)-アラニン、D-Alanine、(-)-Alanine、(-)-D-Alanine、(2R)-2-Aminopropionic acid(R)-2-Aminopropanoic acid(R)-2-Aminopropionic acid
体系名:(R)-2-アミノプロパン酸、(R)-2-アミノプロピオン酸、(-)-D-アラニン、D-アラニン、(2R)-2-アミノプロピオン酸


アラニン

英訳・(英)同義/類義語:Alanine, alanine

αアミノ酸一種で、L-型異性体タンパク質構成する主要なアミノ酸のひとつ。

アラニン

Alanine, Ala, A

側鎖メチル基非必須アミノ酸。グルタミン酸のアミノ基転移によってピルビン酸から合成されるまた、逆反応によって分解される。アラニンは細胞質高濃度存在している。糖や酸の代謝にもかかわり免疫力の向上や、筋肉組織脳・中神経系へのエネルギー供給にもかかわる。

Name L-Alanine1)
MeSH 68000409
CAS No. 56-41-7
Molecular Formula C3H7NO2
Molecular Weight 89.0932
m.p.314.5 - 316.5
pK1(25)2.35
pK2(25)9.87
呈味甘み
アラニン

<jmol ala.pdb.gz 150 150></jmol>

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アラニン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/18 09:08 UTC 版)

アラニン(alanine)とは、アミノ酸のひとつで、グリシンについで2番目に小さなアミノ酸である。アミノ酸の構造の側鎖メチル基(–CH3)になった構造を持つ。2-アミノプロピオン酸のこと。スペルはalanineで、略号はAあるいはAla。ほとんどすべての蛋白質に普遍的に見られる。


  1. ^ Dawson, R.M.C., et al., Data for Biochemical Research, Oxford, Clarendon Press, 1959.
  2. ^ アラニンで持久力をサポート!効果や効果的な摂取方法とは”. 江崎グリコ. 2021年11月14日閲覧。
  3. ^ 二日酔いの元凶はアルデヒドだけじゃない!?”. NIKKEI STYLE (2014年10月14日). 2021年11月14日閲覧。


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