アヤコマチ

品種登録データベース

アヤコマチ【ｱﾔｺﾏﾁ】（食用作物）

	登録番号	第14039号
	登録年月日	2006年 3月 20日
	農林水産植物の種類	かんしょ
	登録品種の名称及びその読み	アヤコマチ 　よみ：ｱﾔｺﾏﾁ
	品種登録の有効期限	25 年
	育成者権の消滅日
	品種登録者の名称	独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構
	品種登録者の住所	茨城県つくば市観音台三丁目１番地１
登録品種の育成をした者の氏名	山川理、中澤芳則、佃和民、園田忠弘、熊谷亨、吉永優、甲斐由美、石黒浩二、片山健二
登録品種の植物体の特性の概要
この品種は、「九系１３７」（後の「サニーレッド」）に「九系１５５」（後の「九州１２２号」）を交配して育成されたものであり、草型はやや匍匐で、葉は波・歯状心臓形、いもの皮色は赤、肉色が橙の青果向きの品種である。草型はやや匍匐、草勢は中、巻つる性は無、草高は中、茎色及び節色は少、茎の太さ、茎長及び分枝数は中、節間長はやや短、茎の毛茸は無、頂葉色の最優性色は淡緑、副次的色は無、葉色は緑、葉形は波・歯状心臓形、葉の大小は中、葉脈色及び蜜腺色は微である。藷梗の長さ及び強さは中、いもの形状は紡錘形、大小は中、皮色の基本色は赤、補助色は無、皮色の濃淡は中、分布は均一、肉色は橙、条溝は微、皮脈は無、外観は上、萌芽伸長の遅速、萌芽の多少及びアール当たり上いも重は中、カロチンの多少はやや多である。「サニーレッド」と比較して、葉脈色及び蜜腺色が少ないこと、いもの補助色が無いこと等で区別性が認められる。
登録品種の育成の経過の概要
この品種は、平成５年に農林水産省九州農業試験場（現独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構、鹿児島県指宿市）において、「九系１３７」（後の「サニーレッド」）に「九系１５５」（後の「九州１２２号」）を交配し、その後、同場（宮崎県都城市）において、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、15年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。

亜椰小町【ｱﾔｺﾏﾁ】（草花類）

	登録番号	第5091号
	登録年月日	1996年 6月 13日
	農林水産植物の種類	カーネーション
	登録品種の名称及びその読み	亜椰小町 　よみ：ｱﾔｺﾏﾁ
	品種登録の有効期限	15 年
	育成者権の消滅日	2000年 6月 14日
	品種登録者の名称	綾町、草野修一
	品種登録者の住所	宮崎県東諸県郡綾町大字南俣５１５番地、宮崎県東諸県郡綾町大字南俣３１７９番地４
登録品種の育成をした者の氏名	草野修一
登録品種の植物体の特性の概要
この品種は，育成者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり，花は明赤色の単色でスプレイタイプの切花向き小輪花である。 　草型は中間，草丈は中である。茎の太さはやや太，節間長は 8～ 9cm，最長節間の位置は第 4節，節数は15～18節，茎の硬さ及び折れの難易は中である。第 5葉の葉長は12cm以上，葉幅は 0.7cm以下，葉色は緑，葉巻き程度は少し巻く，葉のろう質の有無及び程度は少である。花房の形は 1茎多花，つぼみの形は卵形である。花は八重で垂咲，花の大きさは5～6cm，花色は明赤（JHS カラーチャート0406）の単色である。花弁の形はやや縦長，花弁縁の鋸歯の形は浅，数は中，花弁の波打ちは波状，大きさは小，花弁数は51～65枚，がく筒の形は鐘形である。花柄の長さは 7～10cm，硬さは垂れない， 1花柄の花数は 2～ 3，花の香りは弱，開花習性は四季咲き，開花の早晩はやや晩である。 「ユーロー」と比較して，草丈が高いこと，つぼみの形が卵形であること，花色が明赤であること，花弁数が多いこと等で，「フィーリング　スカーレット」と比較して，草丈が高いこと，第 5葉の葉長が長いこと，つぼみの形が卵形であること，花弁数が多いこと等で区別性が認められる。
登録品種の育成の経過の概要
この品種は，育成者が昭和62年に育成者所有の育成系統「Ｍ－６（ピンク色，スプレイタイプ）」に「Ｃ－５６（ピンク色，スプレイタイプ）」を交配した実生の中から選抜し，以後，増殖を行いながらその特性を確認して育成を完了したものである。