アカラス部隊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 02:38 UTC 版)
元は最前線で活躍する部隊ではなかったらしいが、カフカが隊長職に就任後最前線に投入され頭角を現しシメオンの裏方としてブラックスポットで猛威を振るっていたらしい。 カフカ 声 - なし / 小松史法 シメオン幹部でありアークライト直属の部下。21歳。身長180cm。髪の色は黒。 諜報活動を専門とした特殊部隊『アカラス部隊』の隊長。ブレイドに能力を覚えられ敗北する。 物語開始時の右天(デューン)の先代の右天であり、ディスクの情報によるとカフカの前の右天もいるようである。左遷時に地位奪還を賭けてデューンと勝負した。だが勝負の結果は色々あって有耶無耶になる。その後のデューンとの関係は、互いの人生最大の修羅場を生き抜いたライバルであり友人のような奇妙な関係になっている。なお右天の位から外されたのはアークライトによれば成長過程の若い人材の育成のためであり、今後とも最前線で活躍してもらう幹部クラスの側近であることは変わらないらしい。 かつて(「-創世記-」)離瑠に完膚なきまでに敗北したため、彼女に頭があがらない。スプラッタな映画の鑑賞が趣味。 ブレイドの記憶の世界ではギルド・上帝の傭兵として再登場。左天と交戦するが、彼が自身の趣味を知っている発言から真意を読み取り、クルスらに警告をするなど頭の回転は早い所を見せている。 14巻でクローンとして復活し、右天と共にセト、ソルヴァと交戦する。 作者は、その外見から貞男(作中では貞夫と呼ばれる)と呼んでいる。 名前は「虫(蜘蛛)っぽい」ことから、作家フランツ・カフカから。F:鋼鉄斬糸(カンダタストリング) 糸を自由に操ることができ、その糸を切れるのは神だけだと自称する。用途に応じて太さ、硬さなどを調節できるが「味濃い目」など意味不明な微調整も可能。名前の由来は「蜘蛛の糸」の犍陀多(かんだた)である(ただし「蜘蛛の糸」において糸を切ったのは釈迦であり神ではない)。テンペストスレッド - 無数の糸を放ち、敵を切り刻む。 グレゴール シメオンの一員で『アカラス部隊』の隊員。外伝に登場。 エルフのような耳を持った女性。上官であるカフカが倒され、汚名返上としてクルスたちに奇襲をかけるが、彼らに存在すら気付かれないままディスクの攻撃に直撃して敗北。彼らの会話から様々な勘違いを起こし、クルスがニードレスであり性格が残忍なものであると思い込んでいた。本編にも少し登場する。F:地獄耳(ヘルズイヤー) 遠くの物音を鮮明に聞き取ることができる。戦闘向きの能力ではないが諜報部隊では重要な役割を持つ。 ザムザ シメオンの一員で『アカラス部隊』の隊員。グレゴール同様、戦わずして敗北。F:透視(クレアボヤンス) 壁の奥まで見通すことが出来る。グレゴール同様に諜報部隊としては重要な役割を持つ。
※この「アカラス部隊」の解説は、「NEEDLESS」の解説の一部です。
「アカラス部隊」を含む「NEEDLESS」の記事については、「NEEDLESS」の概要を参照ください。
- アカラス部隊のページへのリンク