ほぼ日手帳 WEEKS
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/26 03:20 UTC 版)
「ほぼ日手帳」の記事における「ほぼ日手帳 WEEKS」の解説
「ほぼ日」によるビジネス手帳として発案。デザインは佐藤卓が担当し、「ほぼ日がビジネス手帳をつくるからには、ほぼ日だからできる、ほぼ日にしかつくれないまったく新しいビジネス手帳をつくろう」、「ビジネスはスポーツと同じなのではないか」という発想を基に開発。「ほぼ日手帳2011 WEEKS」として2010年11月1日に発売された。 ほぼ日手帳に関して利用者について特段ターゲット層を設定していないのに対し、「WEEKS」をビジネス手帳として開発した理由について、糸井重里は、ビジネスシーンにいる人こそ手帳にメモする習慣を持つという認識を持っていた一方、個性的な意匠である「ほぼ日手帳」を職場での利用に困るという意見を聴き、ビジネスシーンでも使える「カッコいいスーツのイメージの手帳が作りたかった」と述べている。 特徴 公式サイトでは以下の4点を特徴としている。「先見性」 - 「週間予定+方眼メモ」の一週間見開きレイアウト。 「柔軟性」 - 一冊でスケジューラーとノートの兼用可。 「機動性」 - 360度回転させて折り曲げることができる製本を採用。 「美しさ」 - 「美しい日本語」を意図したデザイン・レイアウト。 カバーは本体と合皮カバーの一体した仕様で、「オリジナル」や「カズン」のようなカバーの付け替えはできない。中身は、「ほぼ日手帳」とは異なる1週間1ページの構成など、一般的なビジネス手帳に似たイメージとなっているが、格子状のマス目・巻末付録などの「ほぼ日手帳」の意匠も盛り込まれた内容となっている。「日曜始まり版」の発売は2012年版では予定されていない。2011年版 カバー色は黒のみ。また、「ほぼ日ストア特典」の対象外である。 「4月始まり版」については当初製作が検討されたが、2011年版は発売しない事となった。 オプション商品に関しては、ほぼ日路線図の「WEEKS」用が付録される一方、「WEEKS」に対応した下敷きなどは発売されていない。 2012年版 2012年版より、3種類の素材と多数色のカバーラインナップになった。素材により、表紙の質感、堅さ、ページを開いた時の感じが異なる。ホワイトライン - 合成皮革素材(PVC)で、柔らかく、曲げられる。ブラック、アイボリーの2色。 げんきな色 - 絹目調の生地(ポリエステル)で、堅く、しなる程度に曲がる。イエロー、ピンク、ブルー、オレンジ、グリーンの5色。 チェック - コットン100%で、かなり堅く、しならない。レッド、グリーンの2色。2012spring版はタータングリーン、グレンチェックの2色に変更。 ほぼ日ストア特典 - 「スマイルミラー」、「インデックス付き下敷き」。これらはオプションとして別売りがされていない。 その他 - 時間軸から数字が取り外された。月ごとのインデックスが表示された。一週間にひとつ「週の言葉」が掲載されるようになった。 発売店舗 ほぼ日手帳同様のほぼ日ストアやロフトの他、ネット書店のAmazonや楽天ブックス、東急ハンズや日本国内の大手書店などで店頭発売されている。
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