ほうい
ほう‐い〔ハウヰ〕【包囲】
ほう‐い〔‐ヰ〕【宝位】
ほう‐い【▽布衣】
読み方:ほうい
「ほい(布衣)」に同じ。
ほう‐い〔ハウヰ〕【方位】
読み方:ほうい
1 ある方向が、基準の方向に対してどのようであるかの関係を表したもの。通常は子午線の方向を北・南、これに直角に交わる方向に東・西を定めた4方位を基準とし、その中間を北東・北西・南東・南西として加え8方位に、さらにその中間に北北東・南南西などをとり16方位に、さらに細分して32方位にして示す。古くは12の方向に分けて十二支を配し、北を子(ね)、北東を丑寅(うしとら)などとよんだ。天文学・測地学では、方位角を用いて表す。
2 各方角に陰陽・五行(ごぎょう)・十二支・八卦(はっけ)などを配し、それぞれに吉凶があるとする民間信仰。恵方(えほう)・金神(こんじん)・鬼門などの俗信を生んだ。「—を見る」
ほう‐い〔ホフヰ〕【法位】
ほう‐い〔ホフヰ〕【法威】
ほう‐い〔ホフ‐〕【法衣】
ほう‐い〔ハウ‐〕【胞衣】
読み方:ほうい
「えな(胞衣)」に同じ。
ほう‐い〔ハウ‐〕【芳意】
【包囲】(ほうい)
自軍の戦力を集結させつつ、敵戦力を分散させる事。
基本的には自軍をいったん分散させ、一つの敵部隊に対して2カ所以上から一斉に攻撃する事を指す。
そうする事によって敵は応戦のための戦線を2カ所以上作らなければならなくなり、火力が分散する。
反面、分散によって個々の部隊の戦力が低下するため、各個撃破される恐れがある。
包囲戦術の例
例1
□□□ ↓↓↓ ↑↑↑ □→←■■■ □→←■■■ □→←■■■
上図では『■』の部隊が『□』の部隊に包囲されている。
『□』の側は全ての火力を一カ所の敵に集中させている。
翻って『■』の側は戦力を2分割して二つの戦線を同時に支える事を強いられている。
ただし、上図における『□』側は潜在的な危険を抱えている。
『■』側に交戦していない余剰戦力が存在するからだ。
例2
□ ↓ ↑ □→←■■■ □→←■■■ ■■■→←□ ↓↓ ↑↑ □□
ダメな包囲の例。
『□』側が戦力を分散させすぎて火力を集中できていない。
火線の薄い右上または右の『□』が集中攻撃を受けて撃破され、包囲が崩れるだろう。
例3
□→←■ □□→←■ ↓↓ ↑↑ ■■■ □→←■ □□→←■ ↑↑ ↓↓ ■■
例1の状況から戦況が逆転した例。
『■』側の余剰戦力が左右両翼に展開され、『□』側が逆に包囲されてしまっている。
例4
□□□ ↓↓↓ ↑↑↑ ■■■ ■■ □→←■■ □→←■ □→←■
例1の状況から『□』側の包囲が突破された例。
『■』側の余剰戦力が上部の『□』に突撃し、戦線が後退して包囲が破られている。
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