方位角とは? わかりやすく解説

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ほうい‐かく〔ハウヰ‐〕【方位角】

読み方:ほういかく

観測者の立つ位置を通る子午線と、ある天体を通る垂直圏とがなす角。天文学では南を零度として西回りに、測地学では北を零度として東回り測る


方位角

【英】:azimuth (azimuthal angle)

電子顕微鏡場合鉛直方向に走る光軸を含む面(鉛直面)がその基準となる基準鉛直面となす角。ひらたく言えば光軸まわりの回転角

説明に「方位角」が含まれている用語


ほういかく 方位角

太陽光線水平面への投射影と南北軸(子午線)とのなす角。方位角と太陽高度とにより その時太陽の位置を表すことができる。

方位角

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/25 21:43 UTC 版)

方位角(ほういかく、英語: azimuth)とは、方位(方向の水平成分)の数値表現であり、基準となる方位との間の角度のことを言う。

航空分野においては、機首の方向や進行方向を示す際に用いられる。

水平座標系天測航法、また衛星通信用地上アンテナの光軸方向を示す場合には、水平方向の方位角と、垂直方向の仰角という2つの角度を用いる。

角度の単位は測量や航法などの分野においては、標準的にはが用いられる。したがって、最小値は0度であり、最大値は360度である。

基準方位と正の角度

左手系北基準(左図:東は正のy方向)と右手系東基準(右図:東は正のx方向)。

基準方位は方位角0°の方位であり、座標軸のx軸方向である。

右手系ではを基準方位とし反時計回りを正の角度とする。

左手系ではを基準方位とし時計回りを正の角度とする。またを基準方位とする左手系の定義例も僅かに存在する。

この左手系の使用は測量航法などの分野に限れば標準的である[1]経緯度経度緯度)の順序についても似た事情が存在する。

西の方向に相当する方位角の値を表に示す。

方位/基準 左手系北基準 左手系南基準 右手系東基準
0°/360° 180° 90°
90° 270° 0°/360°
180° 0°/360° 270°
西 270° 90° 180°

方位角の値と座標軸方向との対応を示す。

方位角 90° 180° 270°
座標軸方向
国立図書館
その他

方位角

出典:『Wiktionary』 (2021/08/13 04:25 UTC 版)

名詞

  ほういかく

  1. 方向平成分を表す角度きた基準として時計回り角度測る単位は度、分、秒。0度がきた90度がひがし、180度がみなみ270度が西にし

関連語

翻訳


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