双曲線軌道
双曲線軌道
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/18 03:33 UTC 版)
軌道離心率がe>1であれば、双曲線軌道となり、軌道方程式は次のようになる。 r = h 2 μ 1 1 + e cos θ {\displaystyle r={{h^{2}} \over {\mu }}{{1} \over {1+e\cos \theta }}} この系は2つの対称な曲線で構成されている。周回する天体がそのうちの1つを占め、もう1つはその空の数学的な像になる。明らかに、上記の方程式の分母は、cosθ = -1/eとなると0になり、この時の真近点角の値を次のように示す。 θ∞ = cos-1(-1/e) 真近点角がθ∞に近づくと、半径方向距離が無限大になる。θ∞は、「漸近線の真近点角」として知られる。θ∞を90°から180°の間とすると、sin2θ+cos2θ=1という三角関数の性質から、次のように書ける。 sinθ∞ = (e2-1)1/2/e
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