測地学とは? わかりやすく解説

そくち‐がく【測地学】

読み方:そくちがく

地球表面の形や大きさなどを決めたり地球上のある地点位置決めたりする方法研究する地球物理学一分野。


測地学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/20 01:37 UTC 版)

測地学(そくちがく、: geodesy)とは、地球に固定した座標系を仮定し、その座標系を用いて、地球上の任意の点の位置を決定する方法、精度、その背景にある地球力学的な諸問題を扱う分野をいう[1]


注釈

  1. ^ つまり、シエネは北回帰線上にある。
  2. ^ 都合の良いことに、アレキサンドリアとシエネはほぼ同一経度上にあった。

出典

  1. ^ 萩原(1982) p.1
  2. ^ 国家画像地図局(現 アメリカ国家地球空間情報局)技術報告8350.2, 7.3節
  3. ^ 萩原(1982) pp.2-3


「測地学」の続きの解説一覧

測地学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/13 14:39 UTC 版)

地球球体説」の記事における「測地学」の解説

詳細は「測地学」を参照 測地学とは、三次元時変空間における地球やその重力場地球力学現象(極運動地球潮汐地殻変動)について測量した論じたりする学問領域である。 測地学は重力場位置決定その時変化幾何学的側面を主に扱うが、地球磁力場の研究をも含む。特にドイツ語圏の測地学は、地球全体として測量することに関わる測地測量(独: Erdmessungあるいはhöhere Geodäsie)と、地表一部測量することに関わる地理調査(独:Ingenieurgeodäsie)に分けられる地球の形状は少なくとも二つやり方考察されるジオイドとして、世界海洋平均的な海水面として; あるいは 海面まで上下したような地表として 測地学では地球をさらに正確に計測するため、まずジオイド形状は完全な球とはされず、楕円体一種である扁球回転楕円体としてほぼ正確に表される。さらに近年測定によって未だかつてない正確さジオイド計られ地表下の質量濃度明らかになっている。

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測地学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/25 09:01 UTC 版)

懸賞金問題」の記事における「測地学」の解説

海上での経度測定法1598年スペイン国王フェリペ3世が、6000ダカットの終身年金2000ダカットのボーナス1000ダカットの必要経費懸賞した。羅針盤地磁気研究者など限定的な金額与えられたが、全額受賞者はいなかった。 1714年イギリス政府が「船の位置経度1度60分)以内誤差測定すれば1万ポンド40以内なら1万5千ポンド30分(=1/2度)以内なら2ポンド懸賞金与える」旨の経度法制定したジョン・ハリソン1760年高精度時計クロノメーターH4を製作し1761年航海実験により実証したが、この実験結果天文学者中傷でなかなか認められず、ジョージ3世介入して1773年にやっと全額支払われた。

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