けぬき

デジタル大辞泉

けぬき【毛抜】

読み方：けぬき

歌舞伎十八番の一。安田蛙文(やすだあぶん)ほかの合作。寛保2年（1742）大坂佐渡島(さどしま)座で初演の「雷神不動北山桜(なるかみふどうきたやまざくら)」の3幕目が独立したもの。小野家の錦の前の髪が逆立つ奇病を、粂寺弾正は毛抜きがひとりでに立つのを見て磁石の仕掛けと見破り、お家騒動を収める。

一場面の錦絵／画・一勇斎国芳 国立国会図書館蔵

け‐ぬき【毛抜き／^×鑷】

読み方：けぬき

毛・とげなどをはさんで抜き取る金属製の道具。U字形で、先端がぴったり合わさるように内側に曲げてある。

[補説] 作品名別項。→毛抜

ビーズ用語集

毛抜き

同じビーズに何度も何度も通したビーズ穴にテグスが通りにくくなったときなど、テグスをビーズ穴から引き出すときに、ペンチ（やっとこ）の代わりに使用すると便利です。

関連用語：ピンセット

隠語大辞典

けぬき

1. ①袷着物。②塩鮭。

けぬき

1. 塩鮭。〔第六類　器具食物〕
2. 塩鮭を云ふ。

ケヌキ

読み方：けぬき

1. 袷衣ノコトヲ云フ。〔第四類　衣服之部・香川県〕
2. 袷ノコトヲ云フ。〔第四類　衣服之部・高知県〕
3. 袷ノコトヲ云フ但毛抜ハ合セテアレハナリ。〔第四類　衣服之部・福岡県〕
4. 男女袷衣類。〔第二類　人物風俗〕
5. 袷着物を云ふ。

分類 福岡県、香川県、高知県

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Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

けぬき

出典:『Wiktionary』 (2021/10/14 10:26 UTC 版)

発音

• (東京) けぬき [kènúkí] (平板型 – [0])
• (東京) けぬき​ [kènúkíꜜ] (尾高型 – [3])
• IPA^(?): [ke̞nɯ̟ᵝkʲi]
• (京阪) けぬ​き (中高型)

名詞

けぬき【毛抜き、鑷】

1. 毛やとげを挟んで抜き取る道具。

発音

三拍名詞二類^(?)

• (平安時代)けぬ​き
• (南北朝時代)けぬ​き
• (室町時代)けぬ​き
• (江戸時代)けぬ​き

名詞

けぬき【毛抜き】

1. （現代語に同じ）けぬき。

漢字辞典

鑷

鑷	画数：26 音読み：ジョウ、 セツ、 ニョウ 訓読み：けぬき、 くぎぬき ピンイン：nie4 ハングル：섭 対応する英語：pluck hair, tweezers

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