きく‐いも【菊芋】
きくいも (菊芋)
●アメリカ中部のグレートプレーンズ(Great Plaines)が原産です。わが国へは江戸時代の末期に渡来しました。塊茎にはイヌリンが含まれるため、果糖やアルコールの原料、家畜の飼料として世界各地で栽培されています。わが国では現在、ほとんど栽培されていません。高さは1.5~3メートルになり、9月から10月ごろ、黄色い花を咲かせます。「いぬきくいも」ときわめて似ていて区別が難しいですが、鋸歯が比較的大きいこと、総苞がより短くて反り返ること、舌状花が10~20個で、先端が3~5浅裂などの特徴があります。
●キク科ヒマワリ属の多年草で、学名は Helianthus tuberosus。英名は Jerusalem artichoke。
キクイモ
(きくいも から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/04 07:52 UTC 版)
キクイモ(菊芋[2]、学名: Helianthus tuberosus)は、キク科ヒマワリ属の多年草[3]。別名はアメリカイモ、ブタイモ、カライモ(唐芋)、サンチョーク、エルサレムアーティチョーク、トピナンブール[4][5][6]。北アメリカ原産で[3]、世界中に外来種として分布している。名の通り、夏にキクのような黄色い花を咲かせ、地中にできる塊茎は食用になる[7]。草丈は2メートル以上になり大きく生長するが、栽培はほとんど手間がかからない。塊茎に含まれるイヌリンが腸内環境を整え、血糖値を下げる効果があるとして、健康野菜としても注目されている。
- 1 キクイモとは
- 2 キクイモの概要
きくいもと同じ種類の言葉
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