かんぶ

デジタル大辞泉

かん‐ぶ〔クワン‐〕【官武】

読み方：かんぶ

１ 公卿と武家。また、朝廷と幕府。

２ 文官と武官。

かん‐ぶ【幹部】

読み方：かんぶ

１ 団体や組織の中で中心となる人。「組合の—」「—社員」

２ 軍隊で将校・下士官のこと。

かん‐ぶ〔クワン‐〕【患部】

読み方：かんぶ

病気や傷のある部分。患所。

かん‐ぶ【漢武】

読み方：かんぶ

中国、前漢の武帝のこと。

航空軍事用語辞典++

【患部】(かんぶ)

自衛隊において、隊員の間で使われている隠語のひとつ。
「幹部」（外国の軍隊では士官・将校にあたる「幹部自衛官」）と「患部」が、話し言葉では同音に聞こえることから生まれた言葉であり、幹部自衛官の中で、若手で経験の少ない者や、高齢で在職期間は長いが（幹部としての）職務遂行能力に劣る者に対し、主に曹士が揶揄・侮蔑の意味を込めて使う。
同義語に「バ幹部」がある。

用例としてはこのように使われる。
「あのSヤロウ、自衛隊の患部だな」

この種、将校（士官）と下士官・兵卒との感情的反目を表したスラングは多くの国の軍隊で見られる。
近代的軍隊の草創期において、将校は貴族階級から任官されるものであったのに対し、下士官・兵卒は庶民階級の出身者からなり、下士官から将校に昇進することは不可能であった。
――そうした歴史的経緯から、現在でも将校は士官学校・兵学校などの高等教育機関で専門教育を受け、現場の職務をほとんど（あるいはまったく）経験せずに幹部として処遇されるのが常である。

隠語大辞典

かんぷ

読み方：かんぶ

1. 牛肉－類語「かんうん」ノ転訛－〔北陸地方〕。〔第六類　器具食物〕
2. 牛肉を云ふ。「かんうん」の転訛か。〔北陸地方〕　又「べこ」「雪駄の皮」、「松の皮」等皆同じ。

分類 北陸地方

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巫部

姓	読み方
巫部	かんぶ

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

かんぶ

出典:『Wiktionary』 (2021/08/23 10:53 UTC 版)

同音異義語

かんぶ

• 【凵部・厂部・甘部・干部】：特定の部首を持つ漢字の一群。
• 【幹部】：団体の中心となる人物。