かまへんライダー
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「オレたちひょうきん族のコーナー一覧」の記事における「かまへんライダー」の解説
1988年10月22日にスタートした、番組末期の代表的なコーナー。明石家さんまが村上ショージらを連れた計5人で街中ロケを行うもので、『仮面ライダーシリーズ』と『秘密戦隊ゴレンジャー』のパロディ。オープニングBGMは1988年2月前後まで放送されていたスーパー戦隊シリーズ『光戦隊マスクマン』の挿入歌『オーラに輝け!グレートファイブ』のインストを使用。各人スーパー戦隊シリーズのように色分けされていた。レッドはさんま、ブルーはラサール石井、イエローは村上、グリーンは前田政二、ピンクはMr.オクレ。5人乗りのタンデム自転車に乗って現れるが、きついカーブを曲がれないので、一度降りて自転車を持ち上げなければならないところが滑稽だった。素人相手に仕事の手伝いなどをし、礼を言われると「カマヘン、カマヘン」と返していた。 同時期に同じくフジテレビで放送されていた『とんねるずのみなさんのおかげです』のコント「仮面ノリダー」とよく比較されていたが、現場勝負でストーリー性がないこともあり、人気でいうと圧倒的に負けていた。訪問先でも「我々は仮面ノリダーではありませんよ」と言っていた程である。しかし『草津節』の替え歌で「草津よいとこ、一度はおいで、ジョイナ、ジョイナー」と街へ出動する時に歌っていた事もあり、草津温泉から感謝状を贈られて実際に招待されたことがある。また、同様の移動法で『ソーラン節』の「ヤレン、ソーランソーランソーランソーランソーランソーラン、ハイハイ」の「ハイハイ」の部分で這って歩くバージョンがある。また、このコーナーで、さんまが大江千里の歌い方(曲目 「REAL」)についてコメントしたことがきっかけとなり、大江本人がこのコーナーにゲスト出演したことがある。その際大江は『草津節』のメロディーを正確に歌えず(『鹿児島おはら節』の音程)「それでもプロか!?」とかまへんライダー達にさんざん突っ込まれていた。 仮面ノリダーと異なり、本家『ライダーシリーズ』と『ゴレンジャー』の原作者である石ノ森章太郎と放送局(毎日放送・テレビ朝日・TBS)・東映にパロディ化の許諾をもらっていたためか、番組が復刻版DVDでソフト化された際に収録された(オープニングBGMは『聖闘士星矢』のものなどに差し替え)。 本家の『仮面ライダー』では「変〜身!!」と叫ぶのが定番となっていたが、かまへんライダーは「変〜態!!お父ちゃんやめてやめて!!」が決め台詞だった。
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