おかん

実用日本語表現辞典

お母ん

読み方：おかん
別表記：オカン

母親を指す語。典型的には、息子が自分の母親に対して用いる。他人の母親をいくらかの親しみを込めて呼ぶ場合もある。

（2012年9月13日更新）

デジタル大辞泉

お‐かん【^▽御^▽母】

読み方：おかん

《「おかあはん」の変化した語》関西系方言で、子供が母親を呼ぶ語。また、夫が妻を呼ぶ語。

お‐かん【^▽御^×燗】

読み方：おかん

「燗」の美化語。酒を温めること。「—をつける」

お‐かん〔ヲ‐〕【悪寒】

読み方：おかん

発熱時などの、ぞくぞくとする寒け。「背筋に—が走る」

短編小説作品名辞典

おかん

作者松村進吉

収載図書「超」怖い話 怪記
出版社竹書房
刊行年月2007.8
シリーズ名竹書房文庫

隠語大辞典

おかん

1. ①野宿。②窃盗その他不良行為をなす不良車夫、婦女を誘拐するものを「げんじや」という。

おかん

1. 平常人力車夫ヲ業トナスモ、往々窃盗其他不正ノ行ヒアル不良車夫ヲ云フ。〔第二類　人物風俗〕
2. 人力車夫の如く見せかけて、その実窃盗、スリなどをやつてゐる者の別名。
3. 人力車夫を装ふ掏摸のことをいふ。〔犯罪語〕
4. おかんは普通の人力車夫の如く見せ掛けて其の実スリを働く者のこと、「仲間」の意から出た名称か。
5. 窃取行為其他の不正行為をなす不良車夫。婦女誘拐をなすものを特に「げんじや」と云ふ。

分類 掏摸と犯罪者、犯罪、犯罪語

おかん

1. おかんは野宿者のことで、即ち公園のベンチや演芸館、銀行等大きな建物の軒下に宿る者、寺院の床下、物置場の間や墓所、土手下等に一夜を明かす者のことである。オカンする者を「カンタロウ」と称へる。
2. 寝る事。「おかん場」寝る場所。〔テ〕〔不〕
3. 野宿。
4. 野宿者、失業労働者。
5. 露宿、野宿の意。
6. 野宿。前橋　浮浪者用語。

分類 テキヤ／不良少年、ルンペン／大阪、浮浪者と乞食、浮浪者用語

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おかん

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/03/02 07:47 UTC 版)

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おかん

おかん

• お母ん - 日本語で母親のこと。
  • おかん (凪原ナツの漫画) - 凪原ナツの漫画作品。
  • おかん (小坂俊史の漫画) - 小坂俊史の4コマ漫画作品。
  • おかん (キングコング梶原の曲) - キングコング梶原の楽曲。
  • おかん - 日本のロックバンド。ロックバンドおかん参照。
• お燗 - 燗酒。
• お棺 - 棺。
• 悪寒（おかん＝さむけ） - 悪寒。

関連項目

• オカン

• 「おかん」で始まるページの一覧
• タイトルに「おかん」を含むページの一覧
• Wikipedia:索引 おか#おかん

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ウィキペディア小見出し辞書

おかん

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/02/02 04:48 UTC 版)

「まじん☆プラナ」の記事における「おかん」の解説

有人の母親。名前と年齢は不明だが見た目はかなり若い。有人にプロレス技をかけたり、部屋を漁ったりする。

おかん

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/01/24 15:05 UTC 版)

「岸和田少年愚連隊」の記事における「おかん」の解説

チュンバの母親。夫と息子には呆れている。

おかん

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2013/07/08 07:48 UTC 版)

「ねこまんが」の記事における「おかん」の解説

作者と妹の母親。人間の姿で描かれる。

おかん

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2018/05/29 15:05 UTC 版)

「となグラ!」の記事における「おかん」の解説

ちはやの母。「おかん」はちはやからの呼称であり、本名は不明。芸人としての意識が強く、しばしば娘のちはやをネタに巻き込む。タクシー運転手（ただし、登場ぶりを見る限りではごく普通の主婦）。外見・性格ともよく似た双子の姉がおり、温泉旅館を営む。

おかん

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2019/09/15 08:10 UTC 版)

「バーバーハーバー」の記事における「おかん」の解説

マスター、研人の母。薄毛の長男が結婚できるか本気で心配していた。夢は自分の息子の嫁はんと梅阪でお買い物。

おかん

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/11/01 06:12 UTC 版)

「弐十手物語」の記事における「おかん」の解説

鶴次郎とともに流罪地の八丈島へ。再び鶴次郎が八丈島へ訪れた時には病死していた。

おかん

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2020/06/26 23:07 UTC 版)

「するめいか (漫画)」の記事における「おかん」の解説

第20話に登場。翔の仲間（無名）の母親。おかんが一喝しただけで翔と昇は逃げ出した。

おかん

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/12/07 19:58 UTC 版)

「百姓貴族」の記事における「おかん」の解説

容姿は頭頂部におばさんパーマのような巻き毛を生やし、「おかん」と書かれたエプロンを着けた牛人間。

おかん

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/07/13 07:28 UTC 版)

「もう、しませんから。」の記事における「おかん」の解説

単行本の内表紙と次巻予告に出てくる謎の人物。裏表紙には西本が描かれておりツッコミを入れる。モデルは、西本の母親ではない。西本の母親も西本のサイン会に訪れた際に一度だけ出演しているが、容姿は違っている。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

おかん

出典:『Wiktionary』 (2021/08/12 10:53 UTC 版)

名詞

おかん【御母】

1. (関西地方の方言) 子供（こども）が母親（ははおや）を呼ぶときの語。

同音異義語

おかん

• 【御燗】酒（さけ）を器（うつわ）に入れて温めること。
• 【悪寒】発熱などで起こる、ぞくぞくとした寒け。

Weblio日本語例文用例辞書

「おかん」の例文・使い方・用例・文例

• こんなことをしたからには痛い目にあわせるぞ[ただではおかんぞ].