三省堂 大辞林 |
あぶら-むし 3 【油虫】
(1)(「
虫」とも書く)半翅目アブラムシ科・ネアブラムシ科・ワタアブラムシ科などの昆虫の総称。体は長さ1~5ミリメートルの卵形で、長い口針と触角をもつ。植物に群生し、口針をさして樹液を吸う。夏は雌の単為生殖で幼虫を胎生して増え、秋に雌雄を生じて産卵し、この卵が越冬する。分泌する甘い液をアリに与え、アリの保護を受ける種も多い。繁殖力が強く、果樹・農作物などの害虫。アリマキ。
(2)ゴキブリの別名。[季]夏。
(3)他人にたかって、ただで遊興・飲食する者を軽蔑していう語。
「太神楽ぐるりはみんな―/柳多留(初)」
(4)遊里の冷やかし客をいう。
「本名は素見あざ名は―/柳多留 37」
(2)ゴキブリの別名。[季]夏。
(3)他人にたかって、ただで遊興・飲食する者を軽蔑していう語。
「太神楽ぐるりはみんな―/柳多留(初)」
(4)遊里の冷やかし客をいう。
「本名は素見あざ名は―/柳多留 37」
但馬方言辞典 |
大阪弁 |
あぶらむし
| 大阪弁 | 訳語 | 解説 |
|---|---|---|
| あぶらむし | ごきぶり 虫章螂 |
油虫。やたら汚いと言われ敬遠される虫だが、体の周りに脂の膜があり、その膜は抗菌作用で無菌状態になっている。摂津、河内、和泉とも「ぼっかぶり」より優勢だった。 |
奥豊後の言葉 |
隠語大辞典 |
油虫
読み方:あぶらむし
- 他の厭ふをも顧みず、附き纏うて妨害をなす者を罵りて云ふ語。「真個に彼奴は-のやうな奴だ」。又た遊廓の素見客の異名。
- 〔花〕素見客のこと。又芸娼妓の情夫のこと。共に嫌がられる意味から来たもの。
- 〔隠〕①遊廓のひやかし客のこと。②他人に喰ひ入つてその庇護で生活してゐる人のこと。
- 興行物を無賃で観るもの、又遊廓の素客を云ふ。又他の者の庇護を受けて生活してゐるもの。
- (一)楽屋や遊廓などで鼻つまみの男、怠け者。(二)他人にたかつて飲食する男。油虫が樹に寄生するやうに他人にたかる事。
- 遊廓でひやかし客のことをいう。吉原犬枕に「憎きもの油虫のから騒ぎ」とある。他人の恋路の邪魔する奴をもいう。〔花柳界〕
- ①興行物を無賃で観るもの。②又遊郭の素客をいう。(吉原犬枕に「憎きもの油虫のから騒ぎ」とある)③他の者の庇護を受けて生活している。
油虫
読み方:あぶらむし
油虫
読み方:あぶらむし
油虫
油虫
隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。
お問い合わせ。
漢字辞典 |
出典:漢字辞典 |
蚜
蜚
※ご利用のPCやブラウザにより、漢字が正常に表示されない場合がございます。
Copyright © KANJIDIC2 - the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group(EDRDG), used in conformance with the Group's licence. Copyright © 1991-2010 Unicode, Inc. All rights reserved. Stroke Order Diagrams(SODs) licensed from © Kanji Cafe.
あぶらむしと同じ種類の言葉
あぶらむしに関連した本
- アブラムシ入門図鑑 松本 嘉幸 全国農村教育協会
- 校庭のクモ・ダニ・アブラムシ (野外観察ハンドブック) 石井 規雄 全国農村教育協会
- 日本原色アブラムシ図鑑 森津 孫四郎 全国農村教育協会
あぶらむしに関係した商品
あぶらむしのページへのリンク