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あさきゆめみし
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/04/24 04:20 UTC 版)
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『あさきゆめみし』は、大和和紀による日本の漫画作品。『源氏物語』を漫画化したもの。月刊『mimi』(講談社)で1979年12月号から不定期に連載され、のち『mimi Excellent』に移って同誌27号で完結した。
単行本(全13巻)をはじめとして、大型版(全7巻)、文庫版(全7巻)、完全版(全10巻)が出版された。ポストカード、カレンダー等多くのグッズが派生したが現在は手に入りにくいものが多い。累計売り上げは1700万部を超えている。海外でも各言語に翻訳されている。
子供向けに青い鳥文庫から『宇治十帖』を除く部分が小説として出されている(全5巻)。2000年に宝塚歌劇団の出演で映像化され、舞台化もされた。
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概要
- 『宇治十帖』を含む『源氏物語』54帖がおおむね忠実に描かれており、平安朝の生活様式などを詳細に調べて漫画化している。古典の中でも特に著名な『源氏物語』の世界を漫画という形で平易に視覚的理解を助け、古典への興味を持たせた功績は今なお大きい。大手予備校の書棚に置かれるなど特に受験生必携の書ともなっており、『源氏物語』現代語訳を手がけた瀬戸内寂聴も高く評価している。
- 全体の筋はほぼ原作どおりだが読者に『源氏物語』を少女漫画として読ませる為、出だしは桐壺帝と桐壺更衣の馴れ初めからオリジナルとして描かれている。それは少女漫画の読者に『源氏物語』を難しいと決めつけられない為、原作を知らない人にもこれは面白いかもしれないという導入部が必要だった為であるが他にも光源氏と幼い紫の上の出会いや空蝉の結婚の経緯、朝顔の姫君の母の逸話など原作や当時の常識とはかけ離れた独自のエピソードもある。また逆に『宇治十帖』では玉鬘の後日談(「竹河」)や女一宮を巡る話など、いくつかのエピソードが省略されている。
- 花散里が原作では痩せてみすぼらしいと表現されているのに関わらず非常に豊満な女性として描いたのは、現代ではスレンダーであることがスタイルが良いというプラス評価となったこと。その為、ちょっと格好の悪い相手というイメージを出すには逆に太らせた方が良いと判断したためである(平安時代はむしろふくよかな方が美しいとされた)。
漫画化にあたり苦労した点について
- 原作には「源氏が女君のところに行ってあれこれした」とのように表現があいまいにしか書かれていない。そのため読者や訳者が曖昧な部分を具体的に考える必要があった。また連載開始当時参考になったのは国宝・源氏物語絵巻位で今よりも資料が少なかった為、実際に京都御所に行って写真を撮ったりはしたが現代の御所は書院造りになっているなど当時とは異なる上に、几帳や建物の実際の大きさや十二単の動き等もわかり辛く絵にするのはアシスタントと共に苦労した。
- 人物に対しても事細かに人物の風貌に関する描写があるのは空蝉や末摘花くらいで、美人についての詳細な表現は少ない(誰かに似ているか、または「いとし」「なつかし」と簡単な形容ですまされている) 。特に『源氏物語』は源氏が亡き母に似る藤壺を慕う想いからその女性遍歴が始まったので当然桐壺と藤壺、紫の上は似ている。さらに同じ血を引く光源氏と夕霧、冷泉帝も似ている。しかも、源氏と藤壺は姉弟の様に似ていると書かれている。またこの他、夕顔・玉鬘は母子、『宇治十帖』の大君・中君・浮舟は姉妹で皆似ているという設定と全体的に登場人物が同じ血縁関係の似ている者ばかり。しかも、現代と違って髪型や服装のバリエーションが少ない。その為、場面が変わるごとになるべくセリフの最初に「葵の上」「紫の上」と呼びかけを入れるようにしたが、読者からは「顔が皆同じに見え、わかりにくい」という指摘も多かった。
実写映像化・舞台化
2000年に宝塚歌劇団、NHKエンタープライズにより映像化された。NHK BS2にて同年3月19日に放送。テレビで放送されたが映画としても扱われている。 同年に舞台化。詳細は別項を参照。
幻のテレビアニメ化
2009年1月よりノイタミナ枠にてテレビアニメ化が予定されていたが、源氏物語自体を原案とするオリジナル作品(『源氏物語千年紀 Genji』)に企画変更となった。
参考文献
- あさきゆめみし Perfect Book 宝島社
関連項目
あさき、ゆめみし
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/04/03 12:47 UTC 版)
| あさき、ゆめみし | |
|---|---|
| ゲーム | |
| ゲームジャンル | 和風伝奇アドベンチャー |
| 対応機種 | Windows 98SE/Me/2000/Xp/Vista プレイステーション・ポータブル |
| 発売元 | 澪(Win) QuinRose(PSP) |
| キャラクターデザイン | 銀木夕、天空すふぃあ |
| メディア | DVD-ROM(Win) UMD(PSP) |
| プレイ人数 | 1人 |
| 発売日 | 2008年7月25日(Win) 2011年4月28日(PSP) 2012年7月27日(倭人異聞録) |
| 販売価格 | Win初回限定版8,925円(本体8,500円) Win通常版8,190円(本体7,800円) PSP豪華版8,500円 PSP通常版5,700円 |
| レイティング | 全年齢(Win) CERO:C(15才以上対象)(PSP) |
| キャラクター名設定 | 可 |
| 全画面表示モード | あり |
| キャラクターボイス | フルボイス(主人公以外) |
| CGモード | あり |
| 音楽モード | あり |
| 回想モード | あり |
| メッセージスキップ | あり |
| オートモード | あり |
| ■テンプレート使用方法 ■ノート | |
『あさき、ゆめみし』は、澪より2008年7月25日に発売されたゲームソフト。 2011年4月28日には追加シナリオを収録したPSP版が発売された。2012年7月27日に続編である『倭人異聞録 〜あさき、ゆめみし〜』(わじんいぶんろく - )が発売予定。
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登場人物
- 伊織 沙耶(いおり さや)※名前変更可能(苗字固定)
- 主人公。退魔師の少女、17歳の女子高生。依頼を受けて伊那砂郷(いなさごう)へ向うことになる。
- 八重垣 薙羽哉 (やえがき ちはや)
- 声 - 小野大輔
- 18歳。伊那砂郷の郷長で主人公の依頼主。
- 俺様で口は悪いがお人よし。
- 祇王(ぎおう)
- 声 - 代永翼
- 主人公の相棒で一緒に退魔の依頼をこなしている。
- 見た目は幼いが、50年以上生きている妖。子ども扱いされるのは好きではない。趣味は読書
- 伊織 愁一郎(いおり しゅういちろう)
- 声 - 竹本英史
- 29歳。主人公の従兄(血は繋がっていない)で退魔師をしている。焔の術を使い、自分を守るため夏でも黒いロングコートを着ている。退魔師としての能力はとても高いが、生活能力が全くないため虚空に世話を焼かれている。
- 利光 高虎(としみつ たかとら)
- 声 - 谷山紀章
- 15歳。主人公と同じ高校の1年生だが、主人公とは郷で初めて出会った。
- 冷めた印象を受けるが、礼儀正しく義理堅い。懐いた相手にはとことん甘える。
- 東雲 霖(しののめ りん)
- 声 - 小西克幸
- 主人公に伊那砂郷での仕事を持ってきた情報屋。
- 人をからかうことが好きで、その言動から他の人物からうざがられている。
- 安綱(やすつな)
- 声 - 浜田賢二
- 八重垣家に仕える召使い。すべての家事と薙羽哉の郷長の使途後の補佐(ほぼ仕事全部)をしている。
- 料理の腕前は天才的。
- 虚空(こくう)
- 声 - 藤村歩
- 伊織家(今は愁一郎)に仕える護法童子。かなりの年数を生きている。食べることが大好きで、食へのこだわりはかなり強い。
妖
- アヤ
- 声 - 結本ミチル
- 主人公と深い関わりがある禍津日神。
- カガチ
- 声 - 斎賀みつき
- 郷に現れた夜刀族の妖。祇王に敵意を向けている。
- 壱人(いちと)
- 声 - 細谷佳正
- 郷に現れた妖。高虎と深い因縁がある。
- ミク
- 声 - 藤村歩
- 郷に現れた妖。壱人の事が大好き。
- 太夫(たゆう)
- 声 - 白石稔
- アヤと一緒に行動している人物。
- 風鬼(ふうき)
- 声 - 白石稔
- 郷に現れた鬼の妖3兄妹の長男。
- 水鬼(すいき)
- 郷に現れた鬼の妖3兄妹の真ん中。
- 声 - 甲斐田裕子
- 金鬼(きんき)
- 声 - 永田依子
- 郷に現れた鬼の妖3兄妹の一番下の妹。
スタッフ
- 企画・シナリオ - アダシノネコ
- 原画 - 銀木夕、天空すふぃあ
- 音楽 - Tynwald music(樋口秀樹&WHITE-LIPS)、azure studio
外部リンク
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