あきる

デジタル大辞泉

あき・る【^×呆る／^×惘る】

読み方：あきる

［動ラ下二］「あきれる」の文語形。

あ・きる【飽きる／^×厭きる／^×倦きる】

読み方：あきる

［動カ上一］《動詞「あ（飽）く」（四段）の上一段化。近世後期、江戸で使われはじめた語》

１ 多すぎたり、同じことが長く続いたりして、いやになる。「勉強に—・きた」「彼の長話に—・きた」

２ 十分に味わったり経験したりして、それ以上欲しくなくなる。「牛肉を—・きるほど食べたい」

３ 動詞の連用形に付いて、いやになるほど十分に…するの意を表す。「見—・きる」「聞き—・きる」→飽く

文語活用形辞書

呆る、惘る

読み方：あきる

ラ行下二段活用の動詞「呆る」「惘る」の終止形。
「呆る」「惘る」の口語形としては、ラ行下一段活用の動詞「呆れる」「惘れる」が対応する。

口語形

呆れる » 「呆れる」の意味を調べる
惘れる » 「惘れる」の意味を調べる

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Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

あきる

出典:『Wiktionary』 (2021/10/24 15:20 UTC 版)

語源

古典日本語 あく

発音

• (東京) あき​る [àkíꜜrù] (中高型 – [2])
• IPA^(?): [a̠kʲiɾɯ̟ᵝ]
• (京阪) あきる (平板型)

動詞

あきる【飽きる, 厭きる】

1. (自動詞) 十分満足して退屈し、それ以上続けようと思わないようになる。

活用

発音

四拍動詞一類^(?)

• 連体形

  (平安時代)あきるる

  (南北朝時代)あきるる

  (室町時代)あきるる

  (江戸時代)あきるる

動詞

あきる【呆る, 惘る】

1. あきれる。

活用

あき-る 動詞活用表（日本語の活用）

ラ行下二段活用
語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	已然形	命令形
あき	れ	れ	る	るる	るれ	れよ

漢字辞典

厭

厭	画数：14 音読み：エン、 オウ、 ヨウ、 オン、 アン、 ユウ 訓読み：あきる、 いとう、 いや、 おさえる ピンイン：yan4 / yan1 ハングル：염、 암、 엽 対応する英語：get tired of, satiate, bore

猒

猒	画数：12 音読み：エン、 オウ、 ヨウ 訓読み：あきる ピンイン：yan1

飫

飫	画数：13 音読み：ヨ、 オ、 ヨウ 訓読み：あきる、 たまう ピンイン：yu4 ハングル：어 対応する英語：satiety

飽

飽	画数：13 学習年：中学校で習う漢字 音読み：ホウ 訓読み：あきる、 あかす、 あく ピンイン：bao3 ハングル：포 対応する英語：sated, tired of, bored, satiate

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「あきる」の例文・使い方・用例・文例

• 私はあきる野市に観光に行きたいです。
• あきる
• 疲れてあきる