TATSUJIN スタッフ

TATSUJIN

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/17 16:43 UTC 版)

スタッフ

アーケード版
  • 企画:弓削雅稔
  • プログラム:弓削雅稔
  • デザイン:荻原直樹、清水由美子
  • 作曲:弓削雅稔
メガドライブ版
  • スタッフ:弓削雅稔、岩渕孝悦、中岡慎太郎、N.SAWADA、たかたゆうこ
PCエンジン版
  • プロデュース:高橋章二
  • プログラム:國廣豊史
  • グラフィック:高瀬努、牛久宏治
  • サウンド:SHOTARO
  • スーパーバイザー:やまざきこうじ
  • バグ・チェッカー:SUIT

評価

評価
レビュー結果
媒体結果
オールゲーム(AC)[11]
Computer and Video Games94%(MD)[12]
ファミ通27/40点(MD)[13]
21/40点(PCE)[14]
メガドライブFAN18.09/30点(MD)[8]
MegaTech82%(MD)[15]
Mean Machines82%(MD)[16]
Zero87%(MD)[12]
Raze85%(MD)[12]
Aktueller Software Markt7/12点(MD)[12]
月刊PCエンジン80/100点(PCE)
マル勝PCエンジン30/40点(PCE)
PC Engine FAN20.82/30点(PCE)[9]
(総合278位)
BEEP!メガドライブ32/40点 (MD)[17]
受賞
媒体受賞
第3回ゲーメスト大賞ベストシューティング賞4位[18]
年間ヒットゲーム16位[18]
ゲーメストザ・ベストゲーム 第43位[19]
(1991年)
アーケード版

ゲーム誌『ゲーメスト』の企画「第3回ゲーメスト大賞」(1989年度)で、読者投票によりベストシューティング賞で4位、年間ヒットゲームで16位を獲得している[18]。また、1991年にそれまで稼働されていたアーケードゲーム全てを対象に行われた『ゲーメスト』読者の人気投票によるゲーメストムック『ザ・ベストゲーム』では43位を獲得した[19]

メガドライブ版
  • ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では、6・8・7・6の合計27点(満40点)となっており[20][13]、レビュアーの意見としては、「難易度は、かなり高い。(中略)完成度はかなり高いのだから、もう少しユーザーのターゲットを広くしてもいいんじゃないかと思う」などと評されている[20]
  • ゲーム誌『メガドライブFAN』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、18.09点(満30点)となっている[8]。同雑誌1993年7月号特別付録の「メガドライブ&ゲームギア オールカタログ'93」では、「その達人級の難易度で話題となった業務用からの移植。メガドライブ版でもその高い難易度は健在で、5周目まで用意されているエンディングをすべて見るのは至難の業。また派手なパワーアップにも注目」と紹介されている[8]
項目 キャラクタ 音楽 操作性 熱中度 お買得度 オリジナリティ 総合
得点 2.84 2.94 3.31 3.24 2.94 2.82 18.09
  • ゲーム誌『BEEP!メガドライブ』の「BEメガ・ドッグレース」では7、7、9、9の合計32点(満40点)[17]。レビュアーは完成度、移植度は高く難易度ついて設定で敵の弾数だけでなく硬さまで変えられるのが大変良いとした者や遊びやすいとした者、高難易度なためシューティングが苦手な人には勧められず好みな人向けだとした者がいた[17]
  • MegaTechはオリジナリティが欠けているのはよくわかるが「それは十分なアクション、スピードと興奮を提供する確かな楽しさがある」と述べた。Mean Machinesは本作を「純粋で飾り気のない楽しいアーケードの好例」だと結論付けた[21]
PCエンジン版

ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では7・5・4・5の合計21点(満40点)[14]、『月刊PCエンジン』では80・85・80・75・80の平均80点(満100点)、『マル勝PCエンジン』では6・9・8・7の合計30点(満40点)、『PC Engine FAN』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、20.82点(満30点)となっている[9]。また、この得点はPCエンジン全ソフトの中で278位(485本中、1993年時点)となっている[9]。同雑誌1993年10月号特別付録の「PCエンジンオールカタログ'93」では、「業務用からの移植作。難易度の高さと、自機と敵の攻撃の派手さは、まさにシューティングの達人向け」と紹介されている[9]

項目 キャラクタ 音楽 操作性 熱中度 お買得度 オリジナリティ 総合
得点 3.45 3.64 3.68 3.77 3.27 3.00 20.82

備考

  • 本作の特徴の一つである、画面を覆い尽くすサンダーレーザーのデザインは、開発者の弓削雅稔によれば、当時寝ぼけて頭をぶつけた衝撃で目が覚めた時に、頭の中で光ったイメージが元になっているとコメントしている。当時の弓削は寝る時にはそばにメモを置いておき、夢で見た物で使えそうなものは忘れないようにメモしており、サンダーレーザーの案も後でデザイナーにメモを見せて採用した[22][23]
  • フジテレビ系列バラエティ番組ウッチャンナンチャンの誰かがやらねば!』(1990年)では、番組内の1コーナーである「ナンチャンを探せ!」で、本作並びに同社の『ワードナの森』(1987年)のBGMが使用されていた。
  • 2018年にリリースされた家庭用のシューティングゲーム『ゲーム天国 CruisinMix Special』にてコラボ企画が実現し、TATSUJINの自機が登場した[23]

注釈

  1. ^ スノーブラザーズファミコン版が東亜プランによって発売されている。
  2. ^ PAL規格で映す事を前提で造られている欧州版メガドライブをPAL規格のアナログディスプレイに接続してプレイすると、アーケード版に近いテンポで曲が流れる事が分かっている。

出典

  1. ^ a b c d e f 株式会社QBQ編 『懐かしのメガドライブ 蘇れメガドライバー !!』マイウェイ出版発行、2018年。ISBN 9784865118704 p26-27
  2. ^ シューティングゲームサイド vol.4』マイクロマガジン社、p.42
  3. ^ 『シューティングゲームサイド vol.4』p.22
  4. ^ 『シューティングゲームサイド vol.4』p.10
  5. ^ 『メガドライブのすべて』p.20
  6. ^ 『メガドライブのすべて』p.21
  7. ^ 各武器の基本的な性質は『メガドライブのすべて』p.21参照
  8. ^ a b c d 「7月号特別付録 メガドライブ&ゲームギア オールカタログ'93」『メガドライブFAN』第5巻第7号、徳間書店、1993年7月15日、61頁。 
  9. ^ a b c d e 「10月号特別付録 PCエンジンオールカタログ'93」『PC Engine FAN』第6巻第10号、徳間書店、1993年10月1日、83頁。 
  10. ^ 『シューティングゲームサイド vol.4』p.48
  11. ^ Truxton for Arcade (1988)” (英語). MobyGames. Blue Flame Labs. 2018年5月20日閲覧。
  12. ^ a b c d Truxton for Genesis (1989)” (英語). MobyGames. Blue Flame Labs. 2018年5月20日閲覧。
  13. ^ a b TATSUJIN まとめ [メガドライブ]” (日本語). ファミ通.com. KADOKAWA CORPORATION. 2015年11月21日閲覧。
  14. ^ a b TATSUJIN まとめ [PCエンジン]” (日本語). ファミ通.com. KADOKAWA CORPORATION. 2018年5月20日閲覧。
  15. ^ MegaTech rating, EMAP, issue 5, page 79, May 1992
  16. ^ Out-of-Print Archive • Mega Drive/Genesis reviews • Truxton
  17. ^ a b c 「BEメガ・ドッグレース」『BEEP!メガドライブ』、ソフトバンク、1990年2月、67頁。 
  18. ^ a b c 「ゲーメスト大賞11年史」『GAMEST MOOK Vol.112 ザ・ベストゲーム2 アーケードビデオゲーム26年の歴史』第5巻第4号、新声社、1998年1月17日、20 - 21頁、ISBN 9784881994290 
  19. ^ a b 「最も愛されたゲームたち!! 読者が選んだベスト30」『ザ・ベストゲーム 月刊ゲーメスト7月号増刊』第6巻第7号、新声社、1991年7月1日、63頁、雑誌03660-7。 
  20. ^ a b ファミコン通信』第1・2合併号、アスキー、1990年1月5日。 
  21. ^ Truxton - Sega Megadrive - Mean Machines review
  22. ^ OBS(おにたま放送局)「FM音源ドライバーズサミット 東亜プラン」より。
  23. ^ a b 『ゲーム天国CruisinMix Special』開発陣が語る『TATSUJIN』とのコラボの経緯とシューティングに対する溢れる想い”. ファミ通.com(株式会社Gzブレイン) (2018年10月9日). 2018年10月22日閲覧。


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