ROCKETMAN SHOW 番組終了時のレギュラーコーナー

ROCKETMAN SHOW

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/10 10:35 UTC 版)

番組終了時のレギュラーコーナー

オープニングコント

番組冒頭で放送されるロケットマンと安井順平または番組スタッフによる小芝居に近いコント。原則として、事前に収録しておいたものを放送する。なお、安井はこのコーナーのみの出演である。

時折、「街頭インタビュー」や「街の声」によってコーナーが置き換えられることがある。「街頭インタビュー」の場合はほとんどが困惑気味に「知らない」「わからない」等の回答を得たのちに訳もわからないまま番組のタイトルコールをさせられる、という形式が定番となっており、これが番組開始早々にロケットマンのテンションを下げる。番組に関係する内容の場合は逆に、そのことで世間は持ちきりであるかのように無理やりコメントさせることもある。

番組改編期には、オープニングコントの代わりに「蛍の光」をBGMにロケットマンがさも今回が最終回であるかのような発言をした後、「蛍の光」を止め、番組が改編を乗り切ったことや派生イベントなどの告知を行う「偽最終回告知」を放送することがあり、2010年10月9日に放送された「偽最終回告知」の中で「オープニングコント」のCD化が発表された。2014年9月7日の放送は本当の最終回を告知した。

街の声

その週のメールテーマについての街頭インタビューを事前に収録して放送する。その内容や口調や言葉使い、ラジオネームなどにロケットマンが感想やツッコミを入れる。ロケットマンの声がインタビューの声にかぶっていることが多い。

Midnight Report

金曜移転時(2007年10月5日)からのコーナー。通称「MNR」。

シャカの植松俊介が携帯電話から生中継で「東京の今を伝える」はずだったコーナー。番組中、何度かに分けて定期的に中継を入れる。当初は実際に街頭で一般人にレポートをしていたが、植松が一人で夜中に携帯電話で話しながら訳の分からない質問する、というスタイルに難があったのか長くは続かなかった。現在はその日のメールテーマや「国境を越えたギャグ」という横文字まじりのギャグを勘定奉行CM風に読み上げ、番組内では「ぶぎょる」と言われるスタイルを確立しているが、初めて番組を視聴するリスナーには何をしているコーナーなのか非常に分かりづらい。最近ではリスナーから植松への事実無根な質問などが寄せられたり、コーナー中にロケットマンが植松に対してダメ出しを行ったりするなど、「東京の今」を伝えることは既に忘れ去られている。時には周囲に人がいるにも拘わらず1人で大声を出すレポートもあり、ロケットマンから「何かあったら、あくまでもプライベートということで処理してください。」と言われることが定番となっている。

レポート場所は事前の番組打ち合わせでロケットマンが地図にフリスクを転がすことで決定されていたが、植松の自宅付近の神社を経て、現在は都内の公園でロケットマンのむちゃぶりに答える形態が多い。神社で行っていた際は当地にカラスが多いらしく、背後でカラスの鳴いている声が聞こえていた。コーナーの終わりでは植松の声が意図的にフェードアウトされる。

ROCKETMAN 5 minutes

その週に世間で話題になったニュースをいくつか取り上げ、それについてロケットマンの視点から見解や意見をコメントするコーナー。ニュースを伝えることが目的ではないので出来事の詳細については語られず、その出来事が周知であることを前提にコメントされる。基本的に笑いの要素はなく、真面目に語ることが多い。

「5 minutes」という名ではあるものの、第1期土曜時代の名残で約10分間のとなっている。コーナータイトルに「マジで」を付け加え、「ROCKETMAN マジで 5 minutes」として放送することもあり、その場合はタイトルの通り、5分程度の尺となっている。 コーナー終了時に後述の「カウントダウン坊や」が登場してカウントダウンを始め、ロケットマンが抓って追い払うこともあった。

ヒトコトリミックス

BGM『小心者克服講座』に乗せて、リスナーから募集した「言われたらダメージを受ける一言ネタ」を読み上げる。ロケットマン曰く「番組の核」となるコーナー。基本的には「あるあるネタ」でネタ自体には特別な決まりも制約もないと思われるが、極力少ない言葉で微妙なニュアンスが伝わるものが良いようである。

最近では「あるあるネタ」というよりも、逆に想像すると笑えるような「あり得ないシチュエーション」が多くなってきている。

過去には毎回MVPを決めていたが現在では決めていない。また、過去には勝ち抜き戦で「ヒトコト甲子園」が開催された。

フニオチ太郎の今夜もフニオチ

2009年1月17日に開始されたコーナー。2008年11月16日に放送されたメールテーマ「ロケショープレゼンツ 腑に落ちナイト2008」がコーナーに昇格したものである。萎え萎え王子に代わるコーナー。リスナーの「何か腑に落ちないこと」を募集する。かつては読み上げられた後に秀島史香ピストン西沢aikoGACKTなどのフニオチボイスが流れていた。『フニオチ手帳』[2]のタイトルで書籍化されている。BGMはSonny J「Can't Stop Moving」

このコーナーの派生イベントとして、2009年2月28日には品川区立総合区民会館小ホールにて第1回フニオチコンテストが開催された[3]。2009年8月30日に北沢タウンホールにて、第2回フニオチコンテストが開催され[4]、2009年12月27日に第3回フニオチコンテスト[5]が、2010年4月4日に第4回フニオチコンテスト[6]が品川区立総合区民会館大ホールで開催された。2010年12月25日には第5回フニオチコンテストの開催が予定されている。

また、2009年5月10日に二子玉川・二子新地・多摩川河川敷で「フニオチバーベキュー(FBBQ)」が開催された[7]。「フニオチ」とは言うもののコーナーの主旨との関連性は特になく、どちらかと言えば「かぶっちゃダメよゲーム」に近い。バーベキューに必要なものは全て参加したリスナー各自が事前の打ち合わせなしで1人1品ずつ持ち寄って行われたため、何かが不足することによってバーベキューが成立しない可能性もあったが無事に成立した。母なる自然に感謝するとして毎年5月の第2日曜日(母の日)にFBBQを開催する予定とされ、2010年5月9日に第2回FBBQが開催された[8]。2010年10月17日には「フニオチ鍋パーティー」[9]が開催された。ルールはFBBQと概ね同じで、鍋パーティーに必要なものを参加者各自が事前の打ち合わせなしで1人1品ずつ持ち寄るが、今回は鍋とコンロを番組側が用意した。余談だが、日程は鍋を借り受ける先のレンタル業者の都合を考慮して決めたという[10][出典無効]。なお、「フニオチ鍋パーティー」からは「必要なもの1品」とは別に、食器と箸は全参加者が持参することになった。

現代用語でことわざ辞典

古いことわざを現代の言葉を用いてアレンジするコーナー。かつて2006年7月30日より毎週特定のお題を決めてネタを募集していたが、一時休止されていた。2008年1月17日よりお題を特に決めない形式にリニューアルして復活。「鬼に金棒」をアレンジした「ガッキーポッキー」や「相棒」、「武士は喰わねど高楊枝」をアレンジした「ホストクビでもアルマーニ」など、テンポがよくオリジナルの韻を踏んだものなどが評価が高い。

2009年8月9日の放送では「武士は喰わねど高楊枝」をピックアップした特別企画「日本全国 武士は喰わねど高楊枝 選手権」を開催した。

尺合わせ的なコーナーでもあり、特別企画などがあると休止されることが多い。

ジャパニーズスタンダード

日本ならではのあるあるネタの投稿を紹介する。通称「ジャパスタ」。わかり難いのか難易度が高いのか、コーナーの趣旨に反して何でもありの投稿が相次ぎ、無法地帯と化していた。2007年1月14日開始。2009年1月10日で一旦終了。 『ジャパニーズ・スタンダード 試験にでない大切なこと』のタイトルで書籍化されている。

2009年8月16日の放送で「帰ってきたジャパニーズスタンダードスペシャル」と称して一夜限りのスペシャル企画として復活し、その際に余りに多くの投稿が寄せられたため、現在も通常のコーナーとしてネタの募集が行われている(番組ブログ参照)。

イメージ萎え萎え

現実にはありえないが想像すると萎えることをリスナーから募る。最近は特定の芸能人・著名人を弄るネタが多く採用されており、有名人弄りのコーナーと化している。当初は「萎え萎え王子の今夜は萎えTIME」の一部として放送されたが、現在は単独のコーナーとして放送されている。2011年現在、反対に芸能人・著名人で萌えるネタを投稿する『イメージ萌え萌え』のコーナーもでき、毎週交互にやっている。

4時に起こして

当初は「3時に起こして」で、放送時間帯の変更に伴い、2008年10月5日の放送から現在のコーナー名に変更された。通称「よじおこ」。

午前4時に起こして欲しいリスナーを募集して電話でモーニングコールを行い、起こして欲しい理由などを聞く。毎回2〜4名ほどに電話し、起きることができたリスナーにはステッカーが贈られる。特に誕生日のリスナーが選ばれることが多く、その際にはバースデーステッカーが贈られる。礼儀に欠けるリスナーや馴れ馴れしいリスナーには、ロケットマンが「友達じゃないからね」と釘を刺すことが度々ある。

このコーナーの拡大版として、番組内の任意の時間で起こして欲しい時間を募集する「起こして祭り」が不定期にオンエアされている。

Sunset Cafe

金曜移転時からのコーナー。ちょっとネガティブなマスター・ロケットマンの気まぐれでオープンする小さなカフェという設定で、BGM:Jakatta「The Other World」をかけた後、瀬尾のナレーションでBGM: レモン・ジェリー「Closer」(波の効果音がついている)がかかり番組の雰囲気を変え、その日の選曲テーマにとらわれずロケットマンが掛けたい曲を自由にかけるコーナー(自由としながらも、サイマル放送を行っていた頃には、権利関係によって輸入盤を放送できないという厳しい制限があった)。メールテーマと関係のない投稿の紹介やマスターへの質問・雑談・相談など、ノンジャンルかつ番組本編とは趣向を変えたコーナーである。番組にゲストを招く場合にはゲストコーナーとしての役割も担っており、その際は「ゲストが来店する」という体裁を取った上でゲスト登場部分のみ録音放送されることが多い。

番組前半のレギュラーコーナーは笑いが主体だが、このコーナーではロケットマンが自身の社会観や人生観などを真剣に語ることが多くなっている。ロケットマンはコーナー終了時に「素敵な日曜日を」(金曜放送時は「素敵な週末を」)と言って締めていたが、最近はコーナーのエンディングではなく番組のエンディングで「素敵な日曜日を」と言っている。

なお、番組のスタジオがある六本木ヒルズ森タワーの52階・東京シティビュー展望台に同名のカフェが実在するが、単なる偶然で本番組との関連は全くない。

命名お兄さん

「名前の無いものに名前をつける」コーナー。主に様々なシチュエーションを比喩し、それに名称を付ける。

トシ・シリトシのおしゃれ泥棒

番組の終了直前の数分間のコーナー。特にコーナーのタイトルコールもなく唐突に始まる。平松をからかうためだけのコーナーであり、平松への質問や意見などのメールが読まれる。そのほとんどが創作的で根拠のない事実無根の質問や、妻との仲に関する質問ばかりで、平松は回答に窮する。やったりやらなかったり、うっかり忘れてしまったりと、安定しない。2009年6月28日開始。

歯磨けよ!

エンディングで平松が『ドリフのビバノン音頭』の節に合わせて色々な掛け声を入れる。


注釈

  1. ^ a b c d J-WAVE時代の『ロケショー』とは異なり、ROCKETMANではなくふかわ名義となっている。

出典

  1. ^ 2010年10月30日放送でのロケットマンの発言。[出典無効]
  2. ^ 『フニオチ手帳』 - Amazon.co.jp
  3. ^ ふかわりょう、音楽プロデューサーと芸人の二足のワラジが大成功? - BARKS
  4. ^ ふかわりょう、世の腑に落ちない事例を競う「第2回フニオチコンテスト」開催 - goo音楽
  5. ^ ふかわりょう、<第3回フニオチコンテスト>開催。審査員は清春、蛭子能収 - BARKS
  6. ^ ふかわりょう「フニオチコンテスト」で“攻め”の詳細明かす - ナタリー
  7. ^ ふかわりょう、ファン300人と野外で珍企画“フニオチBBQ” - ナタリー
  8. ^ 今年も大成功!ふかわ企画「フニオチBBQ」にファン400人 - ナタリー
  9. ^ 番組ブログ2010年9月26日更新分
  10. ^ 2010年9月25日放送でのロケットマンの発言。[出典無効]
  11. ^ a b ふかわりょうの人気番組「ROCKETMAN SHOW!」が名前を変えてポッドキャストで復活”. サンスポ産業経済新聞社. 2022年11月3日閲覧。
  12. ^ キイテル ロケットマンショー”. FMヨコハマ. 2024年4月9日閲覧。
  13. ^ a b FMヨコハマ・ポッドキャスト連動の放送枠「キイテル」を4月1日(月)からスタート!」『』PR TIMES、2024年3月22日。2024年4月9日閲覧。
  14. ^ 『ふかわりょうのローファイラジオ』がFMヨコハマのポッドキャストでスタート!」『』PR TIMES、2023年10月2日。2024年4月9日閲覧。



ROCKETMAN SHOW!!

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/06/19 07:31 UTC 版)

ROCKETMAN SHOW(ロケットマン・ショー)は、2006年4月1日からJ-WAVEなどで放送されている日本ラジオ番組ナビゲーターROCKETMAN(ロケットマン)。略称は「ロケショー」。放送開始当初の番組名表記には「ROCKETMAN SHOW!!」と末尾に「!!」が加えられていた。








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