POWER9
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/24 05:13 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動公式サイト | POWER9 |
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生産時期 | 2017年12月から |
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設計者 | IBM |
CPU周波数 | から 4GHz |
アーキテクチャ | 64ビット |
命令セット | Power ISA V3.0 |
コア数 | 12 または 24 |
前世代プロセッサ | POWER8 |
次世代プロセッサ | POWER10 |
L1キャッシュ | 32+32 KB/コア |
L2キャッシュ | 512KB/コア |
L3キャッシュ | 120MB/チップ |
Power アーキテクチャ |
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過去
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現在
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予定
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概要
POWER9は製造プロセス14nmおよびFinFET SOIを採用し、スケールアウト用の12コア SMT8および24コア SMT4、スケールアップ用の12コア SMT8および24コア SMT4の、4つのバリエーションで登場した[1][2]。またPOWER9のアーキテクチャはOpenPOWER Foundationのメンバーにライセンシングのために公開され、修正される[3]。
2016年9月のHot Chips 28 で事前発表され[4]、2017年12月5日にPOWER9を採用するPower System AC922サーバとともに出荷開始が発表された[5]。
2019年8月のHot Chips 31でPOWER9 AIO(Advanced I/O)が2020年リリース予定と発表された[6]。
用途
- IBM
- Power System AC922 (AI向けモデル) - 2017年12月発表[5]
- Power System S914, Power System S922, Power System S924(スケールアウトモデル)、Power System L922(Linux専用モデル)、Power System H922, Power System H924(SAP HANA向けモデル) - 2018年2月発表[7]
- Power System LC921, Power System LC922(ストレージ搭載Linux専用モデル)- 2018年5月発表[8]
- Power System E980, Power System E950(スケールアップモデル)- 2018年8月発表[9]
- Power System IC922(AI向けモデル)- 2020年3月発表
- 日立製作所
- SR24000/DL1 (ディープラーニング向けモデル) - 2018年1月発表[10]
- Raptor Computing Systems
- Talos II [11]
- Blackbird
- Penguin Computing
- Magna PE2112GTX[12]
- Google - Zaius/Barreleye G2 server(Rackspaceと協業して開発[13][14])2018年3月、Googleはデータセンターに設置開始していると発表[15]
- Summit - アメリカ合衆国エネルギー省のオークリッジ国立研究所にある2019年11月時点で世界一の計算能力を持つスーパーコンピュータ(TOP500リスト)
- Sierra - アメリカ合衆国エネルギー省のローレンス・リバモア国立研究所のスーパーコンピュータ
- ^ OpenPOWER and the Roadmap Ahead
- ^ IBMがPower9を、MediaTekが10nm版モバイルSoCをISSCCで発表 - 後藤弘茂のWeekly海外ニュース 2017年2月9日 PC Watch
- ^ Power9: Google gives Intel a chip-flip migraine, IBM tries to lures big biz
- ^ Hot Chips 28 - コグニティブの時代に対応する新時代CPU「POWER9」 - マイナビニュース
- ^ a b 人工知能(AI)向けに設計された業界最先端のサーバーを発表 - x86サーバーの約4倍のディープ・ラーニング・フレームワーク・パフォーマンスを実現する新しいPower Systems(1) - AIのワークロード用に設計されたPOWER9プロセッサー - Googleおよび米国エネルギー省の「Summit」および「Sierra」がPOWER9を採用
- ^ 株式会社インプレス (2019年8月23日). “【後藤弘茂のWeekly海外ニュース】 AMDやIBM、Armが「Hot Chips 31」でCPUアーキテクチャを公開” (日本語). PC Watch. 2019年8月23日閲覧。
- ^ 次世代のテクノロジーで構築されたクラウド対応サーバー - IBM
- ^ AI導入の準備は整っていますか? - IBM
- ^ イノベーションを加速するPOWER9プロセッサー搭載スケールアップ・サーバー - IBM
- ^ ディープラーニングと科学技術計算に高性能を発揮する日立スーパーテクニカルサーバのディープラーニングモデル「SR24000/DL1」を販売開始
- ^ Introducing Talos II - Raptor Computing Systems
- ^ “@PenguinHPC showing off the results of true open collaboration with their latest #POWER9 system #openpower #hpc #SC17pic.twitter.com/HdEHQ0vwNi” (英語). Twitter (2017年11月15日). 2017年11月16日閲覧。
- ^ GoogleがIBM「POWER」サーバに移行へ - EE Times Japan
- ^ Rackspace と共同開発中の POWER9 サーバー、Zaius のドラフト仕様を公開 2016年10月21日金曜日
- ^ Moorhead, Patrick. “Google Confirms POWER9 Processor Data Center Deployment At OpenPOWER Summit 2018” (英語). Forbes 2018年6月9日閲覧。
- 1 POWER9とは
- 2 POWER9の概要
- 3 関連項目
パワー・ナイン
(POWER9 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/05 03:08 UTC 版)
パワー・ナインとはマジック:ザ・ギャザリング(以下マジック)のアルファ(限定版第一刷)、ベータ(限定版第二刷)、アンリミテッド(非限定版、第2版相当)に収録された9種類のカードの総称。
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- ^ “【漫画】3000万円に10億円!? カードゲームの「超高額カード」に目を輝かせるギャルとJK(ねとらぼ)” (日本語). Yahoo!ニュース. 2021年5月28日閲覧。
- ^ “UPDATE:『マジック:ザ・ギャザリング』の初版 Black Lotus に6,000万円超えの入札が相次ぐ(HYPEBEAST)” (日本語). 2021年5月30日閲覧。
- ^ 当時は基本土地すら貴重なカードであったという事情がある。
- ^ 他の4枚は少なくとも第4版までは再録されている。
- ^ 3点のライフ回復もしくは3点のダメージ軽減。第9版より再録されていない。このカードだけは弱すぎると言う理由で再録されなかった。
- ^ 黒3マナを生み出す。第6版で再録されなかったが、直後のウルザス・サーガ、メルカディアン・マスクスには再録された。この中ではAncestral Recall以外で唯一公式フォーマット(エクステンデッド)で禁止カードに指定されたことがある。
- ^ 3点のダメージを与える:第5版で再録されなかったが、基本セット2010で再録。同じく基本セット2011にも再録されたがその後は再録されていない。
- ^ クリーチャー1体に+3/+3の修正を与える。この中では最も再録回数が多く、最もバランスが良いとされる。
- ^ これは当時、入手のしやすさでゲームバランスを取ろうとしていたため。
- ^ ただし他のフォーマットでは規制されていない。
- ^ かつて「Chaos Orb」(高いところから落として触れたカードを破壊するというカード)を試合中に細かく千切ってばら撒いたプレイヤーがいたため。アングルードにはこのエピソードを元にした「Chaos Confetti」というカードが存在し、このカードもその流れをくんでいる。
- 1 パワー・ナインとは
- 2 パワー・ナインの概要
- 3 パワー10
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