魔女っ子大作戦 魔女っ子大作戦の概要

魔女っ子大作戦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/17 14:20 UTC 版)

東映魔女っ子シリーズ > 魔女っ子大作戦

概要

東映動画魔女っ子アニメ7作品のキャラクターが、「リーリオ」と名乗る妖精の助けを求める声を聞き、その調査に乗り出すという内容。声優は可能な限りアニメと同じメンバーを起用した。

また「魔女っ子大作戦」のタイトルで、本ゲームに登場する魔女っ子キャラクターを使ったさまざまなキャラクター商品が発売された。#主なキャラクター商品を参照のこと。

「ザ・アンホーリー・ウォー」

本作は、もともとは1998年米国トイズ・フォー・ボブ社が開発し、北米欧州クリスタル・ダイナミックス社とアイドス・インタラクティブから発売された「ザ・アンホーリー・ウォー(The Unholy War)」というタイトルのゲームである。しかし、バンダイがこのゲームを日本で発売するに当たって、キャラクターや物語、世界観などを東映動画の魔女っ子アニメのものに差し替えて販売することとなる[1][2]。これは当時トイズ・フォー・ボブ社の設立者及びCEOだったPaul Reicheがバンダイの「SDガンダム」シリーズが好きで、バンダイのおもちゃ玩具のライセンス権をなんとか得ようと、バンダイとの接触を試み、クリスタル・ダイナミックスの上層部に頼んだ。結局その後、代わりに本作を日本のアニメコンテンツを使った「魔女っ子大作戦」として日本向けに販売することとなるのだが、バンダイから直接、Reicheに日本語でデザインや文書のファックスが送られるも、日本語から翻訳する必要があったり、やり取りのプロセスが非常に面倒だった為、バンダイからのファックスを受け取るのを止めたと言う。 ファックスを通してバンダイとの接触が取り止めとなった為、Reicheはバンダイがこのゲームをどうやって日本で販売したのか分からなかったという[3]

「ザ・アンホーリー・ウォー」はテクノロジーと魔法が混在する架空の世界の惑星Xsarraを舞台に惑星Xsarraの原住民のArcanesと、惑星Xsarraを征服しようとする、高度なサイバネティックスを持ったTeknos軍との2つの勢力の間の戦争を描いた内容のSFシミュレーションRPGだった。そのため「魔女っ子大作戦」とは内容が異なっている。敵との戦闘は3Dフィールドで1対1のリアルタイム3Dのアクションシューティングのゲームシステムとなっているが、そこの戦闘システムの部分は「魔女っ子大作戦」でも同じ。その他に「魔女っ子大作戦」の敵キャラクターの怪物に「ザ・アンホーリー・ウォー」の敵キャラクターなどを登場させたりしている。

登場キャラクター




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