長徳寺 (明石市)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 長徳寺 (明石市)の意味・解説 

長徳寺 (明石市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/22 08:39 UTC 版)

長徳禅寺本堂

長徳禅寺(ちょうとくぜんじ)は、兵庫県明石市にある臨済宗妙心寺派に属する寺院。山号は天徳山。本尊は釈迦牟尼仏釈迦如来)。別名は長徳寺、長徳庵。

歴史

天徳山長徳禅寺は、臨済宗妙心寺派(本山は京都市右京区花園)に所属。いわゆる禅宗である。現在、日本に現存する禅宗の系統には、他に曹洞宗黄檗宗がある。長徳禅寺は安土桃山時代天正11年(1583年)創建とされているが、昭和47年(1972年)11月兵庫県加古郡役所発行の加古郡誌によれば、天正2年(1574年)開創と記されている。現住職で第十六代目である。山門は、享保4年(1719年)建立である。本尊は、釈迦牟尼仏で、脇侍に阿難尊者と迦葉尊者の三尊仏を配す。平成7年(1995年)1月17日の阪神・淡路大震災で、長徳禅寺も被災したが、平成17年(2005年)5月、約10年をかけて本堂等の大改築を完了し現在のように整備された。 本堂は、客殿様式で京都の専門大工堂宮大工)上宗建設により、臨済宗らしい簡潔で上品な方丈となっている。山門は、震災前は南側にあったが、現在は東面に同大工により解体修理移築されている。また、当山鎮守を祀る愛染明王堂も震災で半壊したので取り壊し、現在は本堂奥の位牌堂に鎮座する。愛染明王が鎮守として祀られているのは珍しい。他に、寺紋は「三葵」で、徳川家御朱印札が存在するが、先に述べたように詳細は不明である。

安置仏像

所在地

  • 兵庫県明石市二見町東二見1695

参考文献

  • 中村安孝 『加古郡誌』兵庫県加古郡役所発行、1972年
  • 『妙心寺派寺院録』妙心寺宗務本所発行、2008年
  • 長徳禅寺サイト

関連項目

外部リンク

座標: 北緯34度41分46秒 東経134度53分14.3秒 / 北緯34.69611度 東経134.887306度 / 34.69611; 134.887306




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「長徳寺 (明石市)」の関連用語

長徳寺 (明石市)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



長徳寺 (明石市)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの長徳寺 (明石市) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS