辯天宗
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/05 16:29 UTC 版)
教義
五行のお諭し…真の教え、根本教理
- 一、真心を常に忘るべからず
- 一、慈悲愍みの心を養うべし
- 一、善根功徳の行を積むべし
- 一、感謝の誠を捧ぐべし
- 一、不平不満を思うべからず
本部
主な施設
関連施設
その他
- 施薬部を設け、漢方薬の処方・販売を行っている。
- 浪花千栄子(婦人部長・女優)、原健三郎、松下幸之助、笹川良一、和田完二、西條八十、山田耕筰、川上のぼる等が信仰していた。
- 笹川は大森家と婚姻関係も結び、大阪本部の土地を寄進した[1]とされているが、正確には土地の一部を寄進したのみで、残りの土地は教団に有償で売却している。また、その土地代金は「感謝箱」と呼ばれる信者からの寄進を財源として教団が約30年かけて支払っている。
- お百度参りの起源は、子宮癌の女性を救うために百日参りの行を行わせたことに始まる。
- 茨木辯天花火大会は毎年8月8日に大阪本部にて行われる[2]。宗教団体が行う奉納花火としては毎年8月1日にパーフェクト リバティー教団が行う教祖祭PL花火芸術とならんで、大阪では知名度が高い。
- 宗歌の作詞は西條八十、作曲は山田耕筰による。
- 石原慎太郎の「巷の神々」(産経新聞出版局、1967年)に宗祖にまつわるエピソードが記載されている。
- 松下幸之助についてはその立場上、本宗の信者であることを公言はしていなかったが、大阪本部落慶祭に信者代表の一人として松下が祝辞を述べている姿が信者向けのビデオとして記録されている。ただし、松下は浅草寺に雷門を寄進するなど他の諸宗教へも寄進を行っており、本宗だけを特別扱いしたものではないとする見解もある。また、守口市の本社から国道1号を挟んで南側にある松下電子部品(当時の社名。現在はパナソニックへ吸収)の拠点があった場所の一角に、下天龍王社という祠(ほこら)が鎮座しているが、これも本宗に代わるものとして建立したという説もある。下天竜王の経典は[仏説最勝護国宇賀耶頓得如意宝珠陀羅尼経(『仏説大弁財天経』の中の一つ)に記載されており、宇賀神王=宇賀神=弁財天=下天龍王と読みとれる。
固有名詞の分類
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