趙鏞基
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『第四次元』の新たな啓示
趙は1981年、『第四次元』(幸福への招待発行)を著した。そこに書かれた信仰の奥義は、20年以上の苦闘、断食、徹夜の祈り等を通して、神に忠実に従う中、神ご自身から啓示された。それは聖書に書かれている「あなたの信仰の通りになれ」(マタイ9:29)「見えるものは目にみえるものでできたのではない」(ヘブル11:3)という法則の奥義である。そして近年になって特に、神は祈祷室にいる趙に、1日に一時間以上絶えず啓示を与えた。趙は感激し、魂を揺り動かされた。それを他の人々と分かち合いたいと切実に思い、新たに2006年に『 4次元の人-3次元の人生を支配する』(トランスフォーメーション・グロース小牧者出版発行)を著した。"この書は趙の真骨頂と言える大作である" (大川従道牧師の推薦文より)。 『第四次元』の信仰に対して「『自己実現』の焼き直しに過ぎない。」とする批判があるが、「父なる神が、ご自身の偉大なる御業を人間を通して実現する」[9]ことについて書かれている本である。
虚偽の主張の流布による名誉棄損被害
2014年4月、ソウル南部地方裁判所は趙に対して虚偽の事実を流布し、名誉を棄損したとして起訴されていた人物に対し情報通信網利用促進及び情報保護等に関する法律違反(名誉棄損)で、200万ウォン(約19万5000円)の罰金令を下す。韓国の国民日報によると、被告人は「インターネットに掲載された内容を引用しただけ」と主張したが認められなかった。
法律事務所ロゴスの関係者は同紙に対し、「今回の判決は、趙牧師に関してインターネット上に流布されている言葉にもすることができないあらゆる疑惑と悪口が虚偽事実であることを確認したものだ」「インターネットで虚偽の主張を流布する人々にこれ以上の違法行為をしてはならないという警告を与える意味がある」とコメントしている[10]。
編集者の歪曲による『日本批判発言』誤報道
2011年3月の日本の東北地方太平洋沖地震に関して、趙の発言がインタビューをした編集者によって歪曲され、『「物質主義中心で、世俗的で、偶像崇拝の社会である日本に対する神からの警告」と述べた』などと誤った内容でオンライン新聞に掲載されてしまったため、韓国国内で激しい批判を浴びた。
その後該当記事は削除され、インタビューが歪曲されていたことに対する、日韓両国民および趙への謝罪文がオンライン新聞『ニュースミッション』より発表された[11]。
- ^ a b “[속보 여의도순복음교회 설립 조용기 목사 별세…(汝矣島純福音教会創立趙鏞基牧師逝去)]”. ハンギョレ. 2021年9月14日閲覧。
- ^ “(30)함안 조씨(咸安趙氏)-259,196명” (朝鮮語). 서울이코노미뉴스 (2014年8月7日). 2022年7月18日閲覧。
- ^ 『4次元の人-3次元の人生を支配する』トランスフォーメーション・グロース小牧者出版
- ^ a b c d e TV番組『幸福への招待』放送内容より
- ^ 『4次元の超霊力―神の力を解き放て』カッパ・ブックス光文社
- ^ ピーター・ワグナー『日本の霊の壁を打ち破れ』暁書房
- ^ FGTV-純福音神学
- ^ 韓国教会の指導者らが会合、CCK・韓教連統合のための提案を発表 チョー・ヨンギ牧師が仲介役に
- ^ 『第四次元』p.19,幸福への招待
- ^ チョー・ヨンギ牧師への名誉棄損で反キリスト教市民運動連合メンバーに罰金判決
- ^ The Kyunghyang Shinmun, 14 March 2011. .
- ^ 背任罪などで罰金判決受けたチョー・ヨンギ牧師、主日にメッセージ 「所有してはならないことを学んだ」.
- ^ American, Taiwanese Pastors Disclose Insider Details to David Yonggi Cho's Indictment
- ^ Christianity Daily, 6 July 2016. .
- ^ チョー・ヨンギ牧師、背任罪で懲役2年6月、執行猶予4年確定 最高裁が上告棄却 .
- 1 趙鏞基とは
- 2 趙鏞基の概要
- 3 経歴
- 4 日本宣教への情熱
- 5 ミニストリー
- 6 『第四次元』の新たな啓示
- 7 背任罪で有罪判決
- 8 著書
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