豊前市
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/05 05:28 UTC 版)
地理
福岡県の東部、京築地域の南部に位置し行橋市と中津市のほぼ中間に位置する。市域南部には求菩提山や犬ヶ岳などの山々が属する筑紫山地が連なる。また、北部は周防灘(瀬戸内海)に面しているため漁業が盛んである。なお、天気の良い日には対岸の山口県が見えることがある。
先で述べたとおり、市域南部は求菩提山などの山地が多く自然が豊かでこの周辺では湧き水が湧いている所も多い。特に市域南西部の畑地区にある「畑冷泉(はたのれいせん)」は、福岡県内でも有名な名水の一つで市外からも多くの人が訪れる。この他にも市内には名水が多い。
気候
生活
- 豊前市は、大分県の北部との県際交流が非常に盛んである。豊前市は北九州都市圏(関門都市圏)の一部に組み込まれるが、北九州市中心部とは40kmと離れており、遠い位置関係にある。一方、中津市中心部まではわずか7kmと非常に近いことから中津市の経済圏・生活圏(中津都市圏)に属する。2005年の国勢調査では、豊前市の通勤通学者が中津市に通勤・通学する割合は10%を越えている。なお、北九州都市圏へ向かう割合は5%程度である。
- 市外局番は(0979) で中津局と同一で、方言も中津市近郊(中津弁)や大分県内で使われる方言との共通性もある事から、市民生活や文化面での関係は深い。そのため、中津市への通勤通学人口が北九州市よりも多くなっており、公私問わず中津市の高校を受験する中学生も多い。なお、大分県の県立高校は学区制を設けていない。
地名
- 大村(旧八屋町)
- 八屋(旧八屋町)
- 赤熊(旧宇島町→八屋町)
- 宇島(旧宇島町→八屋町)
- 青畑(旧横武村)
- 大西(旧横武村)
- 河原田(旧横武村)
- 才尾(旧横武村)
- 永久(旧横武村)
- 挟間(旧横武村)
- 薬師寺(旧横武村)
- 山内(旧横武村)
- 岩屋(旧岩屋村)
- 大河内(旧岩屋村)
- 求菩提(旧岩屋村)
- 篠瀬(旧岩屋村)
- 鳥井畑(旧岩屋村)
- 上川底(旧合河村)
- 下川底(旧合河村)
- 下河内(旧合河村)
- 天和(旧合河村)
- 中川底(旧合河村)
- 鬼木(旧黒土村)
- 皆毛(旧黒土村)
- 梶屋(旧黒土村)
- 岸井(旧黒土村)
- 久路土(旧黒土村)
- 小石原(旧黒土村)
- 高田(旧黒土村)
- 広瀬(旧黒土村)
- 堀立(旧黒土村)
- 市丸(旧三毛門村)
- 沓川(旧三毛門村)
- 小犬丸(旧三毛門村)
- 三楽(旧三毛門村)
- 清水町(旧三毛門村)
- 恒富(旧三毛門村)
- 久松(旧三毛門村)
- 三毛門(旧三毛門村)
- 森久(旧三毛門村)
- 六郎(旧三毛門村)
- 川内(旧山田村)
- 四郎丸(旧山田村)
- 鳥越(旧山田村)
- 荒堀(旧千束村)
- 今市(旧千束村)
- 千束(旧千束村)
- 塔田(旧千束村)
- 野田(旧千束村)
- 吉木(旧千束村)
- 松江(旧角田村)
- 中村(旧角田村)
- 畑(旧角田村)
- 畠中(旧角田村)
- 馬場(旧角田村)
- 青豊(2009年、吉木・赤熊より分立)
隣接している市町村
- ^ 「宇島市」わずか4日で「豊前市」に改名 市名巡り住民が対立 福岡県
- ^ 2010年豊前市勢要覧
- ^ a b c 「国内情報」『レジャー産業資料』第4巻第47号、綜合ユニコム、1971年12月、23-30頁、2023年9月11日閲覧。
- ^ “文化審答申:国の重要文化的景観に「求菩提の農村風景」 狭い谷間の農耕を継承--県内初選定/福岡”. 毎日新聞(朝刊) (毎日新聞社): p. 21(地方版/福岡). (2012年6月16日)
固有名詞の分類
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