詩のボクシング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/30 21:01 UTC 版)
外部への影響
- 俳句甲子園
- 俳句甲子園は1998年から1999年にかけての発足前後、「俳句ボクシング」という名称を用いていた[2] [3]。
- M-1グランプリ、R-1ぐらんぷり
- かつて詩のボクシング岡山大会は、吉本興業の出店であり岡山市の第三セクターが管理していた三丁目劇場(2006年現在、吉本興業は撤退している)にて開催されていた。審査委員には吉本興業所属の人物が含まれ、第3回岡山大会にはだいたひかるが出場する。だいたひかるは詩のボクシング岡山大会を2回戦で敗退したが、その後のR-1ぐらんぷりでは優勝を獲得している。
各界の評価
この節は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。(2008年8月) |
- 評論家の三浦雅士は「詩歌の世界に革命を起こした」と指摘した。
- 島田雅彦vsサンプラザ中野の対戦にジャッジとして参加した美輪明宏は「日本でもやっとこういった遊びができるようになった」と評価した。
- TBSのニュース23で特集が組まれた際、筑紫哲也は「これで現代の詩に風穴が明く」とコメントした。
- 名称に詩を冠しているが、実際に行われる表現が詩歌に類するものとは限らない。また朗読者のキャラクター性や即応力など、活字上での詩作とは違った力を試される場でもある。このことから、狙いや方向性の違いが理解されるまでの過程では、詩歌の愛好家を中心として違和感、否定的意見も発せられていた。今では詩歌の愛好家の中にも理解を示し、協力する人たちが増えた。
備考
- 詩のボクシングでは朗読者を「朗読ボクサー」と呼ぶ。
- 日本朗読ボクシング協会での楠かつのりの役職名は「代表」。
- 「詩のボクシング」は登録商標である。
- 一般参加形式の全国大会では、ジャッジとして、過去、川上弘美、大林宣彦、天野祐吉、香山リカ、ルー大柴、加賀美幸子、江國香織、森絵都、関川夏央、鈴木史朗、ピーター・バラカン、山田五郎、しりあがり寿、ヤノベケンジ、俵万智、黛まどか、国本武春、蛭子能収、ダンカン、嵐山光三郎、泉麻人、糸井重里、奈良美智、岡本敏子、立松和平、束芋など幅広いジャンルの著名人が担当している。
- ^ “思い届くと気持ちいい! 「詩のボクシング」取り組み広がる”. 朝日新聞. (2009年11月9日) 2010年1月30日閲覧。
- ^ 俳句でボクシング 玄人対決ファンうなる 句会ライブIN松山 1999.08.29 愛媛新聞朝刊
- ^ [ずうむいん愛媛]高校生に句会ライブ旋風 1998.09.21 愛媛新聞朝刊
固有名詞の分類
- 詩のボクシングのページへのリンク