装甲騎兵ボトムズ
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テレビシリーズ版以降に製作されたアニメ作品
総集編6本とOVA10作品が製作されている(以下、発売した順に記載)。
- 一連の作品を時系列順に整理すると以下のようになる(外伝・派生作品は除く)。
- レッドショルダードキュメント 野望のルーツ
- ペールゼン・ファイルズ 全12話
- テレビシリーズ・ウド編(第1話 - 第13話)
- ザ・ラストレッドショルダー
- テレビシリーズ・クメン編(第14話 - 第27話。第28話はウド編の総集編)
- テレビシリーズ・サンサ編(第29話 - 第39話)
- テレビシリーズ・クエント編(第41話 - 第52話)
- ビッグバトル BATTLE OF THE HETEROGENEOUS SPECIES
- (テレビシリーズ最終話のエピローグ)
- 赫奕たる異端 全5話
- 孤影再び
- 幻影篇 全6話
装甲騎兵ボトムズ VOL.I STORIES OF THE A.T.VOTOMS
1985年6月21日発売[38]。テレビシリーズを時系列にまとめた総集編。演出・構成は谷田部勝義[38]。
装甲騎兵ボトムズ VOL.II HIGHLITS OF THE A.T.VOTOMS
1985年7月20日発売[39]。銀河万丈がナレーションを担当した各話の予告編をすべて収録し、ココナ・バニラ・ゴウトの3人を中心に構成された名場面集。演出・構成は知吹愛弓[39]。
エンディングと、ファンタムクラブでココナが歌うシーンが塩山紀生によって新たに作画されている。ファンタムクラブのシーンでは監督の高橋良輔、キャラクターデザインの塩山紀生、プロデューサーの長谷川徹らがワンカット登場するお遊びがある。
クエント消滅後のロッチナがギルガメス軍の軍服を着て登場しているが、これが『ビッグバトル』の前に入るのか後に入るのかは不明。
ザ・ラストレッドショルダー
1985年8月21日発売[40]のOVA作品。時間軸的にはウド編とクメン編の間に入るエピソード。1986年8月2日に劇場公開もされた。本作品は第3回日本アニメ大賞OVA最優秀賞を受賞している。
- スタッフ[41]
- 原案 - 矢立肇
- 原作・監督 - 高橋良輔
- 脚本 - 吉川惣司
- キャラクターデザイン・作画監督 - 塩山紀生
- メカニカルデザイン - 大河原邦男
- 演出 - 加瀬充子
- 音楽 - 乾裕樹
- 作画監督 - 塩山紀生
- メカ作監 - 吉田 徹
- 美術監督 - 宮前光春
- 音響監督 - 浦上靖夫
ウド
1986年2月21日発売[42]。ウド編の総集編。演出・構成は高橋良輔。
オープニング、エンディング、『クメン』の予告編がマックスファクトリー製作のジオラマで表現され、話題になった。
クメン
1986年4月5日発売[43]。クメン編の総集編。演出・構成は高橋良輔。この総集編にはフィアナが登場しない。
『ウド』同様にオープニングとエンディングはジオラマバージョン(オープニングの内容は『ウド』と異なる。エンディングは同じ)。
ビッグバトル BATTLE OF THE HETEROGENEOUS SPECIES
1986年7月5日発売[44]のOVA作品。時間軸的には最終話におけるクエント消滅からキリコとフィアナがコールドスリープに入るまでの間に入るエピソード。
- スタッフ[45]
- 原案 - 矢立肇
- 原作・監督 - 高橋良輔
- 脚本 - はままさのり
- キャラクターデザイン - 塩山紀生
- メカニカルデザイン - 大河原邦男
- 音楽 - 乾裕樹
- 美術 - 岡田和夫
- 音響監督 - 浦上靖夫
サンサ
1988年1月23日発売[46]。サンサ編の総集編。演出・構成は高橋良輔。
オープニングは谷口守泰、エンディングは塩山紀生による新作画(『クエント』も同じものが使用された)。
制作時、谷口は『機甲猟兵メロウリンク』のデザイン作業に取り掛かっており、『ボトムズ』本編では登場することのない、対ATライフルを携え、マントを羽織った機甲猟兵姿のキリコを観ることが出来る。谷口は絵コンテも担当。そのエピソードは当時『アニメージュ』誌に連載されていた自らのイラストエッセイに記されている。演出は谷口の指名で今西隆志が担当した。
クエント
1988年2月20日発売[47]。クエント編の総集編。演出・構成は高橋良輔。
レッドショルダードキュメント 野望のルーツ
1988年3月19日発売[48]のOVA作品。時間軸上最も古いエピソード。劇伴音楽は乾裕樹による新作。オープニングアニメーションはアニメアールの吉田徹の絵コンテによる新作が予定されていたが、スケジュールの都合により本編カットを抜粋し構成したダイジェストが使用された。
- スタッフ
- 原案 - 矢立肇
- 原作・監督 - 高橋良輔
- 脚本 - 吉川惣司
- キャラクターデザイン - 塩山紀生
- メカニカルデザイン - 大河原邦男
- 演出 - 今西隆志
- 音楽 - 乾裕樹
- 美術 - 岡田和夫、宮前光春
- 音響 - 浦上靖夫
機甲猟兵メロウリンク
1988年から1989年にかけて発売[49]された外伝に当たるOVA作品。全12話[49]。
赫奕たる異端
1994年から1995年にかけて発売されたOVA作品。初のTVシリーズ以降の続編となる作品。全5話。
ペールゼン・ファイルズ
2007年から2008年に掛けて発売されたOVA作品。全12話。2009年1月17日に劇場版が公開。
幻影篇
2010年3月より発売のOVA作品。全6話。
ケース;アービン
2011年2月25日発売の「ボトムズ新生3作品」にあたるOVA作品。2010年11月6日にはイベント上映。世界観は共有するが、キリコを中心とするシリーズとの接点は設けられていない作品。
ボトムズファインダー
2011年4月7日発売の「ボトムズ新生3作品」にあたるOVA作品。2010年12月4日にはイベント上映。本作などの世界観や設定を一切用いていないパラレルワールドの作品。
孤影再び
『日経エンタテインメント!』誌で連載された小説。後に「ボトムズ新生3作品」の一環でOVA化され、2011年4月22日に発売。発売に先行して2011年1月8日にイベント上映。
注釈
- ^ 本編のクレジットでは第3話が「美女」。第4話以降最終回まで「ファンタム・レディ」。
- ^ ただし、ウド編ラストでは、イスクイが〈組織に〉切り棄てられた事をほのめかしており、コミック版でも平然と見棄てている。
- ^ 『機甲猟兵メロウリンク』で描かれた終戦間近の惑星ミヨイテでの軍需物資(主にヂヂリウム)強奪事件。
- ^ ペールゼンが命名した、生存確率が桁違いに高い生命体の呼称。
- ^ 情報漏洩が事実かは不明。
- ^ しかもキリコ機はスコープドッグの「ターボカスタム」であったが、リーマン機はターボカスタムでない「コマンダーカスタム」である。
- ^ その他は初回戦闘時のプロト・ワン、OVA・本編でのイプシロン。
- ^ ただし、劇中では「一般アストラーダ語」とも言われていた。
- ^ ただし『太陽の牙ダグラム』において、砂漠が舞台のシーンは全話数の半分にも満たない。
- ^ ただしこの時は既にデビューしていたので、レコード会社の契約の都合上、名前を変えて欲しいと依頼した。
- ^ 表記は"紀雄"
- ^ スポンサーのタカラが本作放送開始の前後に発行した、商品パンフレット『SAK 3D HOBBY』における本作の紹介文でも「10年戦争」との表記があり、これが誤植でない限りは企画段階や初期設定で戦争の期間が10年とされていた可能性がある。
- ^ GREAT MECHANICS 4 模型メーカーであったニットー(日東科学教材)が協力しており、ダグラムの1/144モデルは同社から発売されている。
- ^ 当初はストライクドッグのキットから改造するためのパーツで、同シリーズのキットを幾つも買って応募する景品扱いだったが、後にフルキットとして発売された。
出典
- ^ a b EYECOM Files(編) 編『SFアニメがおもしろい 機動戦士ガンダムから新世紀エヴァンゲリオンまで』アスペクト、1997年。ISBN 4893666436。「この作品のメカがスゴイ! 『装甲騎兵ボトムズ』 氷川竜介」、p.82
- ^ a b アニメージュ編集部(編)『TVアニメ25年史』徳間書店、1988年、132頁。
- ^ a b 完全版資料集 1987, p. 20.
- ^ a b 完全版資料集 1987, p. 21.
- ^ 完全版資料集 1987, p. 22.
- ^ バンダイ発行『ENTERTAINMENT BIBLE.5 装甲騎兵ボトムズ ボトムズ大図鑑』やホビージャパン発行『装甲騎兵ボトムズ・パーフェクト3Dブック』では「ニーヴァ」と表記。
- ^ 『ボトムズオデッセイ』復刊ドットコム、147頁。ISBN 978-4-8354-5040-7。
- ^ “用語辞典”. ボトムズWeb. 2019年9月21日閲覧。
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- ^ 三栄書房『サンライズロボットアニメ大解剖』10頁掲載の宣伝ポスターより
- ^ “炎のさだめ”. ORICON STYLE. 2016年1月9日閲覧。
- ^ “いつもあなたが”. レコチョク. 2016年1月9日閲覧。
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- ^ 電撃ホビーマガジン presents 電ホビ.ch in ワンダーフェスティバル2014[夏] - 2014/07/27 11:30開始 - ニコニコ生放送 5:09:11 高橋良輔「最初はやはりですねボトムズっていう名前そのものも否定されて。 最近皆さん知らないんですけど昔はトップレスバーなんつのが有ったんですよ。 あのー、んー、ま無いんですよね。で、それの発展形というか、まあ法律では許されてないんですけどボトムレスバーってのも有ったんですよ。 ですから「えーっそんないやらしいイメージの名前を付けていいの?」っていう当然大反対が有りまして。 あのー、でもまあこれアストラギウスという所で、英語ではなくこういう事で。 只「ボトム」という事に対する言葉のイメージはあのー、かなりひきずりました。ま底辺というか、そういう事ですね」
- ^ プラモデルの組立説明書の記述より。
- ^ プラモデル『1/24 ATM-09STスコープドッグ』(タカラ・1983)付属解説書の記述による。
- ^ 「高橋良輔インタビュー」『デュアルマガジン』第4巻、タカラ、丸善、1983年。
- ^ a b TOKYO MX 2020/12/27放映 「ドキュメンタリーofボトムズ 異能の系譜」内での高橋監督のインタビュー
- ^ 高橋良輔(インタビュー)「装甲騎兵ボトムズ 最新作登場記念15時間スペシャル!」『WOWOWオンライン』、2011年 。2014年2月24日閲覧。
- ^ a b 『ボトムズオデッセイ』復刊ドットコム、144頁。ISBN 978-4-8354-5040-7。
- ^ a b c d e 浅子徹一 ほか『アニメージュオリジナル』 3巻、徳間書店、2009年。ISBN 978-4197202683。
- ^ 織田哲郎が装甲騎兵ボトムズ「炎のさだめ」を歌ってみた【オダテツ3分トーキング・アーカイブ - YouTube - 2020年2月25日 織田哲郎 T's Corporation 2022年3月21日閲覧
- ^ a b EYECOM Files(編) 編『SFアニメがおもしろい』アスペクト、1997年。ISBN 4893666436。はーらん・えりそん「フィルムとBGM」、p.177
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- ^ 松浦晋也 (2007年4月10日). “「レッドショルダーマーチ」の正体が判明する”. 2014年2月24日閲覧。
- ^ PIERO UMILIANI - ピエロ・ウミリアーニ - PROBLEMI D'OGGI、ディスクユニオン(2015/10/17閲覧)。
- ^ 『サンライズロボットアニメ大解剖』(2019年1月27日、三栄書房発行)71ページより。
- ^ 『北海道新聞』(縮刷版) 1983年(昭和58年)4月 - 1984年(昭和59年)3月、テレビ欄。
- ^ 『秋田魁新報』1986年4月17日 - 1986年6月27日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 『福島民報』1983年5月17日 - 1984年4月4日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 『北國新聞』1983年4月1日 - 1984年3月23日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 『北國新聞』1985年2月5日付朝刊、テレビ欄。
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- ^ 岡田斗司夫 『オタク学入門』
- ^ 装甲騎兵ボトムズ:特番「ドキュメンタリー of ボトムズ 異能の系譜」放送 高橋良輔監督の裏話もまんたんウェブ 2020年12月15日
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- ^ “装甲騎兵ボトムズ DVD-BOX I”. バンダイビジュアル. 2016年1月9日閲覧。
- ^ “装甲騎兵ボトムズ DVD-BOX II”. バンダイビジュアル. 2016年1月9日閲覧。
- ^ “装甲騎兵ボトムズ DVD-BOX III〈最終巻〉”. バンダイビジュアル. 2016年1月9日閲覧。
- ^ 高橋良輔監督による新たな伝説「装甲騎兵ボトムズ 戦場の哲学者」刊行! - マスターファイルブログ 2016年9月9日
- ^ 「装甲騎兵ボトムズ」監督、高橋良輔がボトムズ外伝小説を準備中! - マスターファイルブログ 2015年8月31日
- ^ 【作品紹介】装甲騎兵ボトムズ 絢爛たる葬列 - 矢立文庫。なお、こちらの本文イラストレーターは「しらゆき」表記。
- ^ [1]電ホビ 2020年9月25日
- ^ ホビージャパン別冊『モデラーズマテリアルシリーズ6:装甲騎兵ボトムズ』ベルゼルガDT製作記事注釈より。
- ^ 装甲騎兵ボトムズ × フィギュアヘッズ コラボレーション特設サイト
固有名詞の分類
OVA |
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テレビ東京系アニメ |
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アニメ作品 そ |
装甲騎兵ボトムズ 赫奕たる異端 SOL BIANCA 装甲騎兵ボトムズ Soul Link 蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH |
1983年のテレビアニメ |
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くろかの HJ文庫G 装甲騎兵ボトムズ 百花繚乱 SAMURAI GIRLS 六畳間の侵略者!? |
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