藤原実頼
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/25 15:05 UTC 版)
系譜
源能有の女・昭子を母とする藤原師輔・師氏・師尹らは異母弟にあたる。
和歌
- 勅撰集
- 後撰和歌集
- 山里の 物さびしさは 荻の葉の なびくごとにぞ 思ひやらるる
- まだしらぬ 人もありける 東路に 我も行きてぞ すむべかりける
- 松もひき わかなもつます 成ぬるを いつしか桜 はやもさかなむ
- 鈴虫の おとらぬねこそ なかれけれ 昔の秋を 思やりつゝ
- 拾遺和歌集
- 桜花 のどけかりけり なき人を こふる涙ぞ まづはおちける
- おくれゐて なくなるよりは 葦鶴の などて齢を ゆづらざりけむ
- あな恋し はつかに人を みづの泡の きえかへるとも しらせてしがな
- 新古今和歌集
- をみなへし 見るに心は なぐさまで いとど昔の 秋ぞこひしき
- 続古今和歌集
- 池水に 国さかえける まきもくの たまきの風は いまものこれり
- 新千載和歌集
- 鶯の やどの花だに 色こくは 風にしらせで しばしまたなむ
- 後撰和歌集
- 私家集
- 清慎公集
- 逢ひみても 恋にも物の かなしくは なぐさめがたく なりぬべきかな
- 清慎公集
藤原実頼と同じ種類の言葉
固有名詞の分類
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