英雄伝説 軌跡シリーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/31 06:02 UTC 版)
システム
本項ではシリーズ作品に共通するシステムを解説し、作品毎に固有の部分については各記事(英雄伝説VI 空の軌跡#ゲームシステム・英雄伝説VII#システム)で扱う。また、戦闘に関するシステムについては#戦闘システムとして別途節を設けている。
基本システム
『空の軌跡』3作・『VII』・『閃の軌跡』ともに基本システムは同一であり、操作方法等も共通している部分が多い。主人公となるプレイヤーキャラクターを操作して、フィールドの移動やNPCとの会話、敵キャラクターとの戦闘などを行っていくことで物語を進行させ、最終的な物語の結末を目指すオーソドックスなスタイルのRPGとなっている。
フィールドやオブジェクト等は3Dで構成され、その上を2Dで描かれたキャラクターが動くスタイルとなる。『空の軌跡』では視点を左右に回転させることができるが、『VII』では各マップ毎に視点が固定されている。『閃の軌跡』ではキャラクターも3Dで描画され、視点も左右だけでなく上下にも動かすことが可能となっている。
プレイヤーキャラクター移動時のフィールドには町や平原、洞窟や建造物といった場所が存在し、フィールド上にはプレイヤーキャラクターのほかに、多くの場合NPCまたは敵が徘徊している。また、戦闘時には各々のフィールドに応じて特別な戦闘用のフィールドが出現する。なお、描画されたキャラクターの大きさに対する各フィールドの縮尺に、極端な差は生じない。
プレイヤーキャラクターとフィールド上の特定のオブジェクトが接触した場合、プレイヤーキャラクターの周りに吹き出しが出現し、決定 / 会話ボタンを押すとイベントが発生する。NPCであれば会話が始まる。また、フィールド上の敵キャラクターと接触した場合は戦闘が始まる。敵との接触方向により戦闘の開始状況が変わり、敵の後ろから接触すれば先制攻撃、逆に敵に後ろから接触されると敵の先制攻撃となる。
シナリオ構成
他の《英雄伝説シリーズ》同様、メインとなるシナリオの進行状況に応じて「章」[注 54])に分けられている。また各作品によって呼び方は異なるが、『英雄伝説IV 朱紅い雫』のオープンシナリオのシステムを発展させた短いサブシナリオが、メインシナリオと並行して多数用意されている。
サブシナリオは原則としてプレイが必須ではなく、ほとんど達成せずにクリアすることも可能となっている。ただし達成することによって報酬が得られ、また作中でのキャラクターの評価(昇進)にも影響がある。
- 各作品に置けるサブシナリオの呼称
- 「FC」・「SC」:サブクエスト
- 「the 3rd」:扉(昇進システムがないため、評価への影響はない)
- 『VII』:支援要請(一部メインシナリオの進行に必須となるものもある)
ステータス
操作キャラクターの能力を決定するステータスは以下の通り。
- Status
- Parameter
- STR - 物理攻撃力。上昇すれば与えられるダメージが増える。
- DEF - 物理防御力。上昇すれば受けるダメージが減る。
- ATS - 魔法攻撃力。上昇すれば魔法で与えられるダメージが増える。
- ADF - 魔法防御力。上昇すれば魔法で受けるダメージが減る。
- SPD - 行動速度。上昇すると行動順が早く回って来る。
- DEX - 器用度。上昇すれば攻撃が当たり易くなる。
- AGL - 敏捷度。上昇すれば攻撃を避け易くなる。
- MOV - 移動力。一回の行動で動ける範囲。
- RNG - 攻撃範囲。攻撃の届く距離。
- Experience
- EXP - 経験値。敵を倒すことによって取得し、一定度貯まるとレベルが上がる。
- NEXT - 現在の総経験値に次にレベルが上がるまで必要な経験値を足した値。
装備
武器・衣服・靴・アクセサリーの4種類で装備することによってステータスにさまざまな変化を与える。主な効果は下記の通りとなるが、必ずしも下記の効果が出るとは限らず、また特殊な効果を持つ装備も多く存在する。各キャラクターにつきアクセサリーは2つまで、他は一つずつ装備可能となっている。ゲームが進行するに連れて、行く先々の店でより強力な装備を購入出来るようになっている他、任意のイベントや宝箱、あるいは敵を倒して手に入れる場合もある。
- 武器
- 主としてSTRを上昇させる。キャラクターによって使用できる武器の種類は固定されており(例:エステルは棒術具〈スタッフ〉、ヨシュアは双剣〈ツインエッジ〉)、固定種以外の武器は装備出来ない。武器装備をはずすと「練習用武器」を装備している扱いになる(攻撃力、攻撃範囲は0)。
- 衣類・靴
- 衣類はDEFとADFを、靴はDEF・MOV・AGLを主として上昇させる。武器とは異なり大半はどのキャラクターでも装備可能。一部には男性用 / 女性用や特定キャラのみのように使用者が限定される物もある。
- アクセサリ
- 効果は千差万別で、1種以上の状態異常を防ぐ、各種ステータス変更、銃器系武器の射程を伸ばす物などがある。衣類・靴同様、一部に使用者が限定される物もある。
料理
料理のレシピを覚えると「レシピ手帳」に記録され、食材をそろえることで料理を作れるようになる。レシピは対象料理を食べる(『空の軌跡』のみ)、またはレシピを発見することにより覚えることが出来る。料理は基本としてHPの回復効果を持ち、さらに種類による追加効果を持つ場合がある。また種類は少ないが攻撃アイテムとして使用する攻撃料理もある。
料理には「大皿料理」と「携帯料理」の2種類があり、「大皿料理」は作ったその場で消費され、パーティ全員に効果を及ぼす。「携帯料理」はその名の通り作ってもすぐには消費されず、持ち歩き、任意のタイミングで使うことができるが、薬などと同様に1人にしか効果を及ぼさない。
食材には、小麦粉 / 砂糖 / 塩の様な一般的な食材と、魔獣の骨 / 牙 / 甲羅 / 鶏肉など、魔獣の体の一部がある。入手方法は、一般的な食材の場合は店で購入し、魔獣食材は敵キャラクターを倒して得る。どちらも、釣った魚や宝箱から入手できる場合があるが、魔獣の体の一部は原則として購入できない。ただし、一定の条件を満たすことにより購入可能となる。
釣り
釣り場で餌と釣り竿を選択し[注 55]、タイミング良くボタンを押すことで魚を釣り上げるミニゲーム。「the 3rd」以外では、釣れた魚はアイテムとして追加される。「FC」・「the 3rd」では特定条件でしか行えないが、「SC」・『VII』・『閃』ではフィールド上に釣場が散在しており、原則としてフィールド移動が可能であればいつでも楽しめるミニゲームとなっている。
「SC」・『VII』・『閃』では、釣果(魚の種類・魚・餌・釣場・今までに釣った回数の合計)が「釣り手帳」に記録される。また、釣った魚がセピスやアイテムを吐き出すことがある。ゲーム開始当初は餌を店で購入することはできず、敵キャラクターを倒して入手する他、釣れた魚を餌として利用できる。ただし条件を満たせば、釣公師団で餌を購入することが可能になる。釣り竿はイベントや宝箱で入手することになる。
魔獣手帳
PSP版のみのシステム。今までに戦ったモンスターのステータス、弱点、落とすアイテム、落とすセピスが記録される。ただし『情報(または天眼)』のクオーツを装備(『空の軌跡』)しないと完全に記録されない。
データの引継ぎ
同一タイトル内で、保存したクリアデータを引き継いで、2周目を開始することが出来る[注 56]。引継ぎでは、レベル・アイテム・装備品・手帳データ・通貨・セピスなどが対象となるが、取捨選択の自由度についてはタイトルや移植版ごとに若干異なる。
また「FC」→「SC」・「SC」→「the 3rd」・「零」→「碧」・「閃」→「閃II」・「閃III」→「閃IV」と、シリーズナンバーが同じであれば前作のデータを作品を跨いで引き継ぐことができる。引き継げるのはレベル[注 57]と前作でのクエストの達成状況などで、持ち物は一切引き継がれない。クエストの達成状況は引き継ぐことにより一部でセリフが前作の状況を踏まえたものに変更されるといった効果がある。
注釈
- ^ 「空の軌跡 the 3rd」のエンディングで「To be continued... The Legend of Heroes VII.」と表示され、「零の軌跡」発売時にもそう宣伝されているため[Web 2]、『英雄伝説VII』として解釈されているものの、厳密には「零の軌跡」と「碧の軌跡」も商品名として『英雄伝説VII』といった表記がされたことはない。
- ^ SIEJAによる販売地域の、日本、香港、韓国、台湾、及び東南アジア地域を指す。
- ^ 日本語版は日本を含むアジア各地域で発売、中国語版(繁体字)は香港、台湾、東南アジア地域で、韓国語版は韓国のみで、それぞれ同時に発売された。
- ^ 「FC」では6つ、『閃』では9つ。
- ^ 理由としては、力を持った古代遺物を個人が持つと、その力に魅入られ、自制心を失わせ、悪用してしまうということが繰り返し起こっているため、とケビン・グラハムは説明している[4]。
- ^ 七耀教会の教義では「《空の女神》エイドス」とされる。結社や魔女は《七の至宝》を授けた存在を「女神」と呼ぶことはあっても「エイドス」と呼ぶことはない。
- ^ (自身も聖獣である)ローゼリアは聖獣は至宝の「見届けのために」女神から遣わされた、と語っている[5]。ケビン・グラハムも七耀教会の聖典の一節として、「至宝授けし女神、聖獣を遣わして人の子らの行く末を見届けさせん。」という言葉が伝わっていることを語っている[4]。
- ^ 《輝く環》と違って人格を持つ存在であることの理由は作品中では語られていないが、設定上は、至宝を与えられた人々が「神が欲しい」と願ったため、という理由付けがされている[書 2]。
- ^ 幻の至宝が消滅した時点で、「古の盟約」によりツァイトに課せられた「本来の使命」は終わっていて、それにより行動を縛る禁忌も「薄れた」ものの[8]、完全に自由というわけでもないらしい。
- ^ 2至宝が《巨イナル一》となって以降、2体の聖獣は人間である眷属にたびたび協力しているので、至宝が《巨イナル一》となった時点で、ツァイト同様、古の盟約の使命からは解放されている可能性が高い。
- ^ 拒否できるのかは不明。
- ^ 欠員が出ると補充される。
- ^ 結社への復帰の可能性がないドロップアウト組についても、結社の側から除名などはしない。
- ^ 「the 3rd」のクイズでは大アルカナとの対応が語られている[14]。
- ^ ZCFのエリカ・ラッセルは旅先で知った結社の技術力に脅威を感じている[15]。F・ノバルティスはエプスタイン財団の技術力は低く見ている[7]。
- ^ 《黒》のアルベリヒに変貌する前の時点でF・ノバルティスと取引していて、クルーガー(シャロン)からも《十三工房》に参画している人物として認識されていた[9]。
- ^ ワイスマンは《盟主》から特別な力を与えられている結社の使徒や執行者が「人」に力を貸すのは「ルール違反」と解釈していたが[12]、福音計画と幻焔計画の顛末から、使徒や(カンパネルラ以外の)執行者たちも「人」に含まれていると推定できる。
- ^ 《輝く環》がかつて生み出したものを再現した、《十三工房》による複製品。この端末を介することで、《環》はゼムリア大陸のある次元の機器に対して異次元から干渉することができ、2つの結界の解除を自ら行った[19]。
- ^ 重力の楔を打ち込むことで《環》を異次元に縛り付ける『重力結界』で、《第一結界》が解除された場合に備えて、セレスト・D・アウスレーゼら封印機構が用意していた。
- ^ クロスベルでの目的は「キーアを至宝化させるため」[書 2]で、重要なのは過程のほうにあったため、結果である《零の至宝》自体には結社は興味を示さなかった[5]。マリアベル・クロイスらは『碧き零の計画』を進め、「予定外の奇蹟」[8]である《碧の大樹》が生み出されたが、結社は人の手によって作られた奇蹟には関心を示さず、《碧の大樹》についても回収などの干渉対象とはしなかった。《零の至宝》誕生後も結社の使徒たちがクロスベルに残っていた理由は、アリアンロードは《盟主》からキーアに従うよう命じられ、キーアからは特務支援課の前に壁として立ちはだかるよう望まれたためで[6][8][書 2]、ノバルティスのほうはデータ取りが目的だったことを語り、オルキスタワーでのアイオーンType-αの実験をもって結社は撤退した[8]。
- ^ 帝国での《神機》アイオーン3機による実験が成功した時点で最終決定した[5]。クロチルダが目的としていた「疑似的な相克」(を用いて帝国の呪いを解呪)から変更したとマリアベルは語っている[18]。
- ^ アリアンロードの場合は、《相克》を勝ち抜き、イシュメルガを滅ぼすことを10年来の個人的な目的としていた[21]。カンパネルラは、アリアンロードは結社にとって《相克》に食い込む駒という面もあったことを語っており[21]、《盟主》も計画遂行の過程(相克を進める過程)でアリアンロードが消滅することになることはある程度は織り込み済みだった[22]。
- ^ 《巨イナル黄昏》による終焉が回避されなかった場合、 「全ての無」へと至るまでの期限が短くなっていたことになるが[22]、結社としては、どちらの結果になるかは問題としていなかったことが明かされている[18]。カンパネルラは第1幕が終わりクロスベルを去る際に、《幻焔計画》による帝国の命運を問うロイド・バニングスらに「答えを出すのはいつだって運命の中にある人の子たちさ」と語っている[8]。
- ^ ゲーム本編に《赤い星座》が初登場した時点で故人[26]。
- ^ 主義は「女神を否定する」ことにあり、「悪魔を崇める」というのは否定の理屈に便利であるため方便として用いられているに過ぎない。
- ^ 1206年8月にはエレボニア帝国の主催で「第2次・西ゼムリア通商会議」が開催されている[34]。
- ^ 一から七までの各型の名前は「閃IV」のリィン・シュバルツァーのSクラフト「奥義・無仭剣」で確認できる。
- ^ 「閃IV」でリィン・シュバルツァーが皆伝した型で、ヴァリマール搭乗時に使う「無想覇斬」のほか、「閃III」と「閃IV」でSクラフトとして用いる「七ノ太刀 刻葉」(灰ノ太刀 絶葉) も七の型にあたる。
- ^ 現実世界のツェッペリンNTの最高速は時速120km。本作品中の導力飛行船は速い物であれば時速300km相当以上の速度で飛行可能で、速度において地上の交通機関を大きく凌駕する移動手段という位置付けがされている。
- ^ 空気力学は作品中の世界にもあるが[41]、翼を用いた飛行機は作品中では空想上の産物とされている[2]。気体を用いた飛行船や気球は登場していないが、風船は登場している[42]。
- ^ ルシタニア号(120アージュ)の全長の1/4[Web 12]。
- ^ 「空の軌跡 the 3rd」時点の設定では「120アージュ」[Web 12]だったが、「閃I」、「閃II」中のラインフォルト社本社1Fロビーにある模型に付けられた説明文では「150アージュ」と記載されている。
- ^ 軍用は「ガンシップ」と呼ぶ。「閃IV」で登場する新型飛行艇(ガンシップ)は共和国のヴェルヌ社製[44]。「碧の軌跡」時点の設定画では登場した共和国の飛行艇は軍用の機体(ガンシップ)もテロリストが使用していた機体も「リベールのノックダウン」と記載されている[書 5]。
- ^ 「閃の軌跡IV」登場時。『空』では「250アージュ」とされていたので[12][10]、船体が伸長されたか、設定が変更されたことになる。「SC」用の決定前のラフ設定画から、当初は「全長200メートル」として検討していたらしいことがわかる[書 6]。
- ^ 位置は船の最上階[4]。
- ^ そのため、ツァイトは駆動音で《メルカバ》が「天の車」(を基にしたもの)であることに気づいた[6]。
- ^ 全長などの諸元は明かされていない。
- ^ 諸元と名前の由来は「閃I」と「閃II」本編中のラインフォルト社本社ビル1階の模型に説明文がある。
- ^ カルバ―ド共和国は装輪の「高機動戦車」(装輪戦車)を運用している[書 8]。
- ^ エレボニア帝国の鉄道憲兵隊(TMP)が運用する高速列車の速度(時速1,800セルジュ)は通常列車の「倍近い速度」にあたる[書 8]。「碧」で時速1,500セルジュ以上の導力車を支給された際、特務支援課は「鉄道より速い」と言って驚いている[26]。
- ^ 複数いたことも明らかになった[4][39]。
- ^ 《環の守護者》トロイメライにも搭載されていた機能なのかは不明。
- ^ アイオーンの2世代目では「クルダレゴンIII」が使用されており、これも当時の機甲兵に使われているラインフォルト社製のクロムスチルより高い性能を持つ[書 9]。
- ^ これらの開発費はクロイス家が負担した[7]。
- ^ 《黒のアルベリヒ》による発言で真偽は不明だが、7体には格があるとされ、黒を除くと、金と銀が最も勝率が高く、続いて緋、その下で蒼、紫、灰が同格となる[18]。
- ^ ヴァリマール以外の騎神も話すことが「閃の軌跡IV」で明らかとなる[46]。
- ^ G・シュミットは、《蒼の騎神》オルディーネを参考にしつつラインフォルト社の技術で量産可能な基本フレームの開発も行った[書 11]。
- ^ 本体重量はドラッケンが6.8トリム、シュピーゲルが6.8トリム、ヘクトルが7.5トリム、ケストレルが4.6トリム、ゴライアスが58トリム[書 10]。「閃III」に登場する後継機では、ヘクトル弐型が本体重量8.3トリムに改められてる以外は全高・重量に変更はない[52]。
- ^ オルトヘイムは「閃の軌跡II」で当初は2本腕で1本の剣を携えて登場し、後に4本腕に4本の剣を装備して登場。ほか、同種の魔煌兵として、イスラ=ゼリエルとイスラ=ザミエルが登場している。
- ^ 「閃III」で登場。同種の魔煌兵として、ゼルスヘイムが登場している。
- ^ 「閃III」で登場。同種の魔煌兵として、ヘヴィゴラムが登場している。
- ^ 「閃III」で登場。同種の魔煌兵として、レグス=ザミエルが登場している。
- ^ 魔煌兵の原型にあたるオル=ガディアが「全高5アージュほど」で魔煌兵より「やや小さい」[53]。
- ^ 「章」以外では、「the 3rd」で「話」が使われていたり、「閃II」、「閃IV」では「部」で分けられていたり、というタイトルもある。
- ^ 『閃』ではルアーを用いるため竿の選択のみ。釣り上げた魚をアイテムとして携行することはできない。
- ^ Windows版「空SC」で追加された機能なので、Windows版「空FC」のみデータの引継ぎ機能を搭載していない。
- ^ ただし、前作のクリアレベルが次作の標準開始レベルよりも低い場合は引き継がれない。
- ^ Sクラフトの効果は2段階で、CPが100以上200未満の場合はCP100ちょうどで発動させたときと同じ効果となる。
- ^ 2011年8月に中国語版が発売。それを元に2013年6月に日本語版が発売。
- ^ 2017年8月から英語版の「The Legend of Heroes: Trails of Cold Steel」がSteamで配信されている。当初は英語音声のみだったが、2018年11月のアップデート時に日本語音声が追加された[Web 14]。販売はマーベラス(Marvelous USA, Inc.)、ローカライズはマーベラス傘下のXseed Gamesが扱う。
- ^ 2018年2月から英語版の「The Legend of Heroes: Trails of Cold Steel II」がSteamで配信されている。当初は英語音声のみだったが、2018年11月のアップデート時に日本語音声が追加された[Web 14]。販売はマーベラス(Marvelous USA, Inc.)、ローカライズはマーベラス傘下のXseed Gamesが扱う。
- ^ この時期に「FC」の販売を後押しした外部要因として、日本ファルコム社長の近藤季洋は同時期にPSPの改良型PSP-2000(2007年9月20日発売)が発売されたこと[書 12][Web 7]、他社のRPGが据置き機からの移植や外伝が多かったのに対して、「空の軌跡」はPCのオリジナル版を知らない大多数のコンシューマーユーザーには新作として新鮮に見えたこと[書 12]が幸いしたと分析している。また、この年の3月に発売され大ヒットしたPSPタイトル「モンスターハンター ポータブル 2nd」(カプコン)の次に遊べるタイトルをユーザーが探していた時期で、タイミングも良かったと言われている[書 12]。
- ^ システム面で機能の追加などはある。
出典
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