武将山虎太郎
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/04 01:54 UTC 版)
エピソード
相撲関連
- 2014年1月場所から2018年3月場所までは、四股名を本名の下の名に由来する「虎太郎」としていた。四股名の下の名の「正道」は、水戸尾曽相撲道場を主催し藤島の父親でもある尾曽正士と、埼玉栄高校相撲部監督の山田道紀から1字ずつ貰ったものである[12]。
- 2018年5月場所から改名した四股名の「武将山」は、同年3月場所後に藤島から新しい四股名の候補があるか尋ねられた際に「昔からの力士らしい四股名」を希望して名付けてもらったものである[13]。
- 同学年で同期入門の貴健斗をライバル視しており、2014年3月場所8日目の水田(貴健斗の当時の四股名)戦で勝利した後には「水田は鳥取城北の主将でしたから、同じ主将として、一番意識していて、負けたくなかった」とコメントしている[12]。
- 2020年11月場所の勢戦で初めて十両の土俵に上がった。初めての大銀杏に「最初は違和感があったけど、相撲は気にせず取れました。チャレンジャーのつもりでいきました」、「鈴木の存在が大きい。負けたくない。一緒に頑張りたいです。」と語った[14]。
- 弟・竜平も元アマチュア相撲選手で、明治大学相撲部の主将を務めた[15][16]。
主な成績
2024年5月場所終了現在
- 通算成績:309勝275敗3休(62場所)
- 幕内成績:12勝33敗(3場所)
一月場所 初場所(東京) |
三月場所 春場所(大阪) |
五月場所 夏場所(東京) |
七月場所 名古屋場所(愛知) |
九月場所 秋場所(東京) |
十一月場所 九州場所(福岡) |
|
---|---|---|---|---|---|---|
2014年 (平成26年) |
(前相撲) | 西序ノ口15枚目 6–1 |
東序二段25枚目 5–2 |
東三段目87枚目 6–1 |
東三段目27枚目 6–1 |
西幕下45枚目 4–3 |
2015年 (平成27年) |
西幕下36枚目 3–4 |
東幕下45枚目 3–4 |
西幕下55枚目 4–3 |
西幕下45枚目 0–7 |
西三段目20枚目 5–2 |
西幕下56枚目 4–3 |
2016年 (平成28年) |
東幕下47枚目 6–1 |
東幕下20枚目 4–3 |
西幕下14枚目 3–4 |
西幕下19枚目 3–4 |
西幕下28枚目 4–3 |
東幕下23枚目 3–4 |
2017年 (平成29年) |
東幕下29枚目 4–3 |
西幕下25枚目 4–3 |
西幕下19枚目 4–3 |
西幕下15枚目 2–5 |
東幕下30枚目 4–3 |
西幕下24枚目 4–3 |
2018年 (平成30年) |
東幕下19枚目 3–4 |
東幕下26枚目 1–6 |
東幕下56枚目 4–3 |
東幕下46枚目 5–2 |
西幕下29枚目 5–2 |
東幕下19枚目 4–3 |
2019年 (平成31年 /令和元年) |
東幕下15枚目 3–4 |
東幕下21枚目 4–3 |
西幕下15枚目 5–2 |
東幕下9枚目 3–4 |
東幕下13枚目 1–3–3 |
東幕下35枚目 5–2 |
2020年 (令和2年) |
西幕下23枚目 4–3 |
東幕下18枚目 3–4 |
感染症拡大 により中止 |
西幕下22枚目 5–2 |
西幕下10枚目 5–2 |
東幕下4枚目 4–3 |
2021年 (令和3年) |
東幕下2枚目 4–3 |
東十両14枚目 7–8 |
東十両14枚目 10–5 |
東十両8枚目 8–7 |
西十両5枚目 8–7 |
西十両3枚目 8–7 |
2022年 (令和4年) |
西十両筆頭 2–13 |
西十両9枚目 6–9 |
西十両10枚目 9–6 |
西十両6枚目 8–7 |
西十両4枚目 8–7 |
西十両2枚目 8–7 |
2023年 (令和5年) |
西十両筆頭 9–6 |
西前頭14枚目 5–10 |
東十両3枚目 10–5 |
西前頭16枚目 3–12 |
西十両5枚目 9–6 |
東十両2枚目 10–5 |
2024年 (令和6年) |
西前頭16枚目 4–11 |
東十両5枚目 9–6 |
東十両2枚目 9–6 |
x | x | x |
各欄の数字は、「勝ち-負け-休場」を示す。 優勝 引退 休場 十両 幕下 三賞:敢=敢闘賞、殊=殊勲賞、技=技能賞 その他:★=金星 番付階級:幕内 - 十両 - 幕下 - 三段目 - 序二段 - 序ノ口 幕内序列:横綱 - 大関 - 関脇 - 小結 - 前頭(「#数字」は各位内の序列) |
合い口
2024年5月場所終了現在
(以下は最高位が関脇以下の力士)
力士名 | 勝数 | 負数 | 力士名 | 勝数 | 負数 | 力士名 | 勝数 | 負数 | 力士名 | 勝数 | 負数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
関脇 | |||||||||||
碧山 | 1 | 2 | 隆の勝 | 0 | 1 | 宝富士 | 2 | 1 | 妙義龍 | 1 | 1 |
小結 | |||||||||||
遠藤 | 0 | 1 | 阿武咲 | 0 | 1 | 大の里 | 0 | 1 | 竜電 | 1 | 0 |
前頭 | |||||||||||
東龍 | 1 | 0 | 一山本 | 0 | 1 | 王鵬 | 1 | 2 | 輝 | 0 | 1 |
金峰山 | 0 | 1 | 琴恵光 | 0 | 1 | 琴勝峰 | 0 | 1 | 佐田の海 | 0 | 2 |
島津海 | 0 | 1 | 湘南乃海 | 0 | 2 | 大翔鵬 | 1 | 1 | 美ノ海 | 1 | 0 |
剣翔 | 1 | 2 | 友風 | 1 | 0 | 伯桜鵬 | 0 | 1 | 平戸海 | 0 | 2 |
北青鵬 | 0 | 1 | 水戸龍 | 0 | 1 |
- ^ a b c d e 「平成26年初場所 全新弟子名鑑」『相撲』2014年2月号、ベースボール・マガジン社、115頁。
- ^ 武将山 虎太郎 - 力士プロフィール 日本相撲協会 (2022年7月13日閲覧)
- ^ a b c 「埼玉栄・藤原、藤島部屋に入門!親方「不器用だが魅力がある」」『SANSPO.COM』、2013年12月20日。2021年1月26日閲覧。
- ^ 「相撲部屋聞き書き帖」『相撲』2019年12月号、ベースボール・マガジン社、92頁。
- ^ 「「押し1本」武将山が執念の下手投げ 新十両へ前進」『日刊スポーツ』、2021年1月21日。2021年1月26日閲覧。
- ^ 初土俵が同じ貴健斗、武将山ら4力士が十両昇進 日刊スポーツ 2021年1月27日10時26分 (2021年1月27日閲覧)
- ^ 武将山が新十両「素直にうれしい」藤島親方初の関取 日刊スポーツ 2021年1月27日12時50分 (2021年1月27日閲覧)
- ^ a b 武将山が新十両昇進!藤島親方、部屋継承後初の関取誕生 SANSPO.COM 2021.1.28 05:00 (2021年1月31日閲覧)
- ^ “【春場所新番付】朝乃山あと1歩で再入幕逃す…フレッシュな新入幕一挙3人も/平幕以下関取編”. 日刊スポーツ. (2023年2月27日) 2023年2月27日閲覧。
- ^ 武将山が9年目で新入幕 不変の“真っ向勝負”で旋風起こす 2023年2月27日 14時38分スポーツ報知 (2023年2月28日閲覧)
- ^ 新十両武将山は黒星発進「攻められて後手後手」反省 日刊スポーツ 2021年3月14日15時14分 (2021年4月10日閲覧)
- ^ a b 「相撲部屋聞き書き帖」『相撲』2014年4月号、ベースボール・マガジン社、89頁。
- ^ 「相撲部屋聞き書き帖」『相撲』2018年6月号、ベースボール・マガジン社、90頁。
- ^ 『相撲』2021年1月号 p84
- ^ 「花の新十両データバンク」『相撲』2021年3月号、ベースボール・マガジン社、17頁。
- ^ 藤原竜平主将、東龍輝 インタビュー/東日本学生選手権事前取材 明大スポーツ新聞部 2019年6月7日 (2021年5月2日閲覧)
- 1 武将山虎太郎とは
- 2 武将山虎太郎の概要
- 3 エピソード
- 4 改名歴
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