柳家わさび
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/08 05:41 UTC 版)
来歴
1980年、東京都に生まれる。東京都立大泉学園高等学校を経て、2003年3月、日本大学芸術学部油絵科卒業。大学では、落語研究会(日本大学芸術学部落語研究会)に所属する[5]。落研の先輩であった川上隼一(後の春風亭一之輔)に落語のCDを借りて聴いたのが、落語に出会ったきっかけである[5]。さらに同落研出身の、柳家さん生に出会う[5]。
2003年11月、柳家さん生に入門する。前座名は「生ねん」[4]。2008年3月、二ツ目に昇進。「わさび」と改名[4]。
2011年、林家しん平監督の映画『落語物語』でピエール瀧、田畑智子らと主役を演じる[6]。
2019年9月下席より、五代目柳家小志ん、古今亭ぎん志、柳家権之助とともに真打昇進[7]。
芸歴
- 2003年11月 - 柳家さん生に入門[4]。
- 2004年7月 - 前座となる、前座名「生ねん」[4]。
- 2008年3月 - 二ツ目昇進、「わさび」と改名[4]。
- 2019年9月 - 真打昇進[4]。
人物
- 楽屋でスマホを探し続けていた春風亭昇々のことを高座でイジリ倒したが、終演後自分のスマホを楽屋に置き忘れて帰った。
- ラジオビバリー昼ズに三題噺を作るために出演の際、ネタを考える時に必要なスマホを無くして本番中にパニックに陥った(すぐ後に見つかった)。
- 独特な髪型で人気を博す。
- 笑点特大号の若手大喜利では桂歌丸と同じ色の着物を着ていた時期がありなおかつ細身故に病弱キャラを演じているので円楽から歌丸の隠し子と揶揄されたことがある。そのことを逆手にとって歌丸のことを「歌丸おじいちゃん」と呼ぶことがあった。
演目
古典
新作
自作
- エアコン
- MCタッパ
- ヤンママ
- 券売機女房
- 配信息子
他作
- ^ “一般社団法人 落語協会 芸人紹介 柳家わさび”. 一般社団法人 落語協会 (2023年12月8日). 2023年12月8日閲覧。
- ^ “令和3年度国立演芸場「花形演芸大賞」”. 一般社団法人落語協会 (2022年3月29日). 2022年3月29日閲覧。
- ^ “令和4年度花形演芸大賞決定のお知らせ”. 国立演芸場. 日本芸術文化振興会 (2023年3月29日). 2023年3月29日閲覧。
- ^ a b c d e f g “一般社団法人 落語協会 芸人紹介 柳家わさび”. 2023年12月8日閲覧。
- ^ a b c “素顔の落語家・柳家わさび篇(ALL About)”. 2023年12月8日閲覧。
- ^ “落語物語(公式ホームページ)”. 2015年11月12日閲覧。
- ^ Twitter 落語協会公式 @rakugokyokai 2018年11月1日
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