松岡ゆみこ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/14 22:57 UTC 版)
略歴
立川談志の長女。幼少期は談志から半ば放置され、母親の手によって育てられていたと言う。新宿区立淀橋中学校在籍中から、徒歩圏内に歌舞伎町があると言う環境もあって夜遊びを覚える[1]。シンナーも一度試してみたが、面白いと思わなかったのですぐ止めた[1]。高校は大妻中野高校に進むが、それまでの区立小・中とは全く異なる雰囲気に嫌悪感を感じ、ディスコ通いに明け暮れるようになる[2]。結局高校は中退し、18歳になるとすぐに六本木のクラブで働く様になるが、そこで芸能プロダクションのスカウトを受ける[3]。
1983年頃に「松岡まこと」の芸名でタレントデビュー、「エド山口のまんてんワイド」(TBSラジオ)レギュラー出演など活動。しかしデビューから約1年ほどで当時不倫関係だった男と駆け落ちし(世間的には仕事に不満を感じ芸能の仕事を離れたとなっている)、実質引退の状態となる。この引退騒動を本人は新聞紙面上で知り、世間的にも大事になってる事にビビって父・談志と連絡を取ると「俺が全部闘ってやる。」と返事があり、その時父を初めてカッコイイと思ったと後に語っている。その後、父・談志は会見を開き「芸能界が嘘だと気付いたんだ」と娘を全面的に庇った[4]。結局その不倫相手と1990年、27歳の時に結婚するが[5]、4年後に離婚した[3]。
1999年より、東京・銀座でクラブを経営[6]。父・立川談志の思い出をマスコミで語る他、落語会やyoutubeチャンネルのプロデュース等を手がけている。
- ^ a b 立川談志に殴られた話①【しあわせの基準ー私のパパは立川談志ー 第八回】 - 週プレNEWS・2021年5月31日
- ^ 立川談志に殴られた話②【しあわせの基準ー私のパパは立川談志ー 第九回】 - 週プレNEWS・2021年6月7日
- ^ a b 立川談志と芸能人になった娘①【しあわせの基準ー私のパパは立川談志ー 第十四回】 - 週プレNEWS・2021年7月12日
- ^ “放送レポート 11月16日 立川談志特集! ~ ゲスト:松岡弓子さん”. ドコモ団塊倶楽部(文化放送)公式サイト (2013年11月16日). 2013年12月31日閲覧。
- ^ a b ベン村さ来 著、田村直規 編『落語ファン倶楽部 VOL.16 談志楽屋噺虚々実々年表』白夜書房、88-98頁。ISBN 9784861919022。
- ^ 公式プロフィール より。
- ^ “坂井真紀「談志師匠は最後まで談志師匠だった」”. Livedoor NEWS(映画.com) (2013年1月12日). 2013年12月31日閲覧。
- 松岡ゆみこのページへのリンク