映画ドラえもん のび太と緑の巨人伝
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/12 14:56 UTC 版)
スタッフ
- 原作 - 藤子・F・不二雄
- 脚本 - 大野木寛
- 演出 - 宮下新平
- 作画監督 - 金子志津枝
- 美術 - 西田稔、河合伸治
- 3DCGスーパーバイザー - 木船徳光
- 撮影監督 - 岸克芳
- 編集 - 小島俊彦
- 録音監督 - 田中章喜
- 効果 - 糸川幸良
- 音楽 - 沢田完
- 総監督 - 楠葉宏三
- チーフプロデューサー - 増子相二郎、杉山登
- 監督 - 渡辺歩
- 絵コンテ - 渡辺歩、宮下新平
- エフェクト作画監督 - 桝田浩史
- 作画監督補佐 - 夏目真悟、佐々木美和、加来哲郎、大杉宜弘
- 動画検査 - 小杉菜穂子
- 色彩設計 - 松谷早苗
- 色指定・検査 - 吉田晴絵、高橋めぐみ
- 色彩設計補佐 - 堀越智子
- 仕上担当 - 野中幸子
- 3DCG監督 - 奥村優子
- 特殊効果 - 干場豊
- おまけ映像 - 腰繁男 / 杉浦聡、増泉路子
- 制作事務 - 杉野友紀、服部高弘、宮澤英太郎
- 制作進行 - 岡田麻衣子、八鍬新之介 / 廣川浩二、長田美香、荒木元道、中島進、永田雄一、菊地達也
- 制作デスク - 外﨑真
- プロデューサー - 小倉久美、吉川大祐、藤森匠、島哲雄、山崎立士
- アニメーション協力 - ベガエンタテイメント
- 制作 - 「映画ドラえもん」制作委員会(藤子プロ、小学館、テレビ朝日、ADK、小学館プロダクション、シンエイ動画)
- 配給 - 東宝
主題歌
- オープニングテーマ「夢をかなえてドラえもん」
- 作詞・作曲 - 黒須克彦 / 編曲 - 大久保薫 / 歌 - mao / コーラス - ひまわりキッズ(コロムビアミュージックエンタテインメント)
- 今作では歌詞がほかの作品と異なり全てひらがな表記となっており、コーラスやドラえもんのコール部分も表示されている。
- エンディングテーマ「手をつなごう」
- 作曲 - 西野芳彦・絢香 / 編曲 - L.O.E / 作詞・歌 - 絢香(ワーナーミュージック・ジャパン)
ノベライズ
- 『小説 映画ドラえもん のび太と緑の巨人伝』(ISBN 9784092314702)[15]
- 小学館ジュニア文庫、2023年11月22日発売(新書判・電子書籍)
- 原作 - 藤子・F・不二雄 / 著 - 涌井学 / 脚本 - 大野木寛
2008年の映画公開より15年の時を経てノベライズ化された。キャッチコピーは「緑の巨人とは一体何だったのか!? 小説ならではの解釈で今、問い直す。」[16]。
映画版をベースにしつつも映画ストーリー(漫画版)で語られた設定(緑の星でかつてあった植物と動物の戦争や土地が痩せていることなど)を盛り込み、著者の涌井が過去に手掛けた『小説 映画ドラえもん』シリーズ同様[17]、オリジナルシーンの追加や登場キャラクター・テーマに対し独自の掘り下げで再構成している。例えば緑の巨人の中をのび太とリーレが歩いている途中でシラーと出会い3人でやりとりするなど、映画版の中盤からエピローグ直前などは大部分が置き換えられている。
また、『小説 映画ドラえもん』シリーズでの前作である『小説 映画ドラえもん のび太と空の理想郷』(2023年)と、今作の次作となる『小説 映画ドラえもん のび太の地球交響楽』(2024年)などでクレジットされていた「監督」が、今作ではクレジットされていない。
注釈
出典
- ^ 日本アカデミー賞公式サイト
- ^ 『のび太と緑の巨人伝 公式ファンブック 映画ドラえ本』小学館、2008年。P.58。
- ^ 『のび太と緑の巨人伝 公式ファンブック 映画ドラえ本』小学館、2008年。P.63。かつては湖を囲むほどの巨木があったという。
- ^ 『藤子・F・不二雄ドリームシアター もっと!ドラえもん 5号』小学館、2006年、P.15。
- ^ a b c d e f g h 小黒祐一郎『アニメスタイル 002 2012.10』、スタイル、P.102-105。
- ^ 2008年12月31日「大みそかドラえもん さらばネズミ年 来年は モ~30周年だよ スペシャル」内にて放送。
- ^ a b c d e 『のび太と緑の巨人伝 公式ファンブック 映画ドラえ本』小学館、2008年。P.60-61。
- ^ 岡田康則『映画ストーリー ドラえもん のび太と緑の巨人伝』小学館、2008年、P34-39。
- ^ 岡田康則『映画ストーリー ドラえもん のび太と緑の巨人伝』小学館、2008年、P165-166。
- ^ 『のび太と緑の巨人伝 公式ファンブック 映画ドラえ本』小学館、2008年。P.62。
- ^ 岡田康則『映画ストーリー ドラえもん のび太と緑の巨人伝』小学館、2008年、P35・169-170。
- ^ “ドラえもん「緑の巨人伝」 渡辺監督が語る”. 朝日新聞 (2008年3月29日). 2020年5月23日閲覧。
- ^ 『海獣の子供 公式ビジュアルストーリーBOOK』小学館、2008年。P.46。
- ^ 小黒祐一郎『アニメスタイル 015 2019.12』スタイル、P.70。
- ^ “小説 映画ドラえもん のび太と緑の巨人伝”. 小学館. 2024年3月9日閲覧。
- ^ 『ドラえもんlife 2024新年号』小学館、2023年12月20日発売、P.109。
- ^ 『小説 映画ドラえもん のび太の宝島』(2018年)、『小説 映画ドラえもん のび太の新恐竜』(2020年)、『小説 映画ドラえもん のび太の人魚大海戦』(2022年)。
- 映画ドラえもん のび太と緑の巨人伝のページへのリンク