徳楽寺 (岩手県軽米町) 概要

徳楽寺 (岩手県軽米町)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/18 04:34 UTC 版)

概要

1558年永禄元年)、青森県三戸郡南部町法光寺末寺として開山した。当寺の本堂の欄間には昭和20年代に津軽の彫師が手掛けた彫刻が370カ所に及び、東北地方でも有数のものとされる。また薬師堂には文化財指定を受けた彫刻が安置され、5月8日に公開される。

文化財

以下が1959年(昭和34年)3月17日、県から文化財指定を受けた[1]

木造薬師如来坐像

  • 像高124.8cm木造カツラ材、寄木造、彩色を施されている。頭部胴体は、一木から彫出し、内刳があるが、膝(欠失)と左腕は別木ではぎつけられ、光背・台座ともに欠失している。薬師像であるが、手印、持ち物は欠失している。平安時代中期の仏師の作と伝わる。

木造脇侍菩薩立像

  • 像高124.5cm。木造、カツラ材、一木造、彩色を施されている。宝髻、天冠台をつけ、天衣裳を着用し、右手垂下、左手屈臂して立つ。光背・台座とも欠失。薬師三尊のうち、月光菩薩と推定され、作成年代は本尊と同じとされる。

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脚注

関連項目

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