小阪由佳
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/12 01:54 UTC 版)
来歴
渋谷でスカウトされたことを機にA-teamと契約し[動画 1]、2004年4月、『ミスマガジン2004』セミファイナル16名の中の一人としてエントリー。ファイナリスト5名まで進み、同年7月5日、同年度のミスマガジングランプリを受賞[5][6]。読者特別賞を受賞した山崎真実と共にサークルKサンクス(現:ファミリーマート)のCMに出演した他、『開運音楽堂』(TBSテレビ)を始めとするバラエティ番組や、ドラマ・映画にも多数出演した[動画 2]。A-teamグループとしては小阪から2020年の新井遥[7](A-Light所属)まで16年間ミスマガジングランプリ受賞者が出なかった。
2008年、フジテレビ系のバラエティ番組『〜ジョーデキ!POP COMPANY〜POP屋』から生まれた口パクアイドルユニット「Peachy's」を南明奈・秋山莉奈とともに結成した。
2009年3月16日を最後にブログの更新はなく、同年4月29日付の東京スポーツでは引退が報じられた[8]が、この時点では所属事務所からの公式な発表はされなかったが、同年11月6日に本人の非公式ブログで結婚を予定していることを報告していたことが一部のニュースサイトで報道された[9]。同日に発売された写真週刊誌『フライデー』(講談社)では結婚および引退記事と本人と思しきモノクロ写真が掲載された。また、所属事務所サイトの在籍タレントよりプロフィールの削除などが行われた[10]。当時ホリプロに所属していた滝口ミラは自身のブログで「あんなキャラでした? あの可愛い三日月オメメが…」と心配の声を上げている[11]。
以後、本人のプライベートのブログ(現在、全記事削除済み)において、グラビアアイドル時代から変わり果てた容姿の写真や文章を掲載するようになる[動画 3]。2010年2月11日にはイベント[注 1]にゲスト出演し、先述の容姿を披露し一部の芸能人の名誉を傷つける発言をして世間に物議を醸す[13]。これらの言動について、2012年に刊行された自身の著書やインタビューなどで、うつ病で芸能界を引退したことや、失恋した直後などの精神的不安定の時に、知り合いの1人である女性に影響を受け、彼女のアドバイスに従い行ったことを語っている[動画 3]。この女性とは暴力を受けたことを機に決別。過去の名誉棄損発言などを謝罪の上で撤回し、保育ルームで働く一方で、ファスティング・マイスターの資格を取得する。後に当時の状況を振り返り「(人気が)下がっていくかもしれないという不安に耐えられなかった」と「ミスマガTV」で述懐している[動画 4]。
同年8月に美容向上のサポートを主旨とした企業「株式会社リバイバルミーティング」を起業[14][15]。8月10日発行のフライデーにて、20kgの減量に成功したヌード写真を公開した[16]。同年8月30日に都内で行われた「酵水素328選」の商品説明会に約2年半ぶりに公の場に登場、芸能活動の再開は考えていないと否定した[17]。
2015年4月、千葉県市原市の「ウィズママ保育園[注 2]」を立ち上げ、2016年7月の契約終了までにプロデュースを手掛けるとともに自身も同保育園で勤務した[18][19]。
2022年1月6日、元俳優の栩原楽人との結婚を報告[20]。栩原とは2007年公開の映画『学校の階段』で共演している[20]。保育コンサル業ののち、芸能人になりたいひと人向けの育成会社「cheer lead」を起業[21][22]。
注釈
出典
- ^ a b 小阪由佳 (2012年8月6日). “こんばんわ)^o^(”. オフィシャルブログ「recovery」. サイバーエージェント. 2020年10月6日閲覧。
- ^ “元グラドル小阪有花が語る「療養の日々、保育への思い」”. NEWSポストセブン. 小学館 (2019年5月6日). 2020年8月2日閲覧。
- ^ 小阪由佳 (2015年8月29日). “皆様に、大切なご報告があります。”. オフィシャルブログ「recovery」. サイバーエージェント. 2020年10月6日閲覧。
- ^ 小阪由佳 [@_yuka_ch] (2022年1月11日). "改名". X(旧Twitter)より2022年10月24日閲覧。
- ^ “7年ぶり復活!斉藤由貴、倉科カナ、清水富美加ら歴代ミスマガジン集めてみた”. デイリースポーツ. (2017年12月11日) 2020年10月18日閲覧。
- ^ “引退10年…元グラドル小阪有花さんが子供たちに捧げる理由”. 日刊ゲンダイデジタル (2018年12月3日). 2020年7月16日閲覧。
- ^ “「ミスマガジン」新井遥、目標は2010年グランプリの新川優愛”. サンケイスポーツ (産業経済新聞社). (2020年10月7日) 2020年10月12日閲覧。
- ^ “グラビアアイドルの小阪由佳に引退報道、「精神的不安定」が原因か。”. Narinari.com. (2009年4月30日)
- ^ “あのミスマガグランプリが結婚&妊娠で芸能界引退!?”. メンズサイゾー. (2009年11月6日)
- ^ “小阪由佳が芸能界引退をブログで発表していた、フライデーが報じる。”. Narinari.com. (2009年11月6日)
- ^ a b 滝口ミラ (2009年11月8日). “小阪由佳ちゅん”. ミラっちょ絵日記. サイバーエージェント. 2020年10月6日閲覧。
- ^ “吉祥寺SHUFFLEっ♪”. アキバ1の大和撫娘 松本香苗オフィシャルブログ. サイバーエージェント (2010年2月11日). 2020年10月6日閲覧。
- ^ “小阪由佳がライブで暴露「熊田曜子は全身整形!!」 引退後初イベントレポ!!”. メンズサイゾー. (2010年2月12日)
- ^ “小阪由佳、3年前の騒動の背景を激白「新生 “小阪由佳”として美容家に」”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2012年12月29日). 2022年10月24日閲覧。
- ^ “小阪由佳激白 オセロ中島のように洗脳されてた”. 東京スポーツ. (2012年12月26日) 2020年10月6日閲覧。
- ^ “小阪由佳が衝撃ヌードで復活! AV転向が濃厚か”. メンズサイゾー. (2012年8月10日) 2021年7月24日閲覧。
- ^ “小阪由佳、23キロ減量で約2年半ぶり公の場”. スポーツ報知. (2012年8月30日). オリジナルの2012年9月4日時点におけるアーカイブ。 2021年7月24日閲覧。
- ^ “保育園で“第二の人生”…元グラドル小阪由佳(有花)が語る今”. 日刊ゲンダイ (2015年10月5日). 2018年10月21日閲覧。
- ^ 自分にフォーカス
- ^ a b “元アイドルの小阪由佳さんが結婚 元俳優の栩原楽人さんと 双方のSNSで報告”. デイリースポーツ online (株式会社デイリースポーツ). (2022年1月6日) 2022年1月6日閲覧。
- ^ 大洋図書『実話ナックルズ』2022年8月9月合併号 43頁
- ^ “経営者になった元売れっ子グラドル ブレーク当時の給料事情を赤裸々告白 初任給はなんと…”. スポニチ. 2024年6月12日閲覧。
- ^ “史上初「ミスマガジン2022」グランプリは瑚々&咲田ゆなが2名同時受賞!”. エンタメNext. 徳間書店 (2022年10月18日). 2022年10月24日閲覧。
- ^ “正解は…”. 中村明花オフィシャルブログ. サイバーエージェント (2008年2月8日). 2020年10月6日閲覧。
- ^ “撮影”. 木口亜矢オフィシャルブログ. サイバーエージェント (2008年12月4日). 2020年10月6日閲覧。
- ^ 川村ゆきえ (2008年3月27日). “スター”. ゆっきーにっきー. サイバーエージェント. 2020年10月6日閲覧。
- ^ 同DVDメイキング映像による。
- ^ “歌と朗読『艶姿純情BOY』7月公演キャスト紹介(純チーム) 主人公茜屋純の《母》役【公式】艶姿純情BOY (歌と朗読)@ADESUGATA_J_BOY(2021年6月26日)”. 2022年1月7日閲覧。
動画
- ^ ミスマガTV ミスマガ2004グランプリ小阪有花が今明かす、ドラマ・バラエティ・オーディション秘話!<後編> - YouTube(2019年10月5日)2020年10月6日閲覧。
- ^ ミスマガTV ミスマガ2004グランプリ小阪有花登場! 売れっ子グラビア時代の真実を吐露!<前編> - YouTube(2019年10月4日)2020年10月6日閲覧。
- ^ a b VoiceJapan radio VJ 『子どもが安心して育つ場をつくる』ヨロンブス vol.18 ゲスト:小阪有花 - YouTube(2019年6月15日)2020年10月6日閲覧。
- ^ ミスマガTV 引退の真相!? ミスマガ2004グランプリ小阪有花が後輩に伝えたいこと! - YouTube(2019年10月11日)2020年10月6日閲覧。
- ^ アイドルニッポン公式YouTubeチャンネル 小阪由佳「恋旅」 - YouTube(2019年6月7日)2020年10月6日閲覧。
固有名詞の分類
- 小阪由佳のページへのリンク