小林隆男 小林隆男の概要

小林隆男

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/24 16:09 UTC 版)

業績

1991年に発見した(4807)のぼるを初め、(8883)宮崎駿、(9106)八咫烏など多数の小惑星を発見し、命名している。その数は単独発見2477個・共同発見2個に上り(2016年11月現在[2])、これは日本の天文家としては最大の発見数であり、世界的にも(組織でなく)個人名による発見数では3位、一個人による発見数ではエリック・エルストに次いで2位である[2]

また、周期彗星小林彗星(P/1997 B1、周期25.17年)を、アマチュア天文家として初めてCCDカメラで発見したことでも知られる。2008年12月31日にはりょうけん座の銀河NGC 4846に15.7等の超新星SN 2008ipを発見している[3]

1919年にカール・ラインムートが発見した小惑星(3500)が中野主一の提案によりKobayashiと命名されている[4]

外部リンク


  1. ^ 天文ガイド2008年11月号P170.「日本コメットハンター列伝」に記述あり
  2. ^ a b Minor Planet Discoverers (by number)”. Minor Planet Center (2016年11月16日). 2017年2月5日閲覧。
  3. ^ No.439: 小林さん、NGC 4846 銀河に超新星を発見”. 国立天文台. 2021年7月16日閲覧。
  4. ^ (3500) Kobayashi = 1919 SD = 1929 RS = 1932 KD = 1949 PE = 1962 JV = 1966 SB = 1973 YZ = 1980 XG3”. MPC. 2021年7月16日閲覧。


「小林隆男」の続きの解説一覧




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「小林隆男」の関連用語

小林隆男のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



小林隆男のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの小林隆男 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS