学研奈良登美ヶ丘駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/21 13:19 UTC 版)
歴史
年表
- 2005年(平成17年)1月:駅名が「学研奈良登美ヶ丘」に決定される[2]。仮称は「登美ヶ丘」であった[2]。
- 2006年(平成18年)3月27日:けいはんな線の生駒駅から当駅までの延伸に伴い開業する[1][3]。
- 2007年(平成19年)4月1日:PiTaPaの供用を開始する[4]。
駅名の由来
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「学研奈良登美ヶ丘」の「学研」は、関西文化学術研究都市の略称である。一方「登美ヶ丘」とは、駅南方一帯に広がる住宅地を指し、その名は大和国添下郡北部の古称、「鳥見郷(登美郷)」に由来する。「とみ」は「鳥見」、「登美」、「登弥」などとも表記され、「登美」「鳥見」「富」など現在の奈良市西部から生駒市東部の地名にも連なる。さらに、鳥見郷の名は、古代神道における葬祭の一種、鳥葬に由来し、「とみ」には「黄泉」へ上る意味があったともいう。神話における物部氏の祖、饒速日命は、鳥見の白庭山へ遷したという記述があるが、その鳥見の白庭山も奈良市西部から生駒市東部にかけての地域であったとされ、現在の登美ヶ丘や白庭台に重なる。
駅名の由来となった登美ヶ丘は旧生駒郡平城村と旧生駒郡富雄町に跨り、住宅地開発は両町村が奈良市編入後の1960年から近鉄グループの近鉄不動産の手で開始された。駅周辺を除く北登美ヶ丘地区の宅地造成は、1980年代から行われている。
- ^ a b c d e 宮本翔平 (2014年8月26日). “近鉄100年物語:学研奈良登美ケ丘 松林から近代的な街へ”. 毎日新聞 (毎日新聞社)
- ^ a b 近畿日本鉄道株式会社『近畿日本鉄道 100年のあゆみ』近畿日本鉄道、2010年12月、487頁。全国書誌番号:21906373。
- ^ 曽根悟(監修)『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 大手私鉄』 3号 近畿日本鉄道 2、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年8月29日、19頁。ISBN 978-4-02-340133-4。
- ^ 『平成19年4月1日から、近鉄主要路線でICカードの利用が可能になります』(pdf)(プレスリリース)近畿日本鉄道、2007年1月30日 。2016年3月3日閲覧。
- ^ “駅の情報|学研奈良登美ヶ丘”. 近畿日本鉄道. 2021年9月29日閲覧。
- ^ 駅別乗降人員 けいはんな線 - 近畿日本鉄道
- ^ 奈良市統計書「統計なら」
- ^ 奈良県統計年鑑
- ^ 奈良県統計年鑑(平成19年)
- ^ 奈良県統計年鑑(平成20年)
- ^ 奈良県統計年鑑(平成21年)
- ^ 奈良県統計年鑑(平成22年)
- ^ 奈良県統計年鑑(平成23年)
- ^ 奈良県統計年鑑(平成24年)
- ^ 奈良県統計年鑑(平成25年)
- ^ 奈良県統計年鑑(平成26年)
- ^ 奈良県統計年鑑(平成27年)
- ^ 令和元年度 奈良市統計書「統計なら」 第12章 通信および運輸-近鉄乗車人員 (xls 15KB)
- ^ 令和2年度 奈良市統計書「統計なら」 第12章 通信および運輸-近鉄乗車人員 (xls 15KB)
- ^ “登美ヶ丘リハビリテーション病院”. www.tomigaoka-rh.jp. 2022年1月20日閲覧。
- ^ “K-TERRACE 学研奈良登美ヶ丘(生駒市)-近鉄の賃貸レジデンス”. www.kintetsu-re.co.jp. 2022年1月20日閲覧。
- ^ “イオンモール奈良登美ヶ丘周辺の時間貸駐車場 |タイムズ駐車場検索”. times-info.net. 2022年1月20日閲覧。
- ^ “全国小売流通特集:小売最前線・近畿エリア=06年後半、大型出店ラッシュ”. 日本食糧新聞(日本食糧新聞社). (2006年7月28日)
固有名詞の分類
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