学研奈良登美ヶ丘駅 歴史

学研奈良登美ヶ丘駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/21 13:19 UTC 版)

歴史

年表

駅名の由来

「学研奈良登美ヶ丘」の「学研」は、関西文化学術研究都市の略称である。一方「登美ヶ丘」とは、駅南方一帯に広がる住宅地を指し、その名は大和国添下郡北部の古称、「鳥見郷(登美郷)」に由来する。「とみ」は「鳥見」、「登美」、「登弥」などとも表記され、「登美」「鳥見」「富」など現在の奈良市西部から生駒市東部の地名にも連なる。さらに、鳥見郷の名は、古代神道における葬祭の一種、鳥葬に由来し、「とみ」には「黄泉」へ上る意味があったともいう。神話における物部氏の祖、饒速日命は、鳥見の白庭山へ遷したという記述があるが、その鳥見の白庭山も奈良市西部から生駒市東部にかけての地域であったとされ、現在の登美ヶ丘白庭台に重なる。

駅名の由来となった登美ヶ丘は旧生駒郡平城村と旧生駒郡富雄町に跨り、住宅地開発は両町村が奈良市編入後の1960年から近鉄グループ近鉄不動産の手で開始された。駅周辺を除く北登美ヶ丘地区の宅地造成は、1980年代から行われている。


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