女王陛下のプティアンジェ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/01 23:01 UTC 版)
作品概要
19世紀中期、ヴィクトリア女王治下のイギリスを舞台とした物語。紛失した女王の装身具を見つけ出した功績により勅許の勲章を受けた、12歳の少女探偵アンジェ・アイリントンの活躍を描いている(ちなみにシャーロック・ホームズは19世紀後半が舞台である)。
日本アニメーション制作ということになっているが、実際には2年前にタツノコプロから独立したばかりであった葦プロダクションが制作している。
登場人物
- アンジェ・アイリントン
- 声 - 潘恵子
- 本作の主人公。お転婆で好奇心旺盛な少女。インド総督・チャールズ卿の娘であり、父チャールズと母ソフィアとは離れて暮らしている。
- ビクトリア女王の無くなった宝石を見つけ出した功績により、スコットランドヤードと同じように事件の捜査を行うことを許されるようになった(第一話で授与された、勅許の証であるペンダント形勲章を首から提げている)。鋭い観察力とひらめきで様々な事件を解決する。
- ジャクソン
- 声 - 永井一郎
- スコットランドヤードの警部。
- 正義感はあるが、少々抜けていて誤った推理を行うことが多々ある。アンジェにいつも先に謎を解決されてしまうため、彼女をライバル視している。
- マイケル
- 声 - 曽我部和行
- スコットランドヤードの若き刑事。いつもジャクソン警部とともに事件を捜査をしている。ジャクソン警部と違い、アンジェのことを信頼しており協力的。
- バーバラ
- 声 - 麻生美代子
- アンジェの祖母。離れて暮らしているアンジェの両親に代わり、アンジェの面倒を見ている。あらゆる事件に首を突っ込むアンジェのことをいつも心配している。
- フランク
- 声 - 中野聖子
- アンジェと同じくらいの年の少年。父のアルフレッドとともにアンジェの屋敷に仕えている。アンジェのことを慕っており、彼女の頼みは何でも聞く。
- ポピンズ
- 声 - 菊池紘子
- アンジェの先生。たびたび勉強を抜け出すアンジェに手を焼いている。
- ベンジャミン
- 声 - 肝付兼太
- アンジェの屋敷の執事。
- アルフレッド
- 声 - 水鳥鉄夫
- フランクの父親。フランクとともにアンジェの屋敷に仕えている。
スタッフ
- 製作 - 本橋浩一
- 監督 - 黒川文男
- 脚本構成 - 山本優
- キャラクターデザイン - 高橋資祐
- 音楽 - 筒井広志
- 作画監督 - 田中保
- 美術監督 - 新井寅雄
- 色彩設定 - 向井稔
- 編集 - 相原義彰、辺見俊夫(第14話 - 第26話)
- 録音ディレクター - 小松亘弘
- スタジオ - 太平スタジオ
- 録音 - オムニバスプロモーション
- 制作担当 - 加藤博
- プロデューサー - 大場伊紘
- 制作協力 - 葦プロダクション(佐藤俊彦)
- 企画 - 日本アニメーション株式会社
- 制作 - 日本アニメーション、朝日放送
- ^ “Discogs”. 2023年4月30日閲覧。
- ^ 『秋田魁新報』1978年6月テレビ欄。
- ^ 『河北新報』1979年3月3日 - 5月5日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 『福島民報』1977年12月13日 - 1978年6月27日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 『福島民報』1978年11月24日 - 1979年5月24日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 『日刊スポーツ』1978年7月15日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 「全国放映リスト」『アニメージュ』1978年12月号、徳間書店、51頁。
- ^ 『静岡新聞』1978年7月1日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 『北國新聞』1978年6月テレビ欄。
- ^ 『中日新聞』1978年6月テレビ欄。
- ^ a b 『山陽新聞』1978年6月テレビ欄。
- ^ 『愛媛新聞』1978年6月テレビ欄。
- ^ 『高知新聞』1978年6月テレビ欄。
- ^ a b 『南日本新聞』1978年3月8日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 『長崎新聞』1978年6月テレビ欄。
固有名詞の分類
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