大阪府 生活・交通

大阪府

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/17 04:47 UTC 版)

生活・交通

警察

消防

交通

鉄道

大阪駅南側
私鉄駅では日本最大の番線を持つ、阪急電鉄大阪梅田駅

東京都・神奈川県奈良県沖縄県と同じく、府内の鉄道路線が全て電化されている。ただし、西日本旅客鉄道(JR西日本)の大阪発播但線経由の特急「はまかぜ」、大阪発高山本線経由の特急「(ワイドビュー)ひだ」と、京都発で新大阪駅、大阪駅に停車し、山陽本線智頭急行因美線を経由する特急「スーパーはくと」は東海道本線で府内を通るが、大阪府外で非電化区間を通るため気動車が使用されている。またJRの路線は神奈川県・香川県・滋賀県と同じくすべて幹線で、地方交通線は存在しない。なお、JR西日本の大阪近郊区間を中心としたアーバンネットワークエリアでは、IC乗車カードの「ICOCA」が導入されている(一部路線・区間を除く)。

大阪府内の鉄道路線網は私鉄の割合が大きく、「私鉄王国・関西」と呼ばれる。また、それら在阪の電鉄各社は百貨店ホテルなどの多角的な経営を行っている。さらに2006年10月には阪急と阪神が経営統合し、阪急阪神東宝グループが誕生した。私鉄各社や大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro) などでは、関西共通カードシステム「スルッとKANSAI」「PiTaPa」(いずれも一部路線・区間を除く)が利用可能である。また、自動改札機の整備率は高く、北千里駅は日本で初めて設置された駅である。全国で唯一、全ての鉄軌道線で交通系ICカード全国相互利用サービスに対応したICカードが使える都道府県である。

新幹線の駅は新大阪駅が府内で唯一である。ただし、高槻市や枚方市などの北東部地域では、東海道新幹線への乗り継ぎは京都府の京都駅を利用するのが主流となっている。大阪市内を走るOsaka Metro御堂筋線やJR大阪環状線沿線には複数のターミナル駅が形成され、府内広域へのアクセスのみならず、隣接府県へのアクセス拠点にもなっている。例えば、梅田地区の鉄道駅(大阪駅、梅田駅など)は西日本最大のターミナル駅であり、神戸市・京都市のそれぞれの繁華街へは、三宮まで最短約20分(JR利用)、四条河原町(阪急利用)まで約40分で行くことができる。

ターミナル駅
大阪府内の連絡
隣接府県への連絡
国内主要都市への連絡

バス

このほか、自治体が民間事業者に委託し運行しているコミュニティバスもある。

道路

冬季、大阪府内の平野部の道路は積雪がめったにないため、自動車タイヤは一年を通してラジアルタイヤで走行できる。

有料道路
一般国道
主要地方道・一般府道

空港

京阪神都市圏の主要空港である関西三空港のうち、2空港が大阪府内に存在する。残る1つは神戸空港で、神戸市ポートアイランド沖に存在する。

  • 大阪国際空港(大阪空港・伊丹空港) - 「大阪第二飛行場」として1939年に開港。府内豊中市と池田市、兵庫県伊丹市にまたがる空港。下記の関西国際空港開港後も“大阪国際空港”が正式名称だが、わずかな例外[注釈 11] を除いて国際線の就航はなく、国内線専用の基幹空港として利用されている。
  • 関西国際空港(関西空港・関空) - 1994年に泉州沖に開港。関西三空港で唯一定期国際線が就航しており、関西における日本の空の玄関口として毎年数百万人[注釈 12]外国人観光客が訪れる。大阪国際空港に比べて便数は少ないが、国内線網も充実している。
  • 八尾空港 - 1933年に現在の八尾市に阪神飛行学校の養成施設として設置。中小規模空港で定期便はない[注釈 13] が、ゼネラル・アビエーションの拠点であり、自家用飛行機などを所有する一部の富裕層も利用している。自衛隊大阪府警をはじめ、公共機関も利用する。

港湾

分類 港湾
国際戦略港湾
国際拠点港湾
重要港湾
地方港湾
  • 二色港
  • 泉佐野港
  • 泉州港
  • 尾崎港
  • 淡輪港
  • 深日港
漁港
  • 堺(出島)漁港
  • 石津漁港
  • 高石漁港
  • 岸和田漁港
  • 佐野漁港(佐野食品コンビナート)
  • 田尻漁港
  • 岡田漁港
  • 西鳥取漁港
  • 下荘漁港
  • 淡輪漁港
  • 深日漁港
  • 小島漁港

医療・福祉

  • 大阪維新の会は、大阪がん循環予防センターの協力を得て、レセプトデータの分析結果を下に、医療サービス向上の為に必要な予算を捻出する為、病院の経営の見直しを行った[27]
  • 2019年に全国で初めて「小児がん患者の治療費」を公費で負担する制度が、確立された。大阪重粒子線センターでは、放射線をがん細胞に集中して当てる重粒子線治療を行っているが、「小児がん患者の治療費」は、現在、公的医療保険が適用されていない[28]。 

災害拠点病院

保育所

教育

  • 大阪府は、「私立高校は原則無償化」されている。大阪維新の会は、「大阪府議会議員の定数削減」や「問題のある職員を処分する」などをし、予算を確保し、無償化を実現した[29]
  • 大阪府内の大学間の交流、大阪経済界との交流、大阪府内の高校との交流、インターンシップの普及などを目的とした組織として、大学コンソーシアム大阪がある。また、南大阪地域の大学・短期大学による同様の組織として、南大阪地域大学コンソーシアムがある。

大学

国立大学法人
公立大学法人
私立大学
外国の大学の分校

このほか復旦大学が拠点を開設予定、との報道があった[30]

短期大学

高等専門学校

専修学校

特別支援学校

高等学校

中学校

小学校

幼稚園

学会

  • 日本家庭医療学会 - 主たる事務所が西区に存在する

マスメディア

新聞社・通信社

放送局

全国ネットの番組はもちろんのこと、関西2府4県向けのローカル番組も積極的に制作している局が多い。ほとんどが全国ネットワークにおける準キー局に位置付けられている。。

広域放送・県域放送・外国語放送

放送対象地域はNHK大阪(総合・FM)、テレビ大阪とエフエム大阪、FM802は大阪府内のみ。FM COCOLOは府内では大阪市・堺市・東大阪市・関西国際空港。他は近畿広域圏(2府4県)。NHK・読売テレビを除くテレビ局は、民放テレビが1局しかない徳島県でもほとんどのケーブルテレビで配信されている。

地上デジタルテレビ・FMラジオの親局送信所・およびFM補完放送のメイン中継局については、大阪府以外も放送対象地域に含む各局は生駒山に置かれている。NHK大阪放送局の総合テレビも府域放送であるが生駒山に設置されている。大阪府のみが放送対象地域の局は、テレビ大阪は生駒山の西麓に、FM各局は大東市の飯盛山に共同設置されている。

大阪府内におけるradikoでのラジオ聴取は大阪府内に所在する局に加え、ラジオ関西Kiss FM KOBEKBS京都も、無料聴取が可能となっている。

コミュニティ放送

ケーブルテレビ

大阪府において業務を行うケーブルテレビは合従連衡が進み、以下のグループに集約されている。

大阪府内でHFC方式のケーブルテレビが視聴できないのは高石市、豊能郡(能勢町・豊能町)、南河内郡(河南町・太子町・千早赤阪村)、枚方市と茨木市の山間部のみ。これらの地域には代替としてFTTH方式のeo光テレビが視聴できる。枚方市はかつてケイ・キャットが提供していたがケイ・オプティコムとの合併、HFC設備の老朽化により提供廃止。




注釈

  1. ^ 地方行政機関としての裁判所であり、司法権を行使する裁判所とは性格が異なる。詳細については「裁判所 (地方制度)」を参照。
  2. ^ 阪神・淡路大震災では、大阪管区気象台で観測された震度は4であったが、それは気象台が強固な上町台地に位置していたためで、大阪市内の大半の地域においては、実際の震度は現在の基準に換算すると5強相当(西淀川区など一部地域では震度6弱相当)であったとされている。
  3. ^ 借換債 にする。
  4. ^ 臨時財政対策債は、国が地方に交付する地方交付税の代替制度のこと。
  5. ^ 登記上の本社は京都府綾部市
  6. ^ 登記上の本店は岡山県倉敷市
  7. ^ 登記上の本店は岡山県倉敷市。
  8. ^ 2008年からは、日本での持株会社であるバイエル株式会社も大阪市に本社を移転した。
  9. ^ 本店は、東京都。
  10. ^ 正式には高野線の一部区間であるが、岸里玉出駅で運行が分断されていて、高野山方面への直通運転は配線上不能となっている。
  11. ^ 要人利用や大阪国際空港での整備目的での飛来、特殊なチャーター便などが該当する。
  12. ^ 関西国際空港の項目を参照のこと。
  13. ^ ただし、過去に日東航空が定期便を運航していた。
  14. ^ 近畿日本鉄道株式会社所有の4件(奈良県・大和文華館保管)を含む。

出典

  1. ^ 大阪府民経済計算” (日本語). 大阪府. 2021年9月5日閲覧。
  2. ^ 20年あいちの動き -県内総生産及び県民所得・経済成長率・県一般会計歳入決算額- - 愛知県”. www.pref.aichi.jp. 2021年9月5日閲覧。
  3. ^ “「The Global Liveability Index」”. (2019年度版). http://www.eiu.com/topic/liveability 2021年3月20日閲覧。 
  4. ^ 難波高津宮 - 陵墓探訪記(2017年10月5日 午後3時04分(JST)閲覧)
  5. ^ 昭和63年面積調 (PDF) - 国土地理院
  6. ^ 香川県 - 東京書籍
  7. ^ 平成25年10月1日現在の面積 (PDF) - 国土地理院
  8. ^ 大阪府/私のまち 隣のまち
  9. ^ 全国都道府県市区町村別面積調 国土地理院 2013年11月28日閲覧
  10. ^ 近畿地方の東西南北端点と重心の経度緯度 国土地理院 2013年2月22日閲覧
  11. ^ 大阪府 市区町村の役所・役場及び東西南北端点の経度緯度(世界測地系) 国土地理院 2013年2月22日閲覧
  12. ^ 我が国の人口重心 -平成22年国勢調査結果から- 統計局 2013年2月22日閲覧
  13. ^ 自称としては『大阪市歌』(1921年大正10年〉制定、作詞:堀沢周安)
  14. ^ 平成27年国勢調査”. 総務省統計局 (2016年10月26日). 2017年7月22日閲覧。
  15. ^ “【大阪府】14年度「健康情報拠点推進事業」‐情報提供など成果上げる”. 薬事日報. (2015年4月21日). オリジナルの2015年4月23日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20150423122333/http://www.yakuji.co.jp/entry43080.html 2015年4月21日閲覧。 
  16. ^ 総務省 平成18年度 実質公債費比率の算定結果(速報)PDF同HTML
  17. ^ “大阪府、2600億円「赤字隠し」 再建団体回避狙う”. 朝日新聞. (2007年12月30日). オリジナルの2007年12月30日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20071230181725/http://www.asahi.com/politics/update/1229/OSK200712290039.html 2012年10月15日閲覧。 
  18. ^ 財務ハイライト - 大阪府の主な財政状況の推移 2007年 - 2010年(平成22年度)
  19. ^ “「不適切だが、やむを得なかった」 赤字隠しで太田知事”. 朝日新聞. (2008年1月4日). オリジナルの2015年4月23日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20150423124501/http://www.sankei.com/west/news/140307/wst1403070005-n1.html 2014年4月15日閲覧。 
  20. ^ “【出直し市長選】橋下氏、都構想の財政効果アピール”. 朝日新聞. (2014年3月7日). オリジナルの2015年4月23日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20150423124501/http://www.sankei.com/west/news/140307/wst1403070005-n1.html 2014年4月15日閲覧。 
  21. ^ 高橋 洋一『大阪維新の真相』中経出版、2012年、155頁。ISBN 9784806144632
  22. ^ 高橋 洋一『大阪維新の真相』中経出版、2012年、156頁。ISBN 9784806144632
  23. ^ 平成23年(2011年)11月28日大阪府選挙管理委員会告示第176号「平成23年11月27日執行の大阪府知事選挙における当選人の決定」:『大阪府公報』 平成23年(2011年)11月30日 第3510号
  24. ^ World Economic Outlook Database
  25. ^ The Global Financial Centres Index https://www.longfinance.net/programmes/financial-centre-futures/global-financial-centres-index/
  26. ^ 平成29年度 大阪府民経済計算(確報)”. 大阪府 総務部 統計課 情報企画グループ (2020年2月7日). 2020年9月閲覧。
  27. ^ 上山信一、紀田馨『検証大阪維新改革: 橋下改革の軌跡』ぎょうせい、2015年、328-354頁。ISBN 978-4-324-10064-6
  28. ^ “小児がんの重粒子線治療費を最大全額補助する制度 大阪府が全国で初めて”. MBSニュース. (2019年4月2日). https://www.mbs.jp/news/kansainews/20190402/GE000000000000027209.shtml 2019年4月3日閲覧。 
  29. ^ 高橋 洋一『大阪維新の真相』中経出版、2012年、160-161頁。ISBN 9784806144632
  30. ^ 2008年から大阪市北区に修士課程教授拠点を開設予定
  31. ^ 羽曳野市ホームページ
  32. ^ 国指定文化財等データベース 史跡名勝天然記念物:大阪府
  33. ^ 大阪府の重要文化財
  34. ^ 大阪府の重要文化財
  35. ^ 大阪の建物、歴史香る――登録有形文化財が最多(日経)
  36. ^ a b 大阪府府民文化部都市魅力創造局国際課






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