共和国議会 (ポルトガル)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/12 01:30 UTC 版)
構成
議員の数は、当初250人とされていたが、1989年の憲法改正により180人から230人までとなった。議員は4年に1度の選挙によって選ばれる。22の選挙区があり、その内訳は本土に18、アゾレス、マデイラの自治区にそれぞれ1つずつ、海外在住のポルトガル人のために2つが設置されている。海外在住ポルトガル人のための2選挙区を除き、選出される議員はドント方式の比例代表制によって決定される。選挙区によって議員の数は大きく異なり、例えばリスボン県は48人、ポルタレグレ県は2人である。なお現在、定数削減をした上で小選挙区制を加味した選挙制度への改正が議論されているが、推進派の社会党と社民党の間で妥協が成立せず実現には至っていない[3]。
党派 | 議席数 | |
---|---|---|
社会民主党(PPD/PSD) | 78 | |
社会党(PS) | 78 | |
シェーガ(CH) | 50 | |
リベラル・イニシアティヴ(IL) | 8 | |
左翼ブロック(BE) | 5 | |
ポルトガル共産党(PCP) | 4 | |
リヴレ(L) | 4 | |
民主社会中道・人民党(CDS-PP) | 2 | |
人民・動物・自然(PAN) | 1 |
脚注
参考文献
- Pagina Principal do side do Paramento(共和国議会ホームページ)
- CLAIR REPORT NUMBER 274 (2005年10月14日)『ポルトガルの地方自治』(自治体国際化協会)
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